前場コメント No.6 キヤノン、JR東日本、ユニバーサル、JR九州、MHグループ、電通総研
★9:49 キヤノン-続伸 複合現実をエンタメに 演奏やスポーツで活用=共同
キヤノン<7751.T>が続伸。共同通信は17日、同社が現実と仮想の映像を組み合わせた「複合現実(MR)」の技術を活用したエンターテインメント事業に乗り出すことが同日、分かったと報じた。
記事によると、同社はこれまで製造業や医療分野で、製品の設計や生産の効率化、医師の技術習得などにMR技術を活用してきたという。今後は娯楽サービスとして、会場に行くことが難しい高齢者や障害者などの利用も想定し、まず介護施設や商業施設での導入をめざすとしている。
キヤノン<7751.T>が続伸。共同通信は17日、同社が現実と仮想の映像を組み合わせた「複合現実(MR)」の技術を活用したエンターテインメント事業に乗り出すことが同日、分かったと報じた。
記事によると、同社はこれまで製造業や医療分野で、製品の設計や生産の効率化、医師の技術習得などにMR技術を活用してきたという。今後は娯楽サービスとして、会場に行くことが難しい高齢者や障害者などの利用も想定し、まず介護施設や商業施設での導入をめざすとしている。
★9:55 JR東日本-SMBC日興が目標株価を引き上げ 今秋申請とみられる運賃改定内容に注目
東日本旅客鉄道<9020.T>が続伸。SMBC日興証券では、今秋申請とみられる運賃改定内容に注目。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は3000円→3150円に引き上げた。
今秋にも申請し、2026年春に実施するとみられる運賃改定が注目点と指摘。運賃改定に伴う短期的な収益改善効果だけでなく、投資・修繕への支出により安全とサービス品質を高めて、需要喚起につなげることを期待している。他方、鉄道事業の中期的な成長性に関する不透明感に変わりはないという。不動産開発や流通・サービス等の生活ソリューションの営業収益・営業利益を34/3期までの10年で2倍にするという成長戦略の実行にも期待している。
東日本旅客鉄道<9020.T>が続伸。SMBC日興証券では、今秋申請とみられる運賃改定内容に注目。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は3000円→3150円に引き上げた。
今秋にも申請し、2026年春に実施するとみられる運賃改定が注目点と指摘。運賃改定に伴う短期的な収益改善効果だけでなく、投資・修繕への支出により安全とサービス品質を高めて、需要喚起につなげることを期待している。他方、鉄道事業の中期的な成長性に関する不透明感に変わりはないという。不動産開発や流通・サービス等の生活ソリューションの営業収益・営業利益を34/3期までの10年で2倍にするという成長戦略の実行にも期待している。
★10:05 ユニバーサル-小動き 「スマスロ 鬼武者3」を発売
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>が小動き。同社は19日10時、カプコン<9697.T>との業務提携による遊技機第6弾として、「スマスロ 鬼武者3」を発売すると発表した。
導入月は2024年10月を予定している。なお、株価に対する反応は限定的だ。
ユニバーサルエンターテインメント<6425.T>が小動き。同社は19日10時、カプコン<9697.T>との業務提携による遊技機第6弾として、「スマスロ 鬼武者3」を発売すると発表した。
導入月は2024年10月を予定している。なお、株価に対する反応は限定的だ。
★10:17 JR九州-SMBC日興が目標株価を引き上げ 運賃改定効果に加え、株主還元強化に期待
九州旅客鉄道<9142.T>が続伸。SMBC日興証券では、26/3期からの運賃改定効果に加えて、株主還元強化に期待。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は4100円→4500円に引き上げた。
運賃改定効果により、26/3期も増収増益が続くと見込む。26/3期からの新中期経営計画では、運賃改定に見合った安全・サービス向上投資に加えて、下限配当93円・連結配当性向35%としている株主還元の強化にも注目している。
九州旅客鉄道<9142.T>が続伸。SMBC日興証券では、26/3期からの運賃改定効果に加えて、株主還元強化に期待。投資評価は「2(中立)」を継続、目標株価は4100円→4500円に引き上げた。
運賃改定効果により、26/3期も増収増益が続くと見込む。26/3期からの新中期経営計画では、運賃改定に見合った安全・サービス向上投資に加えて、下限配当93円・連結配当性向35%としている株主還元の強化にも注目している。
