前場コメント No.7 三桜工、ＩＭＶ、テックファーム、クリングル、日本ＣＭＫ、ＯＬＣ
★10:08 三桜工業－急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は34％減
三桜工業<6584.T>が急落。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の80.0億円から50.0億円（前期比37.9％減）に下方修正すると発表した。
中国において売り上げの大幅減に伴う減益に加え、減産補償交渉の遅れおよび人員減に伴う退職金などの固定費増加により損失幅が拡大する見通しとなった。欧州における取引先の販売台数低迷に伴う減益および材料費の高騰、インフレなどを背景とする人件費上昇に対する価格転嫁の遅れに加え、北南米において計上した一時的な費用の影響も重なったことも踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は36.2億円（前年同期比34.2％減）だった。
三桜工業<6584.T>が急落。同社は7日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の80.0億円から50.0億円（前期比37.9％減）に下方修正すると発表した。
中国において売り上げの大幅減に伴う減益に加え、減産補償交渉の遅れおよび人員減に伴う退職金などの固定費増加により損失幅が拡大する見通しとなった。欧州における取引先の販売台数低迷に伴う減益および材料費の高騰、インフレなどを背景とする人件費上昇に対する価格転嫁の遅れに加え、北南米において計上した一時的な費用の影響も重なったことも踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は36.2億円（前年同期比34.2％減）だった。
★10:08 ＩＭＶ－急騰 1Q営業益43％増 価格改定などが寄与
ＩＭＶ<7760.T>が急騰。同社は7日、25.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は3.5億円（前年同期比43.1％増）だったと発表した。市場コンセンサスは30.0億円。
コストの増加により利益が圧迫される一方で、増収による影響に加えて既存製品のブラッシュアップ、価格改定を進めるなど、採算性の向上に努めたことが寄与した。
ＩＭＶ<7760.T>が急騰。同社は7日、25.8期1Q（9-11月）の連結営業利益は3.5億円（前年同期比43.1％増）だったと発表した。市場コンセンサスは30.0億円。
コストの増加により利益が圧迫される一方で、増収による影響に加えて既存製品のブラッシュアップ、価格改定を進めるなど、採算性の向上に努めたことが寄与した。
★10:11 テックファームＨＤ－急騰 通期営業益を上方修正 上期は9.7倍
テックファームホールディングス<3625.T>が急騰。同社は7日、25.6期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から5.5億円（前期比2.3倍）に上方修正すると発表した。
売上高の増加のほか、プロジェクト進ちょくのモニタリングや品質チェックなど、安定化に向けた取り組みの効果により大幅な不採算案件が発生していないこと、複数の新規の大型案件において利益率が高い上流工程フェーズのプロジェクトが重なったことなどを踏まえた。
25.6期上期（7-12月）の連結営業利益は3.6億円（前年同期比9.7倍）だった。
テックファームホールディングス<3625.T>が急騰。同社は7日、25.6期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から5.5億円（前期比2.3倍）に上方修正すると発表した。
売上高の増加のほか、プロジェクト進ちょくのモニタリングや品質チェックなど、安定化に向けた取り組みの効果により大幅な不採算案件が発生していないこと、複数の新規の大型案件において利益率が高い上流工程フェーズのプロジェクトが重なったことなどを踏まえた。
25.6期上期（7-12月）の連結営業利益は3.6億円（前年同期比9.7倍）だった。
★10:13 クリングル－急落 1Q最終赤字拡大 パイプラインの進ちょく遅れを嫌気
クリングルファーマ<4884.T>が急落。同社は7日、25.9期1Q（10-12月）の純損益は2.1億円の赤字（前年同期は1.7億円の赤字）だったと発表した。販管費の増加により赤字幅が拡大した。
併せて、開発パイプラインの進ちょく状況などに関する質疑の回答も公表した。脊髄損傷急性期の国内での承認申請状況については、3月をめどに承認申請を行う準備を進めていたが、医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）と継続して協議が必要という状況になったため承認申請の時期を4月以降とする。
