前場コメント No.7 栗田工、ＨＥＮＮＧＥ、イーディーピ、ヤマエＧＨＤ、クリングル、ＭＳ＆ＡＤ
★9:40 栗田工業－急騰 3Q累計営業益10％増 新規連結やコスト低減など寄与
栗田工業<6370.T>が急騰。同社は9日、24.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益（IFRS）は305億円（前年同期比10.3％増）だったと発表した。市場コンセンサスは295億円。
一般水処理事業が4社の新規連結により増収となった。製品構成見直しやコスト低減などの収益性改善に取り組んだことも寄与した。
栗田工業<6370.T>が急騰。同社は9日、24.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益（IFRS）は305億円（前年同期比10.3％増）だったと発表した。市場コンセンサスは295億円。
一般水処理事業が4社の新規連結により増収となった。製品構成見直しやコスト低減などの収益性改善に取り組んだことも寄与した。
★9:41 ＨＥＮＮＧＥ－急騰 1Q営業益4.1倍 HENNGE Oneの売上高が伸長
ＨＥＮＮＧＥ<4475.T>が急騰。同社は9日に、24.9期1Q（10-12月）の連結営業利益は3.9億円（前年同期比4.1倍）だったと発表した。
売り上げ成長のドライバーとなるHENNGE Oneの売上高が伸長したことにより、増収となった。また、売上総利益率が上昇したことも寄与した。
ＨＥＮＮＧＥ<4475.T>が急騰。同社は9日に、24.9期1Q（10-12月）の連結営業利益は3.9億円（前年同期比4.1倍）だったと発表した。
売り上げ成長のドライバーとなるHENNGE Oneの売上高が伸長したことにより、増収となった。また、売上総利益率が上昇したことも寄与した。
★9:42 イーディーピー－ストップ安 未定だった通期営業損益は4億円の赤字見込む
イーディーピー<7794.T>がストップ安。同社は9日、未定としていた24.3期通期の営業損益予想を3.7億円の赤字（前期は12.8億円の黒字）だと発表した。
主力事業である種結晶において、主として、輸出貿易管理令の一部を改正する政令の施行に関係して、2023年4月以降、一時的に輸出を全面的に保留したことで、ユーザーが他社の種結晶への切り替えや、種結晶の自家生産へシフトしたことにより、輸出の保留をおこなう前の水準まで回復しなかったことが影響した。
24.3期3Q累計（4-12月）の営業損益は2.4億円の赤字（前年同期は10.6億円の黒字）だった。
イーディーピー<7794.T>がストップ安。同社は9日、未定としていた24.3期通期の営業損益予想を3.7億円の赤字（前期は12.8億円の黒字）だと発表した。
主力事業である種結晶において、主として、輸出貿易管理令の一部を改正する政令の施行に関係して、2023年4月以降、一時的に輸出を全面的に保留したことで、ユーザーが他社の種結晶への切り替えや、種結晶の自家生産へシフトしたことにより、輸出の保留をおこなう前の水準まで回復しなかったことが影響した。
24.3期3Q累計（4-12月）の営業損益は2.4億円の赤字（前年同期は10.6億円の黒字）だった。
★9:42 ヤマエＧＨＤ－急落 3Q累計最終益3％増 進捗は60％
ヤマエグループホールディングス<7130.T>が急落。同社は9日、24.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益が59.6億円（前年同期比3.4％増）だったと発表した。通期の会社計画100.0億円に対する進捗は59.6％。
外食需要増による業務用回復、グループ入りした子会社の業績取込みにより増収となったことが寄与した。株価は進捗の遅れを懸念した売りが優勢となっている。
ヤマエグループホールディングス<7130.T>が急落。同社は9日、24.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益が59.6億円（前年同期比3.4％増）だったと発表した。通期の会社計画100.0億円に対する進捗は59.6％。
外食需要増による業務用回復、グループ入りした子会社の業績取込みにより増収となったことが寄与した。株価は進捗の遅れを懸念した売りが優勢となっている。
