前場コメント No.7 ミンカブ、バルテスHD、サンコール、NXHD、GVATECH、アライドHD
★9:41 ミンカブ-ストップ安売り気配 通期営業赤字19.3億円見込む 一転赤字へ
ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436.T>がストップ安売り気配。同社は14日に、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の12.0億円の黒字から19.3億円の赤字(前期比は7.0億円の赤字)に引き下げるとともに、26.3期を最終年度とする中期計画を取り下げると発表した。
広告収入依存の軽減を目的とした積極的な収益多様化策が赤字を計上する結果となったほか、ディスプレイ広告市況の想定以上の悪影響や「ライブドアブログ」のPV数減少、証券口座開設数の減少といったアフィリエイト広告市況の悪化などが響く。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は9.9億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)だった。
上期に引き続き、ディスプレイ広告市況の想定以上の悪影響、「ライブドアブログ」のPV数減少に加え、証券口座などのアフィリエイト広告についても市場全体の口座開設数の減少により売り上げが減少し、継続的に、かつ追加的に行ってきた費用削減効果を上回る規模で売り上げが計画を下回ったことが響いた。
併せて、25.3期の期末配当予想を26円→0円(前期は26円)にすることも発表した。年間配当も同額(無配)となる。
ミンカブ・ジ・インフォノイド<4436.T>がストップ安売り気配。同社は14日に、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の12.0億円の黒字から19.3億円の赤字(前期比は7.0億円の赤字)に引き下げるとともに、26.3期を最終年度とする中期計画を取り下げると発表した。
広告収入依存の軽減を目的とした積極的な収益多様化策が赤字を計上する結果となったほか、ディスプレイ広告市況の想定以上の悪影響や「ライブドアブログ」のPV数減少、証券口座開設数の減少といったアフィリエイト広告市況の悪化などが響く。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結営業損益は9.9億円の赤字(前年同期は3.2億円の赤字)だった。
上期に引き続き、ディスプレイ広告市況の想定以上の悪影響、「ライブドアブログ」のPV数減少に加え、証券口座などのアフィリエイト広告についても市場全体の口座開設数の減少により売り上げが減少し、継続的に、かつ追加的に行ってきた費用削減効果を上回る規模で売り上げが計画を下回ったことが響いた。
併せて、25.3期の期末配当予想を26円→0円(前期は26円)にすることも発表した。年間配当も同額(無配)となる。
★9:43 バルテスHD-買い気配 通期営業益を下方修正も優待導入などを好感
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.8億円から8.5億円(前期比1.4%増)に下方修正すると発表した。
開発事業セグメントにおいて、上期に発生した不採算案件に対応するために実施した組織再構築の影響により、同事業の利益率低下は下半期も継続する見込みであること、さらに新たにグループ方針として打ち出した「生成AIテスト設計ツール」の開発加速施策の実施により、4Q以降のコストが増加する見込みであることなどを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は5.5億円(前年同期比6.5%増)だった。
なお株価は、同日発表された自社株買いや、生成AIテストツール開発応援に関する株主優待の導入が好感され、買いが優勢となっている。
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の9.8億円から8.5億円(前期比1.4%増)に下方修正すると発表した。
開発事業セグメントにおいて、上期に発生した不採算案件に対応するために実施した組織再構築の影響により、同事業の利益率低下は下半期も継続する見込みであること、さらに新たにグループ方針として打ち出した「生成AIテスト設計ツール」の開発加速施策の実施により、4Q以降のコストが増加する見込みであることなどを踏まえた。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は5.5億円(前年同期比6.5%増)だった。
なお株価は、同日発表された自社株買いや、生成AIテストツール開発応援に関する株主優待の導入が好感され、買いが優勢となっている。
★9:43 バルテスHD-買い気配 生成AIテストツール開発応援に関する株主優待を導入
