前場コメント No.4 GMOTECH、GMOペパ、長瀬産、セレンディプ、ALSOK、IMV

2024/11/07(木) 11:30
★9:04  GMO TECH-売り気配 上期営業益42%増も7-9月は伸び鈍化
 GMO TECH<6026.T>が売り気配。同社は6日、24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業利益は6.6億円(前年同期比41.7%増)だったと発表した。

 なお、上期の連結営業利益は5.2億円で、3Q(7-9月)の積み増し分は1.4億円にとどまった。フロー商材であるアフィリエイトサービスが特定大手顧客の案件停止により計画を大きく下回った結果、営業利益の成長スピードが鈍化したとしている。これが嫌気されて、株価は売りが優勢となっている。

★9:04  GMOペパボ-買い気配 通期営業損益を上方修正 3Q累計は黒字転換
 GMOペパボ<3633.T>が買い気配。同社は6日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の7.0億円の黒字から8.2億円の黒字(前期は3.4億円の赤字)に上方修正すると発表した。

 3Qはホスティング事業において価格改定効果が継続していることや、金融支援事業における滞留債権に対する貸倒関連費用が減少したほか、AI活用によりカスタマーサービスコストが減少した結果、大幅増益となった。4Qにおいても、新サービスや来期の成長に向けたコストの増加を見込むものの、各利益は当初予想を大きく上回る見込みとなったことを踏まえた。

 3Q累計(1-9月)の連結営業損益は7.8億の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)だった。

 併せて25.3期の期末配当予想を40円から53円(前期末は無配)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★9:05  長瀬産業-3日続伸 上期営業益45%増 自社株買いも発表
 長瀬産業<8012.T>が3日続伸。同社は6日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は211億円(前年同期比45.4%増)だったと発表した。

 半導体業界や電機・電子業界などの緩やかな回復により、機能素材や加工材料、電子・エネルギーセグメントの商社業が好調だった。ナガセケムテックスが製造する生成AIなどのハイエンドサーバー用半導体向け変性エポキシ樹脂の販売が好調だったことなども寄与した。

 中間配当は、従来予想の40円に対し45円(前年同期は40円)に決定した。期末配当予想は45円(前期末は40円)を据え置いた。

★9:05  長瀬産業-3日続伸 300万株・70億円を上限に自社株買い 割合は2.71%
 長瀬産業<8012.T>が3日続伸。同社は6日、300万株・70億円を上限とした自己株取得を行うと発表した。取得期間は11月7日~12月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.71%となる。自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得するとしている。

★9:05  セレンディップHD-急落 上期営業益27%減 前年同期の大型案件の反動が響く
 セレンディップ・ホールディングス<7318.T>が急落。同社は6日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は2.9億円(前年同期比26.7%減)だったと発表した。前年同期にインベストメント事業(FA)で大型、高収益案件があった反動が響いた。

★9:05  ALSOK-反発 上期営業益13%減も悪材料出尽くし
 ALSOK(綜合警備保障)<2331.T>が反発。同社は6日に、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は156億円(前年同期比12.5%減)だったと発表した。ベースアップの実施や3G停波対応による費用増、貸倒引当金の増加などが響いた。市場コンセンサスは168億円。

 しかし、株価は堅調な地合いもあり、悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:06  IMV-買い気配 前期営業益を上方修正 増配も発表
 IMV<7760.T>が買い気配。同社は6日、24.9期通期の連結営業利益予想を従来の13.5億円から18.5億円(前期比45.9%増)に、期末配当予想を12円から20円(23.9期末は12円)に上方修正すると発表した。

 売上高が想定を上回ったことや、品目別売り上げ構成比の変化による製品原価率の改善などが寄与する。決算発表は11月8日の予定。


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