前場コメント No.4 日産自、カプコン、トクヤマ、トリニ工、メック、TOWA
★9:06 日産自動車-続落 1Q営業益98%増 小売販売台数見通しは引き下げ
日産自動車<7201.T>が続落。同社は26日に、24.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1286億円(前年同期比98.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1151億円。
中国での販売台数は新型コロナウイルス感染症や販売競争激化の影響を受けて減少したが、その他の地域の販売台数は前年比で大きく増加した。さらに、適正な価格設定を行い、財務規律を徹底したことに加え、円安も追い風になったとしている。
通期の小売販売台数見通しについては、前回の4000万台から3700万台に引き下げた。中国の小売販売台数見通しを1130万台から800万台に引き下げたことが主因となっている。
株価は、小売販売台数見通しの引き下げや足元で円高が進行していること、さらに決算期待で上昇していたことなどにより、売りが優勢となっている。
日産自動車<7201.T>が続落。同社は26日に、24.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1286億円(前年同期比98.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1151億円。
中国での販売台数は新型コロナウイルス感染症や販売競争激化の影響を受けて減少したが、その他の地域の販売台数は前年比で大きく増加した。さらに、適正な価格設定を行い、財務規律を徹底したことに加え、円安も追い風になったとしている。
通期の小売販売台数見通しについては、前回の4000万台から3700万台に引き下げた。中国の小売販売台数見通しを1130万台から800万台に引き下げたことが主因となっている。
株価は、小売販売台数見通しの引き下げや足元で円高が進行していること、さらに決算期待で上昇していたことなどにより、売りが優勢となっている。
★9:06 カプコン-買い気配 1Q営業益99%増 デジタルコンテンツ事業の販売本数増が寄与
カプコン<9697.T>が買い気配。同社は26日に、24.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は240.5億円(前年同期比99.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは171.1億円。
主力シリーズの大型タイトル(「ストリートファイター6」)の投入や、デジタル販売を通じたリピートタイトルの積極的な販売推進により、グローバルに販売本数の増加を図った。これにより、1Qにおけるデジタルコンテンツ事業の販売本数が1350万本と前年同期1170万本を上回ったことが寄与した。
カプコン<9697.T>が買い気配。同社は26日に、24.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は240.5億円(前年同期比99.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは171.1億円。
主力シリーズの大型タイトル(「ストリートファイター6」)の投入や、デジタル販売を通じたリピートタイトルの積極的な販売推進により、グローバルに販売本数の増加を図った。これにより、1Qにおけるデジタルコンテンツ事業の販売本数が1350万本と前年同期1170万本を上回ったことが寄与した。
★9:09 トクヤマ-4日ぶり反落 1Q経常益21%減 為替差益の減少など響く
トクヤマ<4043.T>が4日ぶり反落。同社は27日、24.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は56.5億円(前年同期比20.5%減)だったと発表した。
セメントや化学品などの販売価格上昇や、ライフサイエンス関連製品の販売が堅調に推移したことで小幅な営業増益となった。一方、為替差益や持分法による投資利益の減少などにより経常減益となった。
トクヤマ<4043.T>が4日ぶり反落。同社は27日、24.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は56.5億円(前年同期比20.5%減)だったと発表した。
セメントや化学品などの販売価格上昇や、ライフサイエンス関連製品の販売が堅調に推移したことで小幅な営業増益となった。一方、為替差益や持分法による投資利益の減少などにより経常減益となった。
★9:16 トリニティ工業-売り気配 1Q営業黒字転換も利益確定売り
トリニティ工業<6382.T>が売り気配。同社は26日、24.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.2億円の黒字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表した。設備部門の増益、自動車部品部門の黒字化が寄与した。上期計画に対する進ちょく率は92.7%。
なお、株価は上昇が続いていたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
トリニティ工業<6382.T>が売り気配。同社は26日、24.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4.2億円の黒字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表した。設備部門の増益、自動車部品部門の黒字化が寄与した。上期計画に対する進ちょく率は92.7%。
なお、株価は上昇が続いていたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。
★9:21 メック-三菱UFJMSが新規に「Buy」 先端パッケージ市場拡大による成長に期待
メック<4971.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、先端パッケージ市場拡大による成長は株価に織り込み切れていないと指摘。レーティングは新規に「Buy」とし、目標株価は4700円に設定した。
CPU用等の半導体パッケージにおける密着向上剤でシェア100%(三菱UFJ調べ)を有しており、大型化、多層化が進む半導体パッケージの需要拡大の恩恵を享受するとみている。今期業績は半導体パッケージ市場の調整及びサプライチェーン上での在庫調整等の影響から前年比減収減益を想定しているが、サプライチェーンでの在庫調整終了と生成AI普及を始めとするデータセンタ関連投資の増加により24/12期以降は増収増益に転じると予想している。
メック<4971.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、先端パッケージ市場拡大による成長は株価に織り込み切れていないと指摘。レーティングは新規に「Buy」とし、目標株価は4700円に設定した。
CPU用等の半導体パッケージにおける密着向上剤でシェア100%(三菱UFJ調べ)を有しており、大型化、多層化が進む半導体パッケージの需要拡大の恩恵を享受するとみている。今期業績は半導体パッケージ市場の調整及びサプライチェーン上での在庫調整等の影響から前年比減収減益を想定しているが、サプライチェーンでの在庫調整終了と生成AI普及を始めとするデータセンタ関連投資の増加により24/12期以降は増収増益に転じると予想している。
★9:23 TOWA-三菱UFJMSが新規に「Buy」 パワー半導体の底堅さと先端パッケージでの事業機会を評価
TOWA<6315.T>が大幅続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、パワー半導体の底堅さと先端パッケージでの事業機会を評価。レーティングは新規に「Buy」とし、目標株価は3600円に設定した。
中長期的な半導体及び製造装置市場の拡大及び先端パッケージ市場の成長等の恩恵を享受し得る事業構造を踏まえた。半導体封止及びパッケージ切断工程を主戦場とし、半導体製造装置市場においては需要変動の影響を受け易いポジションにいるという。しかし、車載電装化や生成AIの普及、省エネニーズの高まりや再生可能エネルギーの増加等による半導体市場成長に加え、近年の半導体の地産地消の動きや先端パッケージの広がりなどから、事業規模は拡大局面にあり、利益水準も切り上がっていると考えている。
TOWA<6315.T>が大幅続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、パワー半導体の底堅さと先端パッケージでの事業機会を評価。レーティングは新規に「Buy」とし、目標株価は3600円に設定した。
中長期的な半導体及び製造装置市場の拡大及び先端パッケージ市場の成長等の恩恵を享受し得る事業構造を踏まえた。半導体封止及びパッケージ切断工程を主戦場とし、半導体製造装置市場においては需要変動の影響を受け易いポジションにいるという。しかし、車載電装化や生成AIの普及、省エネニーズの高まりや再生可能エネルギーの増加等による半導体市場成長に加え、近年の半導体の地産地消の動きや先端パッケージの広がりなどから、事業規模は拡大局面にあり、利益水準も切り上がっていると考えている。
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