後場コメント No.2 三菱重、グラッドキュ、エクサウィザー、双日、くすり窓、日本製鉄

2024/04/18(木) 15:02
★12:42  三菱重工業-底堅い 日本ガイシと水素精製システムを共同開発
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。同社は18日11時45分、日本ガイシ<5333.T>と水素・アンモニアサプライチェーンの導入と大量輸送の本格化を見据え、アンモニア分解ガスからの膜分離水素精製システムの共同開発を行うと発表した。
 
 今回の共同開発では、アンモニアを分解する際に生成される水素と窒素の混合ガスから、膜分離方式によって、水素を精製する最適なシステムの構築をめざすとしている。

★12:47  グラッドキューブ-後場急騰 生成AI活用したDX人材育成リスキリングプログラム提供開始
 グラッドキューブ<9561.T>が後場急騰。同社は18日11時30分、リスキリングプログラム「リスナビ」の追加カリキュラムとして「生成AIを活用したDX人材育成」の提供を開始すると発表した。

 同カリキュラムでは、AIの基礎知識から、生成AI×DXを活用した業務改革の具体的な方法まで、オンライン動画視聴型で体系的に学ぶことができるとしている。

★12:54  エクサウィザーズ-続伸 ファミリーマートが「exaBase生成AI」導入
 エクサウィザーズ<4259.T>が続伸。同社は18日11時30分、ファミリーマート(東京都港区)が、法人向けのChatGPTサービス「exaBase 生成AI powered by GPT-4」を導入したと発表した。
 
 ファミリーマートの本社業務を中心に活用してもらい、同社グループのExa Enterprise AIがプロンプトの改善やテンプレート化、利用状況の分析や研修など包括的に活用を支援している。
 本社業務では関連作業の時間が最大で約50%削減見込みであることがわかったという。また、店舗経営を支援する社員など、約3000人の社員も利用を始めたとしている。

★13:04  双日-3日ぶり反発 インドネシアの地下鉄延伸工事で鉄道システム一式・軌道工事を受注
 双日<2768.T>が3日ぶり反発。同社は18日、ジャカルタ都市高速鉄道(インドネシア)より、同社が運営する地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」の延伸工事における、鉄道システム一式・軌道工事を受注したと発表した。
 
 同工事において、同社は、電車線、受配電設備、信号・通信設備、ホームドア、軌道などの設計・調達・施工を行うとしている。契約金額は450億円。

★13:04  くすりの窓口-後場急騰 前期営業益を上方修正 みんなのお薬箱事業が計画上回る
 くすりの窓口<5592.T>が後場急騰。同社は18日13時、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.3億円から13.7億円(前の期比30.5%増)に上方修正すると発表した。みんなのお薬箱事業の売上高が計画を上回ったことから、利益も従来予想を上振れる見通し。決算発表は5月15日の予定。

★13:09  日本製鉄-3日ぶり反発 バイデン氏の演説に関し共同声明
 日本製鉄<5401.T>3日ぶり反発。同社とUSスチールは18日、前日に行われた米国バイデン大統領の演説に関し共同声明を発表した。

 同社によるUSスチール買収は、顧客、労働組合員、従業員、サプライヤー、地域社会および株主など、すべてのステークホルダー、さらには米国鉄鋼業および米国全体に多大な利益をもたらすなどと説明。USスチール側も、同社とのパートナーシップを通じて、次の120年もピッツバーグで鉄鋼生産を続けられることを心から楽しみしているとコメントした。

 同日のNHK報道によれば、バイデン大統領は東部ペンシルベニア州にある鉄鋼業界の労働組合の本部を訪れて演説し、同社によるUSスチールの買収計画について「完全にアメリカ企業であり続けるべきだ」と述べて買収に否定的な考えを改めて強調したとしている。


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