前場コメント No.3 アドバンテ、AREHD、靜甲、クレオ、ガンホー、スクリン
★9:05 アドバンテスト-反落 通期営業益を上方修正もマイクロソフトによるDeepSeekのAIモデル展開などを嫌気か
アドバンテスト<6857.T>が反落。同社は29日に、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の1650億円から2260億円(前期比2.8倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1982億円。
自動車や産業機器向けなどのAI関連用途以外の需要回復にはなお時間を要するものの、半導体の複雑化および生産拡大を背景にAI関連向けでの高水準な試験装置需要の継続が見込まれることや、3Q累計の業績を踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1641億円(前年同期比2.6倍)だった。おう盛な試験装置需要と高収益製品の販売比率上昇、円安による増収・増益効果などが寄与した。
併せて、従来未定としていた25.3期の期末配当予想を20円にすることも発表した。年間配当は39円となる。
しかし株価は、マイクロソフトがDeepSeekのモデル「R1」を展開すると発表したことや、一部報道でトランプ政権がエヌビディアに対して、中国向けの販売規制を強化することを検討していると伝えられたことなどが嫌気され、売りが優勢となっているようだ。
アドバンテスト<6857.T>が反落。同社は29日に、25.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の1650億円から2260億円(前期比2.8倍)に上方修正すると発表した。市場コンセンサスは1982億円。
自動車や産業機器向けなどのAI関連用途以外の需要回復にはなお時間を要するものの、半導体の複雑化および生産拡大を背景にAI関連向けでの高水準な試験装置需要の継続が見込まれることや、3Q累計の業績を踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1641億円(前年同期比2.6倍)だった。おう盛な試験装置需要と高収益製品の販売比率上昇、円安による増収・増益効果などが寄与した。
併せて、従来未定としていた25.3期の期末配当予想を20円にすることも発表した。年間配当は39円となる。
しかし株価は、マイクロソフトがDeepSeekのモデル「R1」を展開すると発表したことや、一部報道でトランプ政権がエヌビディアに対して、中国向けの販売規制を強化することを検討していると伝えられたことなどが嫌気され、売りが優勢となっているようだ。
★9:05 AREHD-買い気配 3Q累計営業益86%増 利益向上の取り組み強化が寄与
AREホールディングス<5857.T>が買い気配。同社は29日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は147億円(前年同期比85.6%増)だったと発表した。
金の回収量が前年同期比で増加したほか、トレーディング事業が好調だった。また、すべての部門で利益向上に向けた取り組みを強化したことにより、貴金属事業セグメントの売上収益および営業利益がいずれも増加したとしている。
AREホールディングス<5857.T>が買い気配。同社は29日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は147億円(前年同期比85.6%増)だったと発表した。
金の回収量が前年同期比で増加したほか、トレーディング事業が好調だった。また、すべての部門で利益向上に向けた取り組みを強化したことにより、貴金属事業セグメントの売上収益および営業利益がいずれも増加したとしている。
★9:05 静甲-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
静甲<6286.T>が買い気配。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.8億円から13.0億円(前期比47.4%増)に上方修正すると発表した。
産業機械事業での受注増加による稼働率向上、部品販売・保守メンテナンスの堅調な推移、ならびに電機機器事業の増収を踏まえた。
併せて、25.3期の期末配当予想を8円から10円(前期末は8円)に上方修正すると発表した。年間配当は18円→20円(前期は16円)となる。
静甲<6286.T>が買い気配。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の8.8億円から13.0億円(前期比47.4%増)に上方修正すると発表した。
産業機械事業での受注増加による稼働率向上、部品販売・保守メンテナンスの堅調な推移、ならびに電機機器事業の増収を踏まえた。
併せて、25.3期の期末配当予想を8円から10円(前期末は8円)に上方修正すると発表した。年間配当は18円→20円(前期は16円)となる。
★9:06 クレオ-急落 3Q累計営業益23%減 受託開発事業・サポートサービス事業で減益
クレオ<9698.T>が急落。同社は29日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が5.6億円(前年同期比22.9%減)だったと発表した。
受託開発事業およびサポートサービス事業で減益となったことが響いた。
クレオ<9698.T>が急落。同社は29日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が5.6億円(前年同期比22.9%減)だったと発表した。
受託開発事業およびサポートサービス事業で減益となったことが響いた。
★9:06 ガンホー-続落 ストラテジックが株主提案 社長の報酬減額=日経
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が続落。30日付の日本経済新聞朝刊は、アクティビスト(物言う株主)のストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)が、同社の森下一喜社長の報酬減額を求める趣旨の株主提案をしたことが分かったと報じた。
記事によれば、過去10年間で営業利益は3分の1以下に減ったが、報酬は大幅に増えたことを問題視したようだ。報酬制度を明確化し、開発投資などに回すよう求めているもよう。ストラテジックキャピタルは同社株を約5%保有する大株主で、3月開催予定の定時株主総会に向けて株主提案したとしている。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が続落。30日付の日本経済新聞朝刊は、アクティビスト(物言う株主)のストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)が、同社の森下一喜社長の報酬減額を求める趣旨の株主提案をしたことが分かったと報じた。
記事によれば、過去10年間で営業利益は3分の1以下に減ったが、報酬は大幅に増えたことを問題視したようだ。報酬制度を明確化し、開発投資などに回すよう求めているもよう。ストラテジックキャピタルは同社株を約5%保有する大株主で、3月開催予定の定時株主総会に向けて株主提案したとしている。
★9:08 SCREEN-反落 マイクロソフトがDeepSeekのモデル「R1」展開 トランプ氏発言も嫌気か
SCREENホールディングス<7735.T>が反落。米マイクロソフトは29日、生成AI開発プラットフォーム「Azure AI Foundry」 およびソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」において、中国の新興企業ディープシークが開発した「DeepSeek」のモデル「R1」が利用できるようになったと発表した。
マイクロソフトが提供する「Microsoft Copilot」は米オープンAIが開発したモデル「GPT」を採用している。低コストのモデル「DeepSeek」をマイクロソフトのプラットフォーム上で利用可能とする発表を受けて、国内の半導体関連株にAI関連投資への影響を懸念した売りが出ているようだ。
また、一部報道ではトランプ政権がエヌビディアに対して、中国向けの販売規制を強化することを検討していると伝えられた。これを受けて、前日の米国市場でエヌビディアの株価は4%超の下落となっている。複数の材料を手掛かりに、同社のほかディスコ<6146.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども下落する展開となっている。
SCREENホールディングス<7735.T>が反落。米マイクロソフトは29日、生成AI開発プラットフォーム「Azure AI Foundry」 およびソフトウェア開発プラットフォーム「GitHub」において、中国の新興企業ディープシークが開発した「DeepSeek」のモデル「R1」が利用できるようになったと発表した。
マイクロソフトが提供する「Microsoft Copilot」は米オープンAIが開発したモデル「GPT」を採用している。低コストのモデル「DeepSeek」をマイクロソフトのプラットフォーム上で利用可能とする発表を受けて、国内の半導体関連株にAI関連投資への影響を懸念した売りが出ているようだ。
また、一部報道ではトランプ政権がエヌビディアに対して、中国向けの販売規制を強化することを検討していると伝えられた。これを受けて、前日の米国市場でエヌビディアの株価は4%超の下落となっている。複数の材料を手掛かりに、同社のほかディスコ<6146.T>、KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>なども下落する展開となっている。
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