また、声帯瘢痕（はんこん）の第3相臨床試験の進ちょく状況及び今後の見通しについては、2024年内の組み入れ完了ができなかったため、2025年6月までには組み入れを完了し、2026年前半での経過観察終了をめざすとしている。
開発パイプラインの進ちょく遅れを受け、株価は売りが優勢となっている。
クリングルファーマ<4884.T>が急落。同社は7日、25.9期1Q（10-12月）の純損益は2.1億円の赤字（前年同期は1.7億円の赤字）だったと発表した。販管費の増加により赤字幅が拡大した。
併せて、開発パイプラインの進ちょく状況などに関する質疑の回答も公表した。脊髄損傷急性期の国内での承認申請状況については、3月をめどに承認申請を行う準備を進めていたが、医薬品医療機器総合機構（ＰＭＤＡ）と継続して協議が必要という状況になったため承認申請の時期を4月以降とする。
また、声帯瘢痕（はんこん）の第3相臨床試験の進ちょく状況及び今後の見通しについては、2024年内の組み入れ完了ができなかったため、2025年6月までには組み入れを完了し、2026年前半での経過観察終了をめざすとしている。
開発パイプラインの進ちょく遅れを受け、株価は売りが優勢となっている。
★10:14 日本ＣＭＫ－急騰 通期最終益を上方修正 増配も発表
日本ＣＭＫ<6958.T>が急騰。同社は7日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の35.0億円から46.0億円（前期比19.3％増）に上方修正すると発表した。
注力分野の走行安全系向けの販売が順調に推移したほか、円が対ドルおよびタイバーツで通貨安に推移したことによる為替影響などにより、前回予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は47.1億円（前年同期比2.3倍）だった。
併せて25.3期の期末配当予想を15円から20円（前期末は19円）に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
日本ＣＭＫ<6958.T>が急騰。同社は7日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の35.0億円から46.0億円（前期比19.3％増）に上方修正すると発表した。
注力分野の走行安全系向けの販売が順調に推移したほか、円が対ドルおよびタイバーツで通貨安に推移したことによる為替影響などにより、前回予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。
25.3期3Q累計（4-12月）の連結純利益は47.1億円（前年同期比2.3倍）だった。
併せて25.3期の期末配当予想を15円から20円（前期末は19円）に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。
★10:24 ＯＬＣ－ＳＭＢＣ日興が目標株価を引き下げ 短期は様子見、資本政策・日本人ゲスト数の成長転換に期待
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。ＳＭＢＣ日興証券では、短期は様子見、資本政策・日本人ゲスト数の成長転換に期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価は4200円→3800円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、短期的には次期中期経営計画の発表（25/4月下旬予定）まで様子見の展開とみている。ただ、中計目標は株式市場の期待が高い一方で、保守的になる可能性がある点には留意と指摘（前回〈22/4月公表〉は発表後、株価は大きく下落）。26/3期見通しは大阪万博（25/4月～10月）の影響は注視している。カタリストは、（1）中計での資本政策、（2）入園者数、特に日本人ゲスト数の成長転換、（3）入場制限が撤廃されたファンタジースプリングス（FS）の業績貢献（ゲスト数拡大、チケット価格等の上昇）などを挙げた。
オリエンタルランド<4661.T>が軟調。ＳＭＢＣ日興証券では、短期は様子見、資本政策・日本人ゲスト数の成長転換に期待。投資評価は「2（中立）」を継続し、目標株価は4200円→3800円に引き下げた。
ＳＭＢＣ日興では、短期的には次期中期経営計画の発表（25/4月下旬予定）まで様子見の展開とみている。ただ、中計目標は株式市場の期待が高い一方で、保守的になる可能性がある点には留意と指摘（前回〈22/4月公表〉は発表後、株価は大きく下落）。26/3期見通しは大阪万博（25/4月～10月）の影響は注視している。カタリストは、（1）中計での資本政策、（2）入園者数、特に日本人ゲスト数の成長転換、（3）入場制限が撤廃されたファンタジースプリングス（FS）の業績貢献（ゲスト数拡大、チケット価格等の上昇）などを挙げた。
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