前場コメント No.4 INPEX、JAL、島津製、ツクイスタッフ、キッコーマン、クレハ
★9:17 INPEX-急落 NY原油先物価格3.7%安 オーストリアでロックダウン実施など懸念
INPEX<1605.T>が急落。原油先物価格の下落が材料視されている。19日の12月限WTI原油先物価格は終値で前営業日比2.91ドル(3.7%)安の1バレル=76.10ドルとなった。オーストリア政府がロックダウンの実施を発表するなど、欧州の新型コロナウイルスの感染再拡大で、原油需要が減少するとの見方から売りが出た。
原油先物価格の下落を受け、同社株価は安いところで前日比6%安の903円まで下げる場面があった。
INPEX<1605.T>が急落。原油先物価格の下落が材料視されている。19日の12月限WTI原油先物価格は終値で前営業日比2.91ドル(3.7%)安の1バレル=76.10ドルとなった。オーストリア政府がロックダウンの実施を発表するなど、欧州の新型コロナウイルスの感染再拡大で、原油需要が減少するとの見方から売りが出た。
原油先物価格の下落を受け、同社株価は安いところで前日比6%安の903円まで下げる場面があった。
★9:26 JALなど-空運株が軟調 オーストリア再ロックダウン 米ボーイング6%安
日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運株が軟調。19日の米国市場において、航空機のボーイングが大きく下落したことなどが嫌気されている。
19日の米国株は、ナスダックが続伸する一方、ダウ平均が268.97ドル安(-0.75%)と3日続落。オーストリア政府が19日、22日から全土でロックダウン(都市封鎖)を再実施すると発表したことから新型コロナ感染の再拡大を嫌気した売りが優勢となり、ボーイングは6%近い下落、クルーズ船運航のカーニバルも2%超の下げとなった。
このことを受け、国内の空運株も売りが優勢となっている。エアトリ<6191.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>など旅行関連も大きく下落している。
日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運株が軟調。19日の米国市場において、航空機のボーイングが大きく下落したことなどが嫌気されている。
19日の米国株は、ナスダックが続伸する一方、ダウ平均が268.97ドル安(-0.75%)と3日続落。オーストリア政府が19日、22日から全土でロックダウン(都市封鎖)を再実施すると発表したことから新型コロナ感染の再拡大を嫌気した売りが優勢となり、ボーイングは6%近い下落、クルーズ船運航のカーニバルも2%超の下げとなった。
このことを受け、国内の空運株も売りが優勢となっている。エアトリ<6191.T>、エイチ・アイ・エス<9603.T>など旅行関連も大きく下落している。
★9:29 島津製作所-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 需要は新型コロナでポジティブに変化
島津製作所<7701.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、需要は新型コロナでポジティブに変化、安定成長が続くと予想。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は5200円→5700円に引き上げた。
エクイティストーリーは「計測機器事業の質量分析計を中心としたラインナップ拡張に伴う安定的な利益成長継続による営業最高益更新」と指摘。新型コロナ影響で20/3期に続き更新中断とみていた21/3期は過去最高益を更新、22/3期も2桁増益で過去最高益更新を予想している。背景には、医薬品原薬を中国などに依存するリスクが、新型コロナ感染拡大に伴う工場停止や国際物流網の寸断によって浮かび上がったことがあるという。自国内で医薬品原薬を製造しようとする動きは今後も継続する可能性が高いとコメントしている。
島津製作所<7701.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、需要は新型コロナでポジティブに変化、安定成長が続くと予想。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は5200円→5700円に引き上げた。
エクイティストーリーは「計測機器事業の質量分析計を中心としたラインナップ拡張に伴う安定的な利益成長継続による営業最高益更新」と指摘。新型コロナ影響で20/3期に続き更新中断とみていた21/3期は過去最高益を更新、22/3期も2桁増益で過去最高益更新を予想している。背景には、医薬品原薬を中国などに依存するリスクが、新型コロナ感染拡大に伴う工場停止や国際物流網の寸断によって浮かび上がったことがあるという。自国内で医薬品原薬を製造しようとする動きは今後も継続する可能性が高いとコメントしている。
★9:32 ツクイスタッフ-大幅高 厚生労働省より「令和3年度介護保険指導監督等職員等研修事業」を受託
ツクイスタッフ<7045.T>が大幅高。同社は19日、厚生労働省より「令和3年度介護保険指導監督等職員等研修事業」を受託したと発表した。
同社は、同事業における研修の撮影・編集作業の実施に加えて、同社が運営するeラーニングサービス「E care labo(イーケアラボ)」のシステムを用いて研修を実施するとしている。
ツクイスタッフ<7045.T>が大幅高。同社は19日、厚生労働省より「令和3年度介護保険指導監督等職員等研修事業」を受託したと発表した。
同社は、同事業における研修の撮影・編集作業の実施に加えて、同社が運営するeラーニングサービス「E care labo(イーケアラボ)」のシステムを用いて研修を実施するとしている。
★9:35 キッコーマン-シティが目標株価引き上げ 株価は上昇したが業績目線/PERに上昇余地
キッコーマン<2801.T>が反落。シティグループ証券では、株価は上昇したが業績目線/PERに上昇余地と指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価は9200円→10800円に引き上げた。
Q2決算を踏まえ、業績予想を見直した。株価は約3ヶ月で18%上昇、TOPIXを13%アウトパフォームした一方(1)業績コンセンサスに上昇余地がある、(2)バリュエーションにも拡大余地がある、とし目標株価を引き上げた。
キッコーマン<2801.T>が反落。シティグループ証券では、株価は上昇したが業績目線/PERに上昇余地と指摘。投資判断は「買い」を継続、目標株価は9200円→10800円に引き上げた。
Q2決算を踏まえ、業績予想を見直した。株価は約3ヶ月で18%上昇、TOPIXを13%アウトパフォームした一方(1)業績コンセンサスに上昇余地がある、(2)バリュエーションにも拡大余地がある、とし目標株価を引き上げた。
★9:35 クレハ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 22/3期以降の業績予想を増額
クレハ<4023.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、22/3期以降の業績予想を増額。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8900円→10700円に引き上げた。
フッ化ビニリデン樹脂(PVDF、機能製品部門)の売上高予想を再度引き上げた。21/3期のPVDF 売上高を180億円程度と推定。PVDFの原料価格は従来想定以上に上昇しているが、転嫁値上げも従来想定以上に進みそうなことから、22/3期の売上高予想を246億円から268億円(YoY+49%)に引き上げた。22/3期の営業利益は220億円(YoY+27%)と、計画195億円を上回ると予想している。
クレハ<4023.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、22/3期以降の業績予想を増額。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は8900円→10700円に引き上げた。
フッ化ビニリデン樹脂(PVDF、機能製品部門)の売上高予想を再度引き上げた。21/3期のPVDF 売上高を180億円程度と推定。PVDFの原料価格は従来想定以上に上昇しているが、転嫁値上げも従来想定以上に進みそうなことから、22/3期の売上高予想を246億円から268億円(YoY+49%)に引き上げた。22/3期の営業利益は220億円(YoY+27%)と、計画195億円を上回ると予想している。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