★9:47 クリングル－ストップ安売り気配 1Q最終赤字拡大 「KP-100IT」第3相試験は主要評価項目未達
クリングルファーマ<4884.T>がストップ安売り気配。同社は9日、24.9期1Q（10-12月）の純損益は1.7億円の赤字（前年同期は1.6億円の赤字）だったと発表した。販管費の増加が響いた。
併せて、脊髄損傷急性期患者を対象とした組み換えヒトHGFタンパク質製剤「KP-100IT」の第3相臨床試験について、主要評価項目において統計学的有意差は認められなかったと発表した。
試験結果について、HGFの治験薬投与後6カ月に知覚・運動ともに完全麻痺の状態から損傷レベルより下位に知覚が残存するまでに回復した症例の割合が統計学的に有意な高い結果を示していることから、同社はHGFの脊髄損傷急性期に対する有効性は示されたと考えている。
今後、患者背景の差異を考慮してさらなる層別解析を行うなど、引き続き同試験データの詳細解析を行うとともに、2024年内を目標に医薬品製造販売の承認申請に向けて準備を進めるとしている。
株価は「KP-100IT」の試験結果を受けて売りが殺到している。
クリングルファーマ<4884.T>がストップ安売り気配。同社は9日、24.9期1Q（10-12月）の純損益は1.7億円の赤字（前年同期は1.6億円の赤字）だったと発表した。販管費の増加が響いた。
併せて、脊髄損傷急性期患者を対象とした組み換えヒトHGFタンパク質製剤「KP-100IT」の第3相臨床試験について、主要評価項目において統計学的有意差は認められなかったと発表した。
試験結果について、HGFの治験薬投与後6カ月に知覚・運動ともに完全麻痺の状態から損傷レベルより下位に知覚が残存するまでに回復した症例の割合が統計学的に有意な高い結果を示していることから、同社はHGFの脊髄損傷急性期に対する有効性は示されたと考えている。
今後、患者背景の差異を考慮してさらなる層別解析を行うなど、引き続き同試験データの詳細解析を行うとともに、2024年内を目標に医薬品製造販売の承認申請に向けて準備を進めるとしている。
株価は「KP-100IT」の試験結果を受けて売りが殺到している。
★9:48 ＭＳ＆ＡＤ－大幅高 金融庁が損保4社に政策株の売却要求 価格調整で問題視＝日経
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅高。10日付の日本経済新聞朝刊において、金融庁が同社傘下の三井住友海上火災保険など損害保険大手4社に政策保有株の売却を加速するよう求めたことが9日、わかったと報じられたことが材料。
記事によれば、同社傘下の三井住友海上、あいおいニッセイ同和損害保険、ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>傘下の損害保険ジャパン、東京海上ホールディングス<8766.T>傘下の東京海上日動火災保険の4社合計で、延べ5900社、6.5兆円（時価ベース）の政策保有株を保有しているもよう。株の持ち合いを通じた企業とのもたれ合いが一連の不正行為の温床になったとみて、踏み込んだ削減を求めるとしている。
政策保有株の売却により、資本効率の改善が一段と進むとの期待から、損保各社に買いが入っている。
ＭＳ＆ＡＤインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が大幅高。10日付の日本経済新聞朝刊において、金融庁が同社傘下の三井住友海上火災保険など損害保険大手4社に政策保有株の売却を加速するよう求めたことが9日、わかったと報じられたことが材料。
記事によれば、同社傘下の三井住友海上、あいおいニッセイ同和損害保険、ＳＯＭＰＯホールディングス<8630.T>傘下の損害保険ジャパン、東京海上ホールディングス<8766.T>傘下の東京海上日動火災保険の4社合計で、延べ5900社、6.5兆円（時価ベース）の政策保有株を保有しているもよう。株の持ち合いを通じた企業とのもたれ合いが一連の不正行為の温床になったとみて、踏み込んだ削減を求めるとしている。
政策保有株の売却により、資本効率の改善が一段と進むとの期待から、損保各社に買いが入っている。
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