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、従来の「安定的な労働集約型ソフトウェアテスト事業を軸とする成長」から、「生成AIテストツール開発への積極投資」に基本方針を転換することを決定したと発表した。近い将来、様々な競合他社が生成AIテストツール開発に追随してくることを想定。AI開発におけるアドバンテージを今後も保ち続けるために、より積極的にAI開発投資を拡大し、AI開発のスピードをさらに向上させる必要があると判断した。
方針変更を受け、より多くの株主に同社グループの新たな生成AIテストツール開発投資を理解してもらった上で、中長期的に株式を保有してもらうことを目的に、「生成AIテストツール開発応援に関する株主優待制度」の導入を決定したことも発表した。
毎年3月31日および9月30日時点の株主名簿に記載または記録され、継続保有の要件として、同一の株主番号で2回連続(3月末および9月末)で株主名簿に500株以上の保有が記載または記録されている株主を対象に、各回7500円、年間で1万5000円分のQUOカードを贈呈するとしている。2025年3月31日および2025年9月30日時点の同社株主名簿に記載または記録され、同期間継続保有している株主を対象に開始する。
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、従来の「安定的な労働集約型ソフトウェアテスト事業を軸とする成長」から、「生成AIテストツール開発への積極投資」に基本方針を転換することを決定したと発表した。近い将来、様々な競合他社が生成AIテストツール開発に追随してくることを想定。AI開発におけるアドバンテージを今後も保ち続けるために、より積極的にAI開発投資を拡大し、AI開発のスピードをさらに向上させる必要があると判断した。
方針変更を受け、より多くの株主に同社グループの新たな生成AIテストツール開発投資を理解してもらった上で、中長期的に株式を保有してもらうことを目的に、「生成AIテストツール開発応援に関する株主優待制度」の導入を決定したことも発表した。
毎年3月31日および9月30日時点の株主名簿に記載または記録され、継続保有の要件として、同一の株主番号で2回連続(3月末および9月末)で株主名簿に500株以上の保有が記載または記録されている株主を対象に、各回7500円、年間で1万5000円分のQUOカードを贈呈するとしている。2025年3月31日および2025年9月30日時点の同社株主名簿に記載または記録され、同期間継続保有している株主を対象に開始する。
★9:44 バルテスHD-買い気配 40万株・2億円を上限に自社株買い 割合は1.98%
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、40万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月17日~6月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.98%となる。
バルテス・ホールディングス<4442.T>が買い気配。同社は14日、40万株・2億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月17日~6月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.98%となる。
★9:52 サンコール-ストップ高買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は黒字転換
サンコール<5985.T>がストップ高買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の9.0億円の黒字から34.0億円の黒字(前期は35.4億円の赤字)に上方修正すると発表した。
データセンター向け需要が好調であり、光通信用コネクタ・アダプタ製品などの通信関連売上高が前回見込みを大きく上回る水準で推移しているという。それら売上高増加による収益改善に加え、自動車関連製品における原材料価格・エネルギーコスト等上昇分の価格転嫁促進による採算性改善、HDD用サスペンションの訴訟案件和解による弁護士費用およびその他関連費用減少などにより、営業利益は前回予想を大きく上回る見込みとなったとしている。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は20.9億円の黒字(前年同期は24.3億円の赤字)だった。
サンコール<5985.T>がストップ高買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の9.0億円の黒字から34.0億円の黒字(前期は35.4億円の赤字)に上方修正すると発表した。
