前場コメント No.3 井関農、オムロン、伯東、SEH&I、三井海洋、フルヤ金属
★9:02 井関農機-続落 通期最終損益を下方修正 抜本的構造改革などの費用が響く
井関農機<6310.T>が続落。同社は18日、24.12期通期の連結営業損益予想を従来の4.0億円の黒字から31.0億円の赤字(前期は2900万円の黒字)に下方修正すると発表した。プロジェクトZ施策の実施に伴う費用約35億円を24.12期に計上する見込みとなったことを踏まえた。
「プロジェクトZ」では抜本的構造改革および成長戦略の施策立案・実行を行うとしている。抜本的構造改革は、「生産最適化」・「開発最適化」・「国内営業深化」の3テーマを軸に短期集中的に施策を実行し、成長戦略は国内外の成長市場へリソースを集中し事業拡大を図るという。同施策の実施により、2027年までにPBR1倍以上の実現をめざすとしている。
井関農機<6310.T>が続落。同社は18日、24.12期通期の連結営業損益予想を従来の4.0億円の黒字から31.0億円の赤字(前期は2900万円の黒字)に下方修正すると発表した。プロジェクトZ施策の実施に伴う費用約35億円を24.12期に計上する見込みとなったことを踏まえた。
「プロジェクトZ」では抜本的構造改革および成長戦略の施策立案・実行を行うとしている。抜本的構造改革は、「生産最適化」・「開発最適化」・「国内営業深化」の3テーマを軸に短期集中的に施策を実行し、成長戦略は国内外の成長市場へリソースを集中し事業拡大を図るという。同施策の実施により、2027年までにPBR1倍以上の実現をめざすとしている。
★9:02 オムロン-MSMUFGが目標株価引き上げ 厳しい1Q業績想定するがボトムになる可能性も
オムロン<6645.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、厳しい1Q業績を想定するが、業績のボトムになる可能性もと判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を5400円→5800円と引き上げた。
MSMUFGでは、業績予想を見直し。営業利益予想を大きく引き上げたが、主に構造改革関連費用の計上項目の変更のため。需要の見方に大きな変化はないとしている。IABの在庫調整や構造改革効果を踏まえ、同社の業績は今期後半から本格的に改善するとみられるが、1Qはまだ厳しい可能性があるとみている。
オムロン<6645.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、厳しい1Q業績を想定するが、業績のボトムになる可能性もと判断。投資判断「Equal-weight」を継続、目標株価を5400円→5800円と引き上げた。
MSMUFGでは、業績予想を見直し。営業利益予想を大きく引き上げたが、主に構造改革関連費用の計上項目の変更のため。需要の見方に大きな変化はないとしている。IABの在庫調整や構造改革効果を踏まえ、同社の業績は今期後半から本格的に改善するとみられるが、1Qはまだ厳しい可能性があるとみている。
★9:03 伯東-3日ぶり反発 ペロブスカイト太陽電池開発のエネコートテクノロジーズと資本業務提携
伯東<7433.T>が3日ぶり反発。同社は18日、京都大学発スタートアップでペロブスカイト太陽電池技術の開発に取り組むエネコートテクノロジーズ(京都府久世郡久御山町)と資本業務提携したと発表した。
今後、エネコートテクノロジーズのペロブスカイト太陽電池が製品化された際は、同社の提案ラインナップに加えた展開をめざすとしている。
伯東<7433.T>が3日ぶり反発。同社は18日、京都大学発スタートアップでペロブスカイト太陽電池技術の開発に取り組むエネコートテクノロジーズ(京都府久世郡久御山町)と資本業務提携したと発表した。
今後、エネコートテクノロジーズのペロブスカイト太陽電池が製品化された際は、同社の提案ラインナップに加えた展開をめざすとしている。
★9:04 SE H&I-大幅続落 通期営業益を下方修正 各種コスト増などが響く
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>が大幅続落。同社は18日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から10.0億円(前期比17.7%減)に下方修正すると発表した。
主に出版事業におけるオンライン広告市場の低迷による広告収入減少や、制作コスト・販売コスト増加、各事業会社における採用、育成コストの増加などが響いた。
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ<9478.T>が大幅続落。同社は18日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から10.0億円(前期比17.7%減)に下方修正すると発表した。
主に出版事業におけるオンライン広告市場の低迷による広告収入減少や、制作コスト・販売コスト増加、各事業会社における採用、育成コストの増加などが響いた。
★9:05 三井海洋開発-反発 新造FPSOにおける環境負荷軽減認証を世界初の取得
三井海洋開発<6269.T>が反発。同社は18日、現在建造中のブラジル沖合Bacalhau鉱区向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)がノルウェーの船級協会DNVから「環境負荷軽減認証」を取得したと発表した。
今回の認証では、DNVのガイドラインに基づきFPSO Bacalhauの温室効果ガス排出量削減に向けた包括的な評価が実施され、FPSO Bacalhauは石油生産1バレルあたりの二酸化炭素排出量が業界で最も少ないFPSOとなったという。同認証の取得は、新造FPSOとしては世界初となるとしている。
三井海洋開発<6269.T>が反発。同社は18日、現在建造中のブラジル沖合Bacalhau鉱区向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)がノルウェーの船級協会DNVから「環境負荷軽減認証」を取得したと発表した。
今回の認証では、DNVのガイドラインに基づきFPSO Bacalhauの温室効果ガス排出量削減に向けた包括的な評価が実施され、FPSO Bacalhauは石油生産1バレルあたりの二酸化炭素排出量が業界で最も少ないFPSOとなったという。同認証の取得は、新造FPSOとしては世界初となるとしている。
★9:07 フルヤ金属-続落 記念配実施も前期の業績見通し引き下げを嫌気
フルヤ金属<7826.T>が続落。同社は18日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の102億円から97.0億円(前の期比15.5%減)に下方修正すると発表した。
薄膜部門においては受注から売上までタイムラグがあることや、ファインケミカル・リサイクル部門では一部化合物関連製品で在庫調整の反転が想定よりも遅れたことを主因として売上高が予想を下回る見通しとなったことを踏まえた。
併せて25.6期の期末配当予想を普通配256円に加え、プライム市場への市場変更に伴う記念配30円を実施し、256円から286円(前の期末は255円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
株価は前期の業績見通し引き下げを嫌気した売りに押されている。
フルヤ金属<7826.T>が続落。同社は18日、24.6期通期の連結営業利益予想を従来の102億円から97.0億円(前の期比15.5%減)に下方修正すると発表した。
薄膜部門においては受注から売上までタイムラグがあることや、ファインケミカル・リサイクル部門では一部化合物関連製品で在庫調整の反転が想定よりも遅れたことを主因として売上高が予想を下回る見通しとなったことを踏まえた。
併せて25.6期の期末配当予想を普通配256円に加え、プライム市場への市場変更に伴う記念配30円を実施し、256円から286円(前の期末は255円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
株価は前期の業績見通し引き下げを嫌気した売りに押されている。
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