★10:18 MHグループ-大幅続落 今期営業益30%増見込むも減配計画や前期の下振れ着地を嫌気
エム・エイチ・グループ<9439.T>が大幅続落。同社は16日、25.6期通期の連結営業利益予想を3000万円(前期比29.6%増)に、年間配当予想を0.5円(前期は1円)にすると発表した。
設立40周年を迎える第41期(30.6月期)に向けて、前半の24.7期~27.6期の3年間を「助走」、後半の27.6期~30.6月を「飛躍」と位置付け、当該中期経営計画の期間においては、人材育成をはじめ、経営基盤の基礎を固めるとしている。中計は後日、発表を予定しているという。
24.6期通期の連結営業利益は2300万円(前の期比57.5%減)だった。従来予想の6500万円を下回った。前年同期に比べて売上原価が増加したこと、一時的な収益が減少したことや、優秀な人材確保に向け、給与なども含めた就労環境の向上に係るコストが先行したことなどが響いた。
株価は、前期の計画下振れ着地や今期の減配見通しが嫌気され、売りが優勢となっている。
エム・エイチ・グループ<9439.T>が大幅続落。同社は16日、25.6期通期の連結営業利益予想を3000万円(前期比29.6%増)に、年間配当予想を0.5円(前期は1円)にすると発表した。
設立40周年を迎える第41期(30.6月期)に向けて、前半の24.7期~27.6期の3年間を「助走」、後半の27.6期~30.6月を「飛躍」と位置付け、当該中期経営計画の期間においては、人材育成をはじめ、経営基盤の基礎を固めるとしている。中計は後日、発表を予定しているという。
24.6期通期の連結営業利益は2300万円(前の期比57.5%減)だった。従来予想の6500万円を下回った。前年同期に比べて売上原価が増加したこと、一時的な収益が減少したことや、優秀な人材確保に向け、給与なども含めた就労環境の向上に係るコストが先行したことなどが響いた。
株価は、前期の計画下振れ着地や今期の減配見通しが嫌気され、売りが優勢となっている。
★10:19 電通総研-5日ぶり反落 対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」を住信SBIネット銀行へ導入
電通総研<4812.T>が5日ぶり反落。同社は19日10時、住信SBIネット銀行<7163.T>のカスタマーセンターの電話窓口において、米Kore.aiの日本法人であるKore.ai Japan合同会社(東京都港区)の対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」を導入したと発表した。
住信SBIネット銀行では金融サービスのデジタル化の進展に伴い、カスタマーセンターへの問い合わせが増加・多様化し、既存のIVR(自動音声応答システム)だけでは対応しきれず、顧客の待ち時間が長くなる傾向にあったという。また、問い合わせの振り分けが適切に行われず、電話対応オペレーターの業務負荷が増加するなどの状況も生じていたとしている。
「Kore.ai」の対話型AIが顧客の音声を認識し自動対応することにより、待ち時間の解消や問い合わせの適切な振り分けによる業務効率化を実現するという。2024年8月19日より一部の問合せ窓口から運用を開始し、今後、適用範囲を順次拡大していく予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
電通総研<4812.T>が5日ぶり反落。同社は19日10時、住信SBIネット銀行<7163.T>のカスタマーセンターの電話窓口において、米Kore.aiの日本法人であるKore.ai Japan合同会社(東京都港区)の対話型AIプラットフォーム「Kore.ai」を導入したと発表した。
住信SBIネット銀行では金融サービスのデジタル化の進展に伴い、カスタマーセンターへの問い合わせが増加・多様化し、既存のIVR(自動音声応答システム)だけでは対応しきれず、顧客の待ち時間が長くなる傾向にあったという。また、問い合わせの振り分けが適切に行われず、電話対応オペレーターの業務負荷が増加するなどの状況も生じていたとしている。
「Kore.ai」の対話型AIが顧客の音声を認識し自動対応することにより、待ち時間の解消や問い合わせの適切な振り分けによる業務効率化を実現するという。2024年8月19日より一部の問合せ窓口から運用を開始し、今後、適用範囲を順次拡大していく予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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