前場コメント No.8 PSS、西菱電機、一工薬、ダイフク、ヴィアHD、東ガス

2024/02/27(火) 11:31
★10:02  PSS-急騰 自動核酸抽出装置「PreLEAD96GC」を発売開始
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が急騰。同社は26日、自動核酸抽出装置「PreLEAD96GC」の販売を同日より開始すると発表した。
 
 同製品は、同社が開発した核酸抽出試薬などの試薬消耗品と組み合わせることで、前処理済み乾燥ろ過紙血を検体として、96検体同時に核酸抽出が可能だとしている。

★10:11  西菱電機-反発 宝塚市上下水道局から阪水系中央監視設備更新工事を受注
 西菱電機<4341.T>が反発。同社は27日10時、兵庫県宝塚市上下水道局より「阪水系中央監視設備更新工事」を受注したと発表した。

 今回の工事は、宝塚市上下水道局が運営する水処理施設・加圧施設・配水施設などの運転状況の監視から制御までを一元管理する中央監視設備1式を更新するほか、被監視局設備11カ所の更新などを行う。同社が開発した上下水道水処理施設向け「中央処理装置」としては、2023年11月16日に提供を開始して以来、初めての受注になるとしている。

★10:12  第一工業製薬-大幅反発 分散安定性や耐熱性に優れたカーボンナノチューブ分散液を開発
 第一工業製薬<4461.T>が大幅反発。同社は27日、分散安定性や耐熱性に優れたカーボンナノチューブ分散液「エレクセルPCCシリーズ」を開発したと発表した。
 
 「エレクセルPCCシリーズ」は導電性が高く、電子機器などに塗布することで電磁波遮蔽能を付与できるという。また、高容量リチウムイオン二次電池用の導電剤として使用することで、繰り返し充放電後も導電パスを維持するため、電池の長寿命化を可能にするとしている。
 

★10:13  ダイフク-大和が目標株価を引き上げ 利益率の目線は上昇、着実な改善継続に期待
 ダイフク<6383.T>が小幅高。大和証券では、利益率の目線は上昇、着実な改善継続に期待。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3000円→3700円に引き上げた。

 大和では、24/3期:受注高6250億円(YoY-15%、従来6260億円)/売上高6085億円(同+1%、6150億円)/営業利益580億円(同-1%、555億円)、25/3期:同6765億円(YoY+8%、従来6825億円)/6400億円(同+5%、6475億円)/685億円(同+18%、670億円)と予想。半導体関連の案件も引き合いベースで増加しているとされ、25/3期受注への寄与を想定している。5月の本決算では新中計も注目している。保守的な見通しを示すことが多いため、過度な期待はできないが、現中計で未達が想定される営業利益率10.5%を上回るターゲットに期待している。

★10:13  ヴィアHD-小動き 子会社の運営店舗で食中毒事故が発生
 ヴィア・ホールディングス<7918.T>が小動き。同社は26日、連結子会社であるフードリームが運営するベッラベーラ錦糸町店(東京都墨田区)において、ノロウイルスを原因とする食中毒事故が発生したと発表した。
 
 2024年2月10日および2月12日に利用した顧客から体調不良の連絡を受け、2月16日に墨田区保健所の立ち入り検査が実施されたという。この結果、発症した顧客および当該店舗従業員合わせて10名からノロウイルスが検出され、発生状況などにより当該店舗で感染したものと判明したとしている。
 

★10:38  東京ガス-急騰 熊谷市の公共施設における太陽光事業とCO2削減対策に関して基本合意
 東京ガス<9531.T>が急騰。同社は27日、「ゼロカーボンシティくまがや」の実現に向けた包括連携協定に基づき、公共施設における太陽光PPA事業およびCO2削減対策の共同検証に関する基本合意書を熊谷市と締結したと発表した。
 
 熊谷市内の公共施設を対象として、エネルギー使用量や保有設備の調査を行い、CO2削減につながる施策を特定し、ガス・電気などのエネルギー源の選択やエネルギー使用量の削減にとどまらず、機器の効率化や廃熱活用などをトータルで提案するとしている。


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