〔Market Flash〕ビットコインに調整完了の兆し、年後半の半導体復調の前振れか~大和

2018/07/18(水) 13:26
【13:25】ビットコインに調整完了の兆し、年後半の半導体復調の前振れか~大和  大和証券では、ビットコインの動向から半導体需要について考察している。思惑主導でビットコイン価格が反転し、マイニングなどの復調を通じて半導体需要を押し上げるのか、むしろ半導体市況の復調によってマイニングなどのコストが上昇し、ビットコイン需給が改善するのかは定かではないとしながらも、お互いに一定の関連はあるように思うとコメントしている。そのような中、足元でビットコインがダウントレンドを上抜け、三尊底を完成させたことに注目している。米国では今後、データセンター投資などが多くなると想定される。AI分野の先行投資競争期待や、新型iPhoneの発売なども鑑みると、年後半は半導体関連株の復調も期待される。大和では、その前振れの一つがビットコインの上昇であるかもしれないと考えており、今後の動きに注目している。 【12:50】中国の鉄鋼輸出は警戒レベルまで増加~SMBC日興  SMBC日興証券では、グローバル鉄鋼市況の動向についてリポートしている。6月の中国の鋼材純輸出量は5カ月連続で増加した。1月は年率換算で4073万トンであったが、6月は7183万トンまで増加したとのこと。熱延コイルの輸出価格は3月上旬のトン610ドルから前週末はトン580ドルまで下落している。SMBC日興では、内需が減速している上に、増産傾向が続き、輸出ドライブがかかりつつあると指摘している。また、人民元安も影響していると想定しており、この傾向が続くと国際市況に悪影響が出ると予想している。6月中国の固定資産投資や不動産投資は減速基調であったが、需要面でも不安材料が浮上したとコメントしている。 【10:55】FTSE All-World定期見直しを予想する~みずほ  みずほ証券では、FTSEが日本時間8月24日夜に発表予定のFTSE All-World定期見直しに関して、入れ替え銘柄を予想している。入れ替えは9月21日引け基準で実施される。日本株については、ファンケル(4921)、GMOインターネット(9449)、日本ユニシス(8056)など、最大18銘柄の新規採用を予想している。一方、除外については、コロプラ(3668)、三井E&SHD(7003)、ジャパンディスプレイ(6740)の、最大3銘柄を予想している。 【10:30】運輸は決算に向けてトラック、フォワーダー関連に注目~野村  野村証券では運輸セクターに関して、カバレッジ銘柄の4-6月期業績を予想している。4-6月期の営業利益は、ヤマトHD(9064)が前年同期の100億円の赤字から28億円の黒字への改善、福山通運(9075)の前年同期比57%増益、セイノーHD(9076)の同31%増益、近鉄エクスプレス(9375)の同30%増益、トランコム(9058)の同24%増益、日本通運(9062)の同20%増益と、トラック関連と航空フォワーダーの増益率が高いと推定している。7月に入りトラックや航空フォワーダーの株価は下落傾向にあったが、野村ではヤマトHD、セイノーHD、トランコム、日本通運を推奨している。また、4-6月期の営業利益はほぼ前年同期に近い水準と推定するものの、下期から費用の増加一巡などで4-6月期に比べて下期の営業増益率が高まる会社として、ANAHD(9202)、日本航空(9201)、サカイ引越センター(9039)を推奨している。 【10:00】2018年秋の日経平均銘柄入れ替え予想~大和  大和証券では、例年10月第1営業日に実施される日経平均の定期銘柄入れ替えに関して、今年は2銘柄の入れ替えを予想している。消費セクターで絶対除外基準に該当すると推定される宝HD(2531)と東京ドーム(9681)には除外の可能性があると考えている。ただし、セクターバランス調整が行われる場合には、東京ドームの代わりに、銘柄数の過剰感が強い素材セクターから古河機金(5715)が除外されるとみている。採用候補にはスタートトゥデイ(3092)、サイバーエージェント(4751)、予備採用候補として任天堂(7974)、カカクコム(2371)を挙げている。値がさの任天堂は採用された場合、他の銘柄へ与える影響が大きいため、これまでの日経側のスタンスからすると採用の可能性は低いとしている。しかし、今年は東証と大証が統合して丸5年という区切りの良い年でもあり、旧大証銘柄の代表格という点が定性面でプラスに働く可能性もないとは言えないとコメントしている。 【9:30】米国株はいびつな形の上昇、今週は上値が抑えられる展開を想定~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは、米国株について考察している。直近でナスダック総合は史上最高値を更新したが、ダウ平均やS&P500は史上最高値を大きく下回っていると指摘。ナスダック同様に6月に史上最高値を更新していたラッセル2000も史上最高値を下回っている。ナスダックの特にネット関連銘柄の上昇が突出しており、大豆先物が軟調であることから、みずほでは米中貿易摩擦への懸念が根強いことの表れと捉えている。いびつな形の上昇となっていることから、今週は3指数ともに上値が抑えられて再び反落する展開を想定しており、ナスダック主導で下落すると予想している。 【8:45】寄り前気配は阿波銀、山合銀、武蔵銀、島忠が高い気配値  主力株の寄り前気配では、阿波銀(8388)+14.67%、山合銀(8381)+13.76%、武蔵銀(8336)+12.92%、島忠(8184) +8.70%、中国銀(8382) +8.23%、福山運(9075) +7.03%、八十二(8359) +6.00%、山九(9065) +5.64%、いすゞ(7202) +5.43%、山口FG(8418) +5.35%などが高い気配値。  一方、東海理化(6995) -5.20%、阪和興(8078) -4.12%、第一三共(4568) -2.51%、リンナイ(5947) -2.38%、ユニチャーム(8113) -2.29%、日揮(1963) -2.10%、ニチコン(6996) -1.81%、ロート(4527) -1.59%、H2Oリテイ (8242) -1.55%、THK(6481) -1.48%などが安い気配値となっている。
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マーケットデータ
日経平均 38,534.53 +599.77
TOPIX 2,745.78 +59.30
グロース250 648.65 +4.04
NYダウ 38,386.09 +146.43
ナスダック総合 15,983.08 +55.18
ドル/円 156.22 -0.12
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