前引け概況-日経平均は大幅に3日続落 大幅高から一転急落
7日の日経平均は大幅に3日続落。前引けは359円安の39731円。米国株高を受けて200円超上昇して始まり、開始直後には上げ幅を300円超に広げた。しかし、高値は40472円までで40500円には届かず失速。しばらく40300円近辺でもみ合った。
その後、為替市場でドル円が円高に傾斜してきたことから、値下がりに転じる銘柄が増加。一部報道や日銀審議委員の講演での発言などから、日銀が3月の会合でマイナス金利を解除する可能性が意識された。半導体株の下げが大きくなり、指数は10時台半ばにマイナス転換。節目の40000円も割り込むと、一気に下方向に勢いがついた。400円超下げて39600円台に突入する場面もあり、ほぼ安値圏で前場を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆1700億円。業種別では保険、その他金融、鉱業などが上昇している一方、輸送用機器、海運、ゴム製品などが下落している。子会社がeスポーツのオンライントーナメントプラットフォームを運営する韓国企業と業務提携すると発表したクシム<2345.T>が急騰。半面、半導体株が軒並み大きく崩れており、SCREENホールディングス<7735.T>が前引け時点で4%を超える下落となっている。
日経平均
39731.17 -359.61
先物
39780 -300
TOPIX
2724.09 -6.58
出来高
10.9億株
売買代金
3.17兆円
騰落
上670/下934
グロース250指数
766.83 -8.93
東証REIT指数
1696.34 -7.22
ドル円
148.71
ユーロ円
162.02
債券
0.725 +0.015
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