日本Ｍ＆Ａセンター－買い気配　3Q累計営業益1％増　自社株買いと優待廃止を発表

　日本Ｍ＆Ａセンターホールディングス<2127.T>が買い気配。同社は30日、24.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は112.3億円（前年同期比1.1％増）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は66.1％。 　 　成約件数について、全社一丸となって案件成約に邁進した結果、同期間300件の案件成約となり、四半期単位で最多の成約件数となったとしている。 　また、1000万株・70億円を上限とした自己株取得枠を設定することも発表した。取得期間は2024年1月31日～3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.1％となる。 　 　併せて、株主優待制度を廃止を発表した。毎年3月31日現在の当社株主名簿に記載または記録された1単元（100株）以上かつ1年以上継続保有されている株主に対して、一律に魚沼産コシヒカリ産直品5kgを贈呈していたが、2024年の株主優待商品の発送をもって終了するとしている。株主への公平な利益還元のあり方について慎重に検討を重ねた結果、今後は配当などによる利益還元に集約することとした。