前場コメント No.10 大盛工業、トプコン、OKI、クオルテック

2024/12/10(火) 11:30
★11:11  大盛工業-3日ぶり反落 1Q営業益5.5%減 建設事業で大幅減益
 大盛工業<1844.T>が3日ぶり反落。同社は10日11時、25.7期1Q(8-10月)の営業利益は1.9億円(前年同期比5.5%減)だったと発表した。建設事業で大幅減益となったことなどが響いた。

★11:12  トプコン-買い気配 非公開化に向け入札プロセス入りと伝わる
 トプコン<7732.T>が買い気配。ブルームバーグは10日、同社が非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かったと報じた。
 
 記事によれば、買い手候補にはプライベートエクイティー投資会社の米KKRや欧州系投資ファンドのEQT、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が挙がっているようだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたとしている。

★11:19  OKI-反発 EV・PHEV急速充電器の全国保守網を強化
 OKI<6703.T>が反発。同社グループのOKIクロステックは10日、EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド車)の急速充電器の全国保守網を強化すると発表した。

 約100名のカスタマーエンジニアへの技術トレーニングの実施および、EV・PHEV充電器の試験用設備とサービスカーを兼ねたEVを全国の拠点に約50台配備し、保守体制を強化する。今回の保守網強化により、ダイヘン<6622.T>が提供する急速充電器の保守を受託したとしている。

★11:19  クオルテック-ストップ高 資本業務提携先のPatentixが世界初技術
 クオルテック<9165.T>がストップ高。同社は10日、資本業務提携先である立命館大学発ベンチャー、Patentixがルチル型二酸化ゲルマニウム単結晶薄膜上に、ショットキーバリアダイオードを形成し、その動作を確認することに成功したと発表した。

 これはルチル型二酸化ゲルマニウムで実現された世界初の半導体デバイスであり、ルチル型二酸化ゲルマニウムパワー半導体デバイスの実現に向けた重要な一歩であるとしている。

 株価は資本業務提携先の成果を好感した買いが優勢となっている。


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