前場コメント No.3 リコー、長谷工、日産自、日ホスピス、東急、高砂熱
★9:03 リコー-3日ぶりに大幅反落 3Q累計営業益7%減 販管費の増加響く
リコー<7752.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は2月13日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は346億円(前年同期比7.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは306億円。
オフィスサービスなどでの事業成長経費に加え、企業価値向上プロジェクトの一環として海外でのオフィスプリンティング事業の販売・サービス体制の構造改革や、同社および国内グループ会社でのセカンドキャリア支援制度の実施に伴う一時費用を計上したことにより、販管費が増加したことが響いた。
併せて、2024年7月1日に組成した複合機などの開発・生産を担う合弁会社であるエトリアに、新たに3社目となるOKI<6703.T>が参画することも発表した。
リコー、ETRIAおよびOKIは、2月13日、2025年10月1日(予定)を効力発生日として、びOKIが会社分割により複合機などの開発・生産に関する事業をETRIAに統合するに当たっての諸条件を定めた事業統合契約を締結した。また、本事業統合後のETRIAの運営などに関する株主間契約を同社、東芝テック<6588.T>、OKIの3社で締結したとしている。
リコー<7752.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は2月13日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は346億円(前年同期比7.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは306億円。
オフィスサービスなどでの事業成長経費に加え、企業価値向上プロジェクトの一環として海外でのオフィスプリンティング事業の販売・サービス体制の構造改革や、同社および国内グループ会社でのセカンドキャリア支援制度の実施に伴う一時費用を計上したことにより、販管費が増加したことが響いた。
併せて、2024年7月1日に組成した複合機などの開発・生産を担う合弁会社であるエトリアに、新たに3社目となるOKI<6703.T>が参画することも発表した。
リコー、ETRIAおよびOKIは、2月13日、2025年10月1日(予定)を効力発生日として、びOKIが会社分割により複合機などの開発・生産に関する事業をETRIAに統合するに当たっての諸条件を定めた事業統合契約を締結した。また、本事業統合後のETRIAの運営などに関する株主間契約を同社、東芝テック<6588.T>、OKIの3社で締結したとしている。
★9:04 長谷工-大幅反落 通期最終益を下方修正 28.3期経常益1000億円以上めざす
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅反落。同社は13日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の530億円から300億円(前期比46.5%減)に下方修正すると発表した。
米国子会社がハワイ州オアフ島で開業した商業施設に関して、新型コロナウイルス感染症で落ち込んだハワイへの渡航者数が完全には回復していない中、長引く円安の影響による日本人観光客の減少は続いており、同施設への来場者数も当初想定を大きく下回る状況が続いている。この状況を踏まえ、減損損失を計上することが響く。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は184億円(前年同期比53.6%減)だった。
併せて、中期経営計画(26.3期~31.3期)を策定したことも発表した。連結経常利益の目標を28.3期1000億円以上(25.3期予想は800億円)、31.3期1300億円以上とした。ROEは10%を上回る水準を維持し、31.3期までに13%程度をめざす。投資計画は4000億円程度とする。株主還元は6期合計の総還元性向を50%程度とし、累進配当の実施、機動的な自己株式の取得を行うとしている。
なお、株価は今期最終益の下方修正を受けて売りが優勢となっている。
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅反落。同社は13日、25.3期通期の連結純利益予想を従来の530億円から300億円(前期比46.5%減)に下方修正すると発表した。
米国子会社がハワイ州オアフ島で開業した商業施設に関して、新型コロナウイルス感染症で落ち込んだハワイへの渡航者数が完全には回復していない中、長引く円安の影響による日本人観光客の減少は続いており、同施設への来場者数も当初想定を大きく下回る状況が続いている。この状況を踏まえ、減損損失を計上することが響く。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は184億円(前年同期比53.6%減)だった。
併せて、中期経営計画(26.3期~31.3期)を策定したことも発表した。連結経常利益の目標を28.3期1000億円以上(25.3期予想は800億円)、31.3期1300億円以上とした。ROEは10%を上回る水準を維持し、31.3期までに13%程度をめざす。投資計画は4000億円程度とする。株主還元は6期合計の総還元性向を50%程度とし、累進配当の実施、機動的な自己株式の取得を行うとしている。
なお、株価は今期最終益の下方修正を受けて売りが優勢となっている。
★9:04 長谷工-大幅反落 29万0723株・5億8173万6723円の自社株買い 割合は0.11%
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅反落。同社は13日、総数29万0723株・総額5億8173万6723円の自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2月13日~2月18日。子会社ハセックが保有する同社普通株式を相対取引により取得する。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.11%となる。
なお、株価は今期最終益の下方修正を受けて売りが優勢となっている。
長谷工コーポレーション<1808.T>が大幅反落。同社は13日、総数29万0723株・総額5億8173万6723円の自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2月13日~2月18日。子会社ハセックが保有する同社普通株式を相対取引により取得する。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.11%となる。
なお、株価は今期最終益の下方修正を受けて売りが優勢となっている。
★9:04 日産自動車-4日ぶり反発 通期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。同社は13日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1500億円から1200億円(前期比78.9%減)に下方修正すると発表した。最新の見通しを反映した。
