アドバンテスト-大幅安 AMDの中国向けAI用半導体輸出、米政府が阻止に動くと伝わる
アドバンテスト<6857.T>が大幅安。ブルームバーグは5日、米半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)による中国市場向け人工知能(AI)用半導体について、米政府が輸出阻止に動いていると事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたと報じた。
記事によれば、先端技術の対中輸出規制の一環だという。米当局は製品の性能が高過ぎると主張し、輸出には商務省の産業安全保障局(BIS)から許可を得る必要があると伝えてきたとしている。
規制による業績への影響が懸念され、半導体株に売りが出ているようだ。東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>、SCREENホールディングス<7735.T>なども安い。日経平均に対するマイナス寄与度は同社が92円程度、東京エレクトロンが35円程度であり、2銘柄で指数を130円ほど押し下げている。
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