後場コメント No.4 SWCC、JVCKW、スギHD、住友ファーマ、三住トラスト、NTTデータG

2024/11/28(木) 15:34
★14:22  SWCC-みずほが目標株価引き上げ さらなる電力インフラ事業の成長見込む
 SWCC<5805.T>が急騰。みずほ証券は、さらなる電力インフラ事業の成長に加え、他事業の収益性改善も見込み、投資判断「買い」を継続、目標株価を6800円→8400円に引き上げた。

 25.3期2Q決算では、SICONEXの拡販、価格改定効果による電力インフラ事業の増益ペースは引き続き堅調であり、キャッシュカウである建設関連事業の収益性改善施策も奏功し、収益性がさらに高まっていることが確認されたと指摘。さらなる電力インフラ事業の成長に加え、他事業の収益性改善を見込むとしている。

★14:23  JVCケンウッド-4日ぶり反発 第三種医療機器製造販売業の許可を取得
 JVCケンウッド<6632.T>が4日ぶり反発。同社は28日、神奈川県より「第三種医療機器製造販売業」の許可を取得したと発表した。

 これにより、厚生労働省が新たに「特定保守管理医療機器」に指定した「GSDFキャリブレーション機能付き画像診断用ディスプレイ」に該当する商品を2025年4月より順次発売するとしている。

★14:33  スギHD-もみ合い スギ薬局、システム障害で処方薬の受付停止=日経
 スギホールディングス<7649.T>がもみ合い。日本経済新聞電子版は28日14時28分、同社が同日に傘下のスギ薬局で処方せんの管理システムに障害が発生していることを明らかにしたと報じた。

 記事によれば、調剤を扱う全国の店舗で処方薬の受け付けができない状況になっているようだ。システムを更新する際に不具合が生じたためで、復旧作業を急いでいるもよう。同社は「詳しい原因は調査中」と説明し、ドラッグストアの物販は通常通り営業しているとした。

★14:42  住友ファーマ-MSMUFGが目標株価引き上げ 最悪期は脱したが安定成長はまだ見えない
 住友ファーマ<4506.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、最悪期は脱したが安定した成長はまだ見えないとし、投資判断は「Underweight」を継続、目標株価は370円→420円に引き上げた。

 MSMUFGでは、進行性前立腺がん治療剤「Orgovyx」、過活動膀胱治療剤「Gemtesa」の米国での成長が業績回復をサポートしている一方、2025年には抗てんかん剤「Aptiom」特許切れも控えており、安定して利益創出できる状態にはまだ至っていないと指摘。目標株価は25.3期予想BPS418円に対しPBR1倍を想定し、今の株価は割高感があると考えている。

★14:43  三井住友トラスト-急騰 住信SBIネット銀行の買収観測報道から思惑買い
 三井住友トラスト・ホールディングス<8309.T>が急騰。週刊文春電子版が28日、住信SBIネット銀行<7163.T>をNTTドコモが買収へと報じたことが材料視されている。

 記事によれば、某メガバンク幹部の話として「NTTドコモが住信SBIネット銀行の買収に動いているようです」と明かしたもよう。新たなM&A資金を確保したい以降もあり、SBIホールディングス<8473.T>の北尾吉孝会長兼社長が売却にGOサインを出したとしている。

 同じく住信SBIネット銀行の株主である三井住友信託銀行も追随するとみられると伝わっており、三井住友信託銀行の親会社である同社が買われている。

★14:57  NTTデータ-もみ合い Google Cloudトップパートナーのインド企業を買収
 NTTデータグループ<9613.T>がもみ合い。同社は28日、Google Cloudを活用したクラウドエンジニアリングサービスを提供するNiveus Solutions(インド)を買収すると発表した。

 Niveus SolutionsはGoogle Cloudのトップパートナーの1社であり、パートナーアワードを複数回受賞している。同社は買収を通じてGoogle Cloudとのパートナーシップおよび関連ビジネスをいっそう強化し、グローバルでのクラウド関連サービスのさらなる拡充を図るとしている。


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