JR西日本-買い気配 今期営業益5%減見込むも市場コンセンサス上回る
JR西日本(西日本旅客鉄道)<9021.T>が買い気配。同社は4月30日に、25.3期通期の連結営業利益予想は1700億円(前期比5.4%減)と発表した。市場コンセンサスは1693億円。
不動産業の不動産賃貸・販売について、販売利益率差、新規物件の開業経費により、減益を見込んでいる。流通業の物販・飲食について、人財関連経費の増加、ホテルリニューアルに伴う費用の増加により、減益を見込んでいることも響く。
24.3期通期の連結営業利益は1797億円(前の期比2.1倍)だった。構造改革の進ちょくに加え、利用回復およびインバウンド需要の増加などが寄与した。
併せて、24.3期の期末配当を従来の62.5円→84.5円(前期は75円)に決定することも発表した。年間配当は120円→142円(前期は125円)となる。また、25.3期の年間配当予想は72円(中間36円、期末36円)とした。なお、同社は2024年4月1日を効力発生日として、1株につき2株の割合で分割を行っていることから、実質増配となる。
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