〔Market Flash〕S&P500が調整局面入りなら下値めどは4500ポイント前後か~みずほ

2021/11/26(金) 13:06
【13:05】S&P500が調整局面入りなら下値めどは4500ポイント前後か~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、S&P500指数について考察している。2021年のS&P500における上値は25日線+5%程度、下値は25日線-3%前後にとどまっていると指摘。足元ではハイテク株を中心に高値警戒感もくすぶるが、仮に調整となれば、25日線-3%前後や、直近安値から高値の半値押し水準となる4500ポイント前後が下値のめどになると推測している。また、2021年における7回の調整局面の平均下落率は-3.3%で、これを11月18日高値に当てはめると、下値めどは4540ポイント台になるとのこと。これらの点からみずほでは、S&P500の下値めどは4500~4550ポイント前後とみており、仮に調整しても一時的で、自律調整の域にとどまると考えている。 【10:20】戦略備蓄放出も原油が本格的に落ち着くのは来春か~みずほ  みずほ証券では、原油価格について考察している。原油価格は欧州での石油需要の減少懸念や、戦略備蓄放出など上値を抑制する要因はあるものの、目先は高止まりの展開を予想。OPECプラスは段階的な増産を続ける見込みだが、米国の備蓄放出を受けて、今後は増産ペースを緩める可能性があると指摘している。一方、冬場の需給ひっ迫を乗り切れば、2022年春頃には需給が改善に向かうとみている。脱炭素化による供給制約や備蓄放出などから目先の原油価格が乱高下したとしても、来年にかけては徐々に値動きが落ち着くと予想。2022年3月の想定レンジは1バレル65~100ドルとしている。 【9:30】OECD見通しで日本株は出遅れ解消も~大和  大和証券では、12月1日に発表されるOECDの世界経済見通しに注目している。今年は発表時に緊急事態宣言が発出されており、日本は相対的に悪い見通しが続いていた。しかし、今回は日本の見通しが相対的に良くなると大和では予想している。足元の感染状況は欧米が悪化して一部ロックダウンとなる一方、日本の感染は抑制されている。加えて、追加経済対策が織り込まれれば、大幅な改善にもなり得る。実際、内閣府はGDPの押し上げ効果を+5.6%と試算しているとのこと。大和では、今回のOECD見通しをきっかけに、日本株が出遅れを解消する可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配は博報堂DY、住阪セメ、スズケン、アズビルが高い気配値  主力株の寄り前気配では、博報堂DY<2433>+10.00%、住阪セメ<5232>+9.31%、スズケン<9987>+8.39%、アズビル<6845>+6.54%、キヤノンMJ<8060>+6.52%、シチズンHD<7762>+6.13%、グローリー<6457>+5.90%、カカクコム<2371>+4.40%、北越紀州<3865>+4.12%、ADEKA<4401>+3.52%などが高い気配値。  一方、日通<9062>-6.34%、三和HD<5929>-5.79%、積水化<4204>-4.98%、テルモ<4543>-4.38%、NTTデータ<9613>-3.88%、邦ガス<9533>-3.88%、豊通商<8015>-3.49%、伊藤忠<8001>-3.02%、ニッコンHD<9072>-3.01%、日産化<4021>-2.81%などが安い気配値となっている。
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