後場コメント No.2  TOWA、VEGA、AIRMAN、マクセル、三協立山、クオールHD

2025/07/11(金) 15:35
★12:52  TOWA-丸三が目標株価引き上げ 26.3期は下期以降に市場と業績拡大の本格化を予想
 TOWA<6315.T>が続伸。丸三証券では、26.3期は下期以降に市場と業績拡大の本格化を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を2200円→2300円と引き上げた。

 丸三では、生成AI関連市場については拡大基調を維持し、関連設備投資も継続するとみている。一方、半導体市場全体に関しては、米国の通商政策の先行きが不透明であるため、今期の上期は投資の様子見が続くことが想定され、下期以降に市場と業績拡大の本格化を予想するとしている。

★12:55  ベガコーポ-6日ぶり反落 6月度LOWYA事業売上高21%増 前月比では伸び鈍化
 ベガコーポレーション<3542.T>が6日ぶり反落。同社は10日、6月度におけるLOWYA事業の売上高は12.8億円(前年同月比20.7%増)だったと発表した。前月は13.8億円(同28.9%増)だったので、8.2ポイント低下した。

★13:03  AIRMAN-後場上げ幅拡大 60万株・10億円を上限に自社株買い 割合2.12%
 AIRMAN<6364.T>が後場上げ幅拡大。同社は7月11日13時に、60万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月31日~2026年1月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.12%となる。

★13:08  マクセル-MSMUFGが目標株価引き上げ 外部環境変動に依らない独自成長要因に注目
 マクセル<6810.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、外部環境変動に依らない独自成長要因に注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を2300円→2400円と引き上げた。

 成長事業としてMSMUFGが従来注目していた車載領域に加え、医療、半導体といった複数領域での事業開拓が進展、業績をけん引しつつある。また、角形リチウムイオン二次電池の事業譲渡、マイクロ一次電池事業買収など、戦略的な事業ポートフォリオの入れ替えは、収益体質力強化と同時に成長期待の醸成へ。関税による直接/間接的な業績影響は避けられないとみるが、外部環境変動に依らない独自成長要因への評価が株価を支えると考えている。

★13:13  三協立山-大幅続落 今期営業益2.6倍見込むも中期経営計画の見直しを嫌気
 三協立山<5932.T>が大幅続落。同社は10日、26.5期通期の連結営業利益予想を40.0億円(前期比2.6倍)に、年間配当予想を25円(前期は25円)にすると発表した。市場コンセンサスは20.0億円。

 併せて、主力の建材分野や輸送分野の生産量減少やそれに伴う販売構成の変化が想定を上回ったため、中期経営計画の見直しを実施すると発表した。最終年度となる27.5期の営業利益は70億円(当初計画では110億円)を見込む。設備投資は、当初計画約700億円から約490億円まで圧縮し、収益構造改革投資を優先し、成長・戦略投資を適正化するとしている。中長期の成長戦略については、26.5期2Q決算発表時に公表する予定とした。
 
 25.5期通期の連結営業利益は15.5億円(前の期比59.4%減)だった。

 なお株価は、中期経営計画の見直しが嫌気され、売りが優勢となっている。

★13:13  クオールHD-後場上げ幅拡大 ウィル・フィールド・キャピタルが同社株買い増し 保有割合6.02%→7.03%
 クオールホールディングス<3034.T>が後場上げ幅拡大。同社について、シンガポールの資産運用会社のウィル・フィールド・キャピタルが保有株を買い増した。7月11日提出の変更報告書(5%ルール)で判明した。保有割合は6.02%→7.03%となっている。

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