前場コメント No.3 プログリット、ABCマート、アイキューブ、GENDA、ミネベアミツミ、ライトオン

2025/04/10(木) 11:30
★9:06  プログリット-続落 上期営業益48%増も利益確定の売り
 プログリット<9560.T>が続落。同社は9日、25.8期上期(9-2月)の営業利益は8.0億円(前年同期比48.2%増)だったと発表した。

 英語コーチングサービスおよびサブスクリプション型英語学習サービスがいずれも伸長。売上高および全ての利益指標において過去最高を更新した。

 なお、株価は、決算発表前に期待買いが入っていたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

★9:06  ABCマート-大幅続落 今期営業益2%増見込むもコンセンサス下回る
 エービーシー・マート<2670.T>が大幅続落。同社は9日に、26.2期通期の連結営業利益予想は640億円(前期比2.3%増)と発表した。市場コンセンサスは655億円。

 商品展開については、世界的な健康意識の高まりによるランニング需要と旅行レジャー需要の拡大を見込み、スポーツシューズやウォーキングシューズ、トレンドのハンズフリーシューズを中心に履き心地の良いカジュアルシューズ、それらとセットアップしやすいアパレルなど、ライフスタイルカジュアル商品の販売を強化するとしている。

 25.2期通期の連結営業利益は626億円(前の期比12.4%増)だった。客単価の増加による収益の拡大が寄与した。

★9:06  アイキューブドシステムズ-急騰 通期最終益を上方修正 ワンビを子会社化
 アイキューブドシステムズ<4495.T>が急騰。同社は9日、25.6期通期の連結純利益予想を従来の5.4億円から5.7億円(前期比22.5%増)に上方修正すると発表した。

 2025年1月9日付のワンビの子会社化による影響など(2025年1月~6月までの6カ月間)について、1月~3月の3カ月間は同社が2025年1月22日付で公表した「業績予想の修正に関するお知らせ」に基づく予想値を、4月~6月の3カ月間は同社の業績計画に基づく予想値を、それぞれ勘案し、業績予想に織り込んだとしている。

★9:06  GENDA-買い気配 Pixel Intermediate Holdingの株式を取得
 GENDA<9166.T>が買い気配。同社は9日に、連結子会社であるKiddleton(米国テキサス州ダラス)が、アミューズメント施設の運営などを行うPlayer One Amusement Group(カナダ オンタリオ州)などをグループ企業に持つPixel Intermediate Holding(米国デラウェア州ウィルミントン、以下当該グループの総称を「PLAYER ONE」とする)の株式の100%を取得し、連結子会社とすると発表した。

 PLAYER ONEは、Route Operations事業とSales&Distribution事業を手掛けている。RouteOperations事業ではゲームセンター104店舗、ミニロケ約2000箇所を運営し、なかでも映画館やFEC(Family Entertainment Center)などの大型エンターテイメント施設への出店に強みを有している。
 同社グループがPLAYER ONEを取得した後は、PLAYER ONEが持つ巨大なネットワークにミニクレーンの設置や「Kawaii」景品のほか、今後予定されている日本アニメIPも含めた同社グループならではの景品を導入し、さらなる売り上げの増加を見込むとしている。
 取得価額とアドバイザリー費用などの合計は概算で260億1600万円(1億7400万米ドルを1ドル149.52円で換算)で、取引の実行は2025年7月1日を予定している。

★9:07  ミネベアミツミ-買い気配 芝浦電子を買収 700億円TOBへ 台湾企業案に対抗=日経
 ミネベアミツミ<6479.T>が買い気配。10日付けの日本経済新聞朝刊は、同社がセンサー大手の芝浦電子<6957.T>に買収提案すると報じた。

 記事によれば、芝浦電子に「同意なきTOB(株式公開買い付け)」を提案した台湾の電子部品大手の国巨(ヤゲオ)に対抗し、事実上のホワイトナイト(友好的な買収者)となる。芝浦電子が保有する車やロボットに欠かせない世界首位のセンサー技術の海外流出を防ぎつつ、電子部品事業の成長につなげるとしている。

 この報道を受けて芝浦電子は10日8時30分に、「報道された内容について、検討を行っており、本日開催の取締役会に付議する予定でございますので、開示すべき事実が発生した場合には、速やかに公表いたします」と発表した。

 また、ミネベアミツミは10日8時55分に、「現時点で具体的に決定した事実はありません。今後、開示すべき事実を決定した場合は、速やかに公表いたします」と発表した。

★9:08  ライトオン-3日続伸 上期営業赤字縮小 値下げロスを抑制し売上総利益率が改善
 ライトオン<7445.T>が3日続伸。同社は9日、25.8期上期(9-2月)の営業損益は2.4億円の赤字(前年同期は13.3億円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画の13.0億円の赤字を上回った。

 在庫水準の適正化を進める一方で、値下げ幅の調整および値下げを段階的に実施することで値下げロスを抑制したことなどにより売上総利益率が改善した。すべての支出項目について効果の再点検を実施したことで販管費を削減したことも踏まえた。



関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,308.79 +664.53
TOPIX 2,777.87 +35.79
グロース250 696.34 +7.48
NYダウ 42,410.10 +1160.72
ナスダック総合 18,708.34 +779.43
ドル/円 147.95 -0.52
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