後場コメント No.1 川重、豊田織機、小野薬、不二越、ケーズＨＤ、ＮＥＳＩＣ
★12:30 川崎重工－後場上げ幅拡大 通期営業赤字200億円見込むも従来予想から損益は改善
川崎重工業<7012.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日11時30分に、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の300億円の赤字から200億円の赤字（前年同期は621億円の黒字）に引き上げると発表した。
モーターサイクル&エンジン事業において、北米や欧州の一部地域で足元の販売が計画を上回って推移していること、精密機械・ロボット事業において、中国建機市場向け油圧機器の販売が好調なことなどが寄与する。前提為替レートは、1米ドル106円、1ユーロ123円。
併せて発表した、21.3期上期（4-9月）の連結営業損益219億円の赤字（前年同期は87億円の黒字）だった。車両事業などが増収となる一方で、航空宇宙システム事業、モーターサイクル&エンジン事業などが減収となったことが響いた。
川崎重工業<7012.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日11時30分に、21.3期通期の連結営業損益予想を従来の300億円の赤字から200億円の赤字（前年同期は621億円の黒字）に引き上げると発表した。
モーターサイクル&エンジン事業において、北米や欧州の一部地域で足元の販売が計画を上回って推移していること、精密機械・ロボット事業において、中国建機市場向け油圧機器の販売が好調なことなどが寄与する。前提為替レートは、1米ドル106円、1ユーロ123円。
併せて発表した、21.3期上期（4-9月）の連結営業損益219億円の赤字（前年同期は87億円の黒字）だった。車両事業などが増収となる一方で、航空宇宙システム事業、モーターサイクル&エンジン事業などが減収となったことが響いた。
★12:33 豊田自動織機－後場買い気配 通期営業益予想を上方修正 上期は58％減
豊田自動織機<6201.T>が後場買い気配。同社は29日11時40分、21.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を従来の600億円から850億円（前期比33.7％減）に上方修正すると発表した。
上期業績を踏まえ、想定為替レートは1米ドル106円、1ユーロ121円を前提としたうえで、従来予想を上回る見通し。併せて、未定だった期末配当予想は70円（前期末は80円）とした。
21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は302億円（前年同期比57.8％減）だった。原価改善活動の推進、原材料の値下がり、諸経費の減少などがあったものの、自動車販売の減少が響いた。自動車における売上高は前年同期比21％減だった。
豊田自動織機<6201.T>が後場買い気配。同社は29日11時40分、21.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想を従来の600億円から850億円（前期比33.7％減）に上方修正すると発表した。
上期業績を踏まえ、想定為替レートは1米ドル106円、1ユーロ121円を前提としたうえで、従来予想を上回る見通し。併せて、未定だった期末配当予想は70円（前期末は80円）とした。
21.3期上期（4-9月）の連結営業利益は302億円（前年同期比57.8％減）だった。原価改善活動の推進、原材料の値下がり、諸経費の減少などがあったものの、自動車販売の減少が響いた。自動車における売上高は前年同期比21％減だった。
★12:33 小野薬品－後場プラス転換 上期営業益25％増 オプジーボの食道がん使用拡大が寄与
小野薬品工業<4528.T>が後場プラス転換。同社は29日12時、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）が524.0億円（前年同期比25.1％増）だったと発表した。「オプジーボ点滴静注」の食道がんへの使用が拡大したことから、同剤の売り上げが前年同期比23億円（4.8％）増加の491億円となったことが寄与した。
小野薬品工業<4528.T>が後場プラス転換。同社は29日12時、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益（IFRS）が524.0億円（前年同期比25.1％増）だったと発表した。「オプジーボ点滴静注」の食道がんへの使用が拡大したことから、同剤の売り上げが前年同期比23億円（4.8％）増加の491億円となったことが寄与した。
★12:37 不二越－三菱ＵＦＪＭＳが投資評価引き上げ 自動車やミニショベル向け部材が牽引
不二越<6474.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、自動車やミニショベル向け部材が牽引、固定費低減も寄与と指摘。レーティングは「Hold」→「Buy」に引き上げ、目標株価は3060円から5520円に引き上げた。
3Q決算等を受けて業績予想を上方修正。自動車向けベアリング、ミニショベル向け油圧機器に加え、代理店の在庫調整で回復が遅れていた工具も自動車向けを中心に増額修正している。ロボットも回復の兆しがみえている他、中期的に電動アクチュエータなどxEV向け部品の貢献も見込む。また、固定費等は、20/11期は人件費削減を中心に127億円の増益要因で、21/11期はコロナ影響の緩和や生産回復等に伴う経費増により50億円の減益要因と想定している。
不二越<6474.T>が反発。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、自動車やミニショベル向け部材が牽引、固定費低減も寄与と指摘。レーティングは「Hold」→「Buy」に引き上げ、目標株価は3060円から5520円に引き上げた。
3Q決算等を受けて業績予想を上方修正。自動車向けベアリング、ミニショベル向け油圧機器に加え、代理店の在庫調整で回復が遅れていた工具も自動車向けを中心に増額修正している。ロボットも回復の兆しがみえている他、中期的に電動アクチュエータなどxEV向け部品の貢献も見込む。また、固定費等は、20/11期は人件費削減を中心に127億円の増益要因で、21/11期はコロナ影響の緩和や生産回復等に伴う経費増により50億円の減益要因と想定している。
★12:38 ケーズＨＤ－後場上げ幅拡大 上期営業益を上方修正 特別給付金で家電買い替え後押し
ケーズホールディングス<8282.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日12時、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の230億円から316億円（前年同期比40.6％増）に上方修正すると発表した。
特別定額給付金の支給が家電の買い替えの後押しとなり、パソコンやテレビなどのテレワーク・巣ごもり需要関連も引き続き好調だった。猛暑により、エアコンをはじめとした季節性商品が堅調だったことも寄与する。
ケーズホールディングス<8282.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日12時、21.3期上期（4-9月）の連結営業利益予想を従来の230億円から316億円（前年同期比40.6％増）に上方修正すると発表した。
特別定額給付金の支給が家電の買い替えの後押しとなり、パソコンやテレビなどのテレワーク・巣ごもり需要関連も引き続き好調だった。猛暑により、エアコンをはじめとした季節性商品が堅調だったことも寄与する。
★12:39 ＮＥＣネッツエスアイ－後場上げ幅拡大 通期営業益を上方修正 GIGAスクール関連が想定以上に拡大
ＮＥＣネッツエスアイ<1973.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日11時30分、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の180.0億円から190.0億円（前期比17.0％増）に引き上げると発表した。働き方改革に関連したICTサービスや通信事業者向けインフラが想定通りに進ちょくしたことに加え、GIGAスクール関連が想定以上に拡大したことから、前回予想を上回る見通し。
ＮＥＣネッツエスアイ<1973.T>が後場上げ幅拡大。同社は29日11時30分、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の180.0億円から190.0億円（前期比17.0％増）に引き上げると発表した。働き方改革に関連したICTサービスや通信事業者向けインフラが想定通りに進ちょくしたことに加え、GIGAスクール関連が想定以上に拡大したことから、前回予想を上回る見通し。
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