未定としていた純利益については、800億円の赤字(前期は4266億円の黒字)とした。リストラクチャリングの現時点における見積もりである約1000億円を含んでおり、これは4Qに最終的に確定される予定だとしている。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は640億円(前年同期比86.6%減)だった。
併せて、ホンダ<7267.T>との経営統合に関する協議・検討を終了することを、同日、両社間で合意したことも発表した。
なお株価は、悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。同社は13日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の1500億円から1200億円(前期比78.9%減)に下方修正すると発表した。最新の見通しを反映した。
未定としていた純利益については、800億円の赤字(前期は4266億円の黒字)とした。リストラクチャリングの現時点における見積もりである約1000億円を含んでおり、これは4Qに最終的に確定される予定だとしている。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は640億円(前年同期比86.6%減)だった。
併せて、ホンダ<7267.T>との経営統合に関する協議・検討を終了することを、同日、両社間で合意したことも発表した。
なお株価は、悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。
★9:04 日産自動車-4日ぶり反発 KKRと協議、増資など資金調達の手段を模索と伝わる
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。ブルームバーグ通信は13日、米投資ファンドKKRと、同社の資金調達に関して協議を始めていることが分かったと報じた。
記事によると、複数の関係者が匿名を条件に明らかにしたという。KKRは同社への出資のほか融資も選択肢にあるとしている。ただ出資、融資ともに経済条件は難しく実現するかどうかは不透明だという。協議は初期段階であり、現時点では具体的な資金調達の規模や方法についての議論には入っていないとしている。
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。ブルームバーグ通信は13日、米投資ファンドKKRと、同社の資金調達に関して協議を始めていることが分かったと報じた。
記事によると、複数の関係者が匿名を条件に明らかにしたという。KKRは同社への出資のほか融資も選択肢にあるとしている。ただ出資、融資ともに経済条件は難しく実現するかどうかは不透明だという。協議は初期段階であり、現時点では具体的な資金調達の規模や方法についての議論には入っていないとしている。
★9:04 日本ホスピス-買い気配 今期経常益74%増見込む 10円増配へ
日本ホスピスホールディングス<7061.T>が買い気配。同社は13日、25.12期通期の連結経常利益予想を17.5億円(前期比73.6%増)に、年間配当予想を25円(前期は15円)にすると発表した。
2025年期首時点ですでに安定稼働している施設から得られる利益に加え、期首時点では立ち上げ過程にある施設の稼働率が上昇することで施設損益が改善する見通し。
24.12期通期の連結経常利益は10.1億円(前の期比2.0%減)だった。会社計画は14.0億円。2024年に新規開設した施設の開設準備コストや、本社・本部人件費の増加などにより減益となった。
プライム市場への移行予定については、中期経営計画を前提にした場合、2025年~2026年には要件(純資産額、利益額基準など)を満たすと考えている。
日本ホスピスホールディングス<7061.T>が買い気配。同社は13日、25.12期通期の連結経常利益予想を17.5億円(前期比73.6%増)に、年間配当予想を25円(前期は15円)にすると発表した。
2025年期首時点ですでに安定稼働している施設から得られる利益に加え、期首時点では立ち上げ過程にある施設の稼働率が上昇することで施設損益が改善する見通し。
24.12期通期の連結経常利益は10.1億円(前の期比2.0%減)だった。会社計画は14.0億円。2024年に新規開設した施設の開設準備コストや、本社・本部人件費の増加などにより減益となった。
プライム市場への移行予定については、中期経営計画を前提にした場合、2025年~2026年には要件(純資産額、利益額基準など)を満たすと考えている。
★9:05 東急-4日ぶり反落 3Q累計営業益35%増も材料出尽くし
東急<9005.T>が4日ぶり反落。同社は2月13日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は936億円(前年同期比35.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは896億円。
不動産事業におけるマンション販売の増加に加え、生活サービス事業における需要の増加、ホテル・リゾート事業、交通事業における利用者数の増加などが寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
東急<9005.T>が4日ぶり反落。同社は2月13日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は936億円(前年同期比35.1%増)だったと発表した。市場コンセンサスは896億円。
不動産事業におけるマンション販売の増加に加え、生活サービス事業における需要の増加、ホテル・リゾート事業、交通事業における利用者数の増加などが寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:05 高砂熱学工業-売り気配 株式の売り出しを発表 三菱UFJ銀行や太陽生命保険などが放出
高砂熱学工業<1969.T>が売り気配。同社は2月13日に、310万6800株の売り出しおよび上限46万6000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
発行条件は2月26日~3月3日のいずれかの日に決める。売出人は三菱UFJ銀行:77万6300株、太陽生命保険:61万0500株、三井住友銀行:37万3500株、東京海上日動火災保険:33万0600株、三菱倉庫:24万0500株、みずほ銀行:22万5900株、住友不動産:20万9500株、大阪断熱:19万株、ヤマト:15万株。
高砂熱学工業<1969.T>が売り気配。同社は2月13日に、310万6800株の売り出しおよび上限46万6000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。
発行条件は2月26日~3月3日のいずれかの日に決める。売出人は三菱UFJ銀行:77万6300株、太陽生命保険:61万0500株、三井住友銀行:37万3500株、東京海上日動火災保険:33万0600株、三菱倉庫:24万0500株、みずほ銀行:22万5900株、住友不動産:20万9500株、大阪断熱:19万株、ヤマト:15万株。
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