前場コメント No.7 東ソー、リクルート、キタムラ、大同特殊鋼、出光興産など

2017/05/16(火) 11:30
★9:11  富士通-3日ぶり反発 ロボット事業に参入 20年に売上高300億円目指す
 富士通<6702.T>が3日ぶり反発。16日付の日経新聞朝刊で、同社がロボット事業に参入すると報じられた。
 10月をめどに対話型ロボットを企業や自治体向けに出荷するという。人工知能(AI)で個人の嗜好や感情を細かく分析できる特徴を前面に打ち出すとされる。ロボット関連事業で2020年度に売上高300億円を目指すもよう。

★9:11  東ソー・ディスコ・JR九州-買い先行 MSCI定期銘柄見直しで新規採用
 東ソー<4042.T>、ディスコ<6146.T>、JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が買い先行。MSCIスタンダードインデックスの四半期ごとの定期組み入れ銘柄見直しが発表され、日本銘柄では上記の3銘柄が新規採用となった。一方で、三菱倉庫<9301.T>、北陸電力<9505.T>の2銘柄が除外となった。

★9:12  夢展望-買い気配 1:2の株式分割を実施
 夢展望<3185.T>が買い気配。同社は16日、株式分割を行うと発表した。株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図るため。6月30日を基準日に、普通株式1株につき2株の割合で分割する。

★9:12  リクルート-大和が目標株価引き上げ 海外人材募集が堅調
 リクルートホールディングス<6098.T>が3日続伸。大和証券では、海外人材募集が堅調と判断。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を6100円→7900円と引き上げた。
 前17.3期通期実績は、売上高が前の期比15.8%増の1兆8399億円、EBITDAは同14.1%増の2308億円。引き続き、主要3セグメントはすべて増収増益での着地。
 今18.3期1QからIFRSを導入する。比較可能ベースでは、今18.3期計画は売上収益が前期比7.3%増収、EBITDAが同8.0%増益。大和では、今18.3期の売上高は2兆0976億円、EBITDAは2606億円を予想。当期利益は関係会社株式売却益218億円の反動により、1295億円となる見通し。

★9:12  キタムラ-反発 CCCと提携 新株式割り当てで21億0300万円調達
 キタムラ<2719.T>が反発。同社は15日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(大阪市)と資本業務提携を締結し、第三者割当で新株式を発行すると発表した。
 同社はカルチュア・コンビニエンス・クラブに新株式300万株(1株701円)を割り当てることで21億0300万円を調達する。既存イメージングビジネスの収益性向上および付加価値化のためのブランディングや、システム投資などに充当する。

★9:13  大同特殊鋼-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 品種構成高度化がみえつつある
 大同特殊鋼<5471.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、自動車機構変化恩恵により品種構成高度化がみえつつあると判断。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は560円→620円と引き上げた。
 機能・磁性材料事業を中心に、自動車の機構変化に伴う需要を着実にとらえており、品種構成の高度化がみえつつある。しかしながら、中計(16.3期~18.3期)で掲げた海外拡販は依然遅れ気味であり、19.3期以降の海外拡販は現状見込みにくい状況。
 三菱UFJMSでは今18.3期のステンレスや工具鋼の海外拡販に注目。国内はステンレスなど品種構成高度化が見えつつあるが、抜本的な収益構造の改善には高付加価値鋼の海外拡販が不可欠。今18.3期中に海外拡販における変化の兆しがみえると、来19.3期以降の次期中期経営計画では、『品種構成の高度化』という大きな変化につながってくる見込み。

★9:13  出光興産-続伸 今期8%営業減益見込む 前期は営業黒字転換
 出光興産<5019.T>が続伸。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を1240億円(前期比8.3%減)と発表した。石油製品マージンの回復を見込むものの、前期の在庫評価影響がはく落することなどが響く。市場コンセンサスは1249億円となっている。
 また、17.3期通期の連結営業損益は1352億円の黒字(前期は196億円の赤字)だった。油製品マージンの改善や資源事業での増益、前期では大幅な損失となっていた在庫評価影響が利益に転じたことなどが寄与した。


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