前場コメント No.6 フィックスタース、FCE、HPCシステムス、しまむら、マネックスG、JFE

2024/02/27(火) 11:31
★9:25  フィックスターズ-新高値 量子計算機で新会社 富士通・日立など10社参画=日経
 フィックスターズ<3687.T>が新高値。27日付けの日本経済新聞朝刊が、次世代の高速計算機である量子コンピューターの商用化に向けて、国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げると報じたことが材料視されている。

 記事によれば、産業界からは富士通<6702.T>や日立製作所<6501.T>、NEC<6701.T>など約10社が参画し、30年度までに新しい方式の高性能商用機の実現をめざすとしている。

 報道を受け、量子コンピューティングの活用支援などを行う同社に買いが入っている。HPCシステムズ<6597.T>、日本ラッド<4736.T>も高い。

★9:27  FCE-大幅続伸 1株を3株に分割 基準日は3月31日
 FCE<9564.T>が大幅続伸。同社は26日、株式分割を行うと発表した。3月31日を基準日として、1株につき3株の割合をもって分割する。
  

★9:33  HPCシステムズ-急騰 第5世代インテルプロセッサー搭載の高性能サーバー販売開始
 HPCシステムズ<6597.T>が急騰。同社は26日、第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサーを搭載する高性能・高密度実装HPCサーバーの販売を開始すると発表した。2Uサイズのラックマウント筐体に最大2CPU、4TBメモリ、2.5型NVMe/STATA/SASドライブを16台搭載可能としている。

 また、27日付けの日本経済新聞朝刊が、次世代の高速計算機である量子コンピューターの商用化に向けて、国内の産学が2024年度に新会社を立ち上げると報じた。報道を受け、同社には関連銘柄としての買いも入っている。

★9:37  しまむら-続落 2月度既存店売上高1.5%増 前月比では伸び鈍化
 しまむら<8227.T>が続落。同社は26日、2月度(1月21日-2月20日)の月次国内売上高前年比推移を発表した。既存店売上高は前年同月比1.5%増だったと発表した。全店は同1.5%増。なお、前月比では既存店が0.4ポイント低下、全店が0.2ポイント低下した。

 同月度は、全国的に気温が上昇したことにより、アウター衣料の春物や初夏物が売上を伸ばした。婦人ではPB「CLOSSHI」のニットや長袖Tシャツ、子供ではキャラクターとのコラボ商品が売れ筋となった。実用品では、婦人肌着の新作商品の動き出しが良好だった。一方で、冬物のインテリア・靴などは暖冬の影響で消化が鈍くなったとしている。株価は前月比での伸び鈍化が嫌気されて売りが優勢となっている。
 

★9:39  マネックスG-大幅高 マネックス・アセットマネジメントの運用資産残高が5000億円を突破
 マネックスグループ<8698.T>が大幅高。同社は27日、子会社のマネックス・アセットマネジメントは、2024年2月22日時点で運用資産残高が5000億円を突破したことを発表した。2023年2月末から約1年で約3.3倍となったという。
 
 金融庁より公表された「ファンドラップの「費用控除後」平均パフォーマンス」で3年リターン、5年リターンにおいて第1位となるなど良好なパフォーマンスが顧客から評価され、運用資産残高の増加につながったとしている。
 

★9:45  JFEHD-8日続伸 JFEスチール 特殊鋼の棒線材、10%程度値上げ=日経
 JFEホールディングス<5411.T>が8日続伸。27日付けの日本経済新聞朝刊は、同社傘下のJFEスチールが、自動車部品などに使う特殊鋼の棒線材の販売価格を4月から国内外で1トン当たり2万円引き上げると報じた。

 記事によれば、おおむね10%程度の値上げに相当するという。原料価格や電気代といった生産コストの上昇分に加え、予想される物流費や人件費の増加分を転嫁するとしている。


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