データセンター向け需要が好調であり、光通信用コネクタ・アダプタ製品などの通信関連売上高が前回見込みを大きく上回る水準で推移しているという。それら売上高増加による収益改善に加え、自動車関連製品における原材料価格・エネルギーコスト等上昇分の価格転嫁促進による採算性改善、HDD用サスペンションの訴訟案件和解による弁護士費用およびその他関連費用減少などにより、営業利益は前回予想を大きく上回る見込みとなったとしている。
25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は20.9億円の黒字(前年同期は24.3億円の赤字)だった。
★9:56 NXHD-野村が目標株価を引き上げ PBR向上に向けた対策が魅力的
NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が急騰。野村証券では、PBR向上に向けた対策が魅力的と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2933円→3500円に引き上げた。
野村では、24.12期決算と「企業価値向上に向けた取組み」のアップデートを踏まえ、予想に反映。今回、上限500億円の自社株買いのほか、26.12期にROE8%以上達成に向け借り入れや資産売却による資金を活用し、M&Aや株主還元を従来より強化する方針が示された点に注目。資本抑制と利益成長の両輪でROE向上を重視する新方針は株式市場で好感されると予想。25.12期は従来予想並みの営業利益804億円を予想している。
NIPPON EXPRESSホールディングス<9147.T>が急騰。野村証券では、PBR向上に向けた対策が魅力的と指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は2933円→3500円に引き上げた。
野村では、24.12期決算と「企業価値向上に向けた取組み」のアップデートを踏まえ、予想に反映。今回、上限500億円の自社株買いのほか、26.12期にROE8%以上達成に向け借り入れや資産売却による資金を活用し、M&Aや株主還元を従来より強化する方針が示された点に注目。資本抑制と利益成長の両輪でROE向上を重視する新方針は株式市場で好感されると予想。25.12期は従来予想並みの営業利益804億円を予想している。
★10:03 GVA TECH-ストップ高買い気配 今期営業赤字縮小見込む 前期は赤字拡大
GVA TECH<298A.T>がストップ買い気配。同社は14日、25.12期通期の営業損益予想を2.5億円の赤字(前期は5.2億円の赤字)にすると発表した。
前期までの成長投資による営業力強化により、売り上げは引き続き好調に推移する見通し。投資フェーズの最終段階として4Qでの黒字化を見込むとしている。
24.12期通期の営業損益は5.2億円の赤字(前の期は4.2億円の赤字)だった。LegalTech SaaS事業における新規顧客拡大およびサービス開発強化への先行投資を継続したことが響いた。
GVA TECH<298A.T>がストップ買い気配。同社は14日、25.12期通期の営業損益予想を2.5億円の赤字(前期は5.2億円の赤字)にすると発表した。
前期までの成長投資による営業力強化により、売り上げは引き続き好調に推移する見通し。投資フェーズの最終段階として4Qでの黒字化を見込むとしている。
24.12期通期の営業損益は5.2億円の赤字(前の期は4.2億円の赤字)だった。LegalTech SaaS事業における新規顧客拡大およびサービス開発強化への先行投資を継続したことが響いた。
★10:16 アライドテレシスHD-急騰 前期営業益55%増 期末配当は6円
アライドテレシスホールディングス<6835.T>が急騰。同社は14日、24.12期の連結営業利益は34.2億円(前の期比55.1%増)だったと発表した。増収効果が研究開発費や人件費の増加、円安進行による海外コストの上昇といった販管費の増加を吸収したとしている。
併せて、未定としていた24.12期の期末配当を6円(前の期は1円)に決定した。
また、201万5802株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は2月28日。消却前の発行済株式総数に対する割合は1.8%となる。
次期の業績予想については、現時点(2025年2月14日)で合理的な算定が困難であるため未定とした。
アライドテレシスホールディングス<6835.T>が急騰。同社は14日、24.12期の連結営業利益は34.2億円(前の期比55.1%増)だったと発表した。増収効果が研究開発費や人件費の増加、円安進行による海外コストの上昇といった販管費の増加を吸収したとしている。
併せて、未定としていた24.12期の期末配当を6円(前の期は1円)に決定した。
また、201万5802株の自己株を消却すると発表した。消却予定日は2月28日。消却前の発行済株式総数に対する割合は1.8%となる。
次期の業績予想については、現時点(2025年2月14日)で合理的な算定が困難であるため未定とした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