前場コメント No.4 日農薬、ANAP、すかいHD、東宝、信越化、東電力HD

2025/04/17(木) 11:33
★9:05  日本農薬-買い気配 シティインデックスイレブンスより株主提案に関する書面受領
 日本農薬<4997.T>が買い気配。同社は16日、2025年6月開催予定の定時株主総会の目的事項に関し、同社株主のシティインデックスイレブンスより株主提案権を行使する旨の2025年4月15日付の書面を受領したと発表した。
 
 少数株主を保護し、株主価値向上策について検討するための特別委員会の設置に係る定款変更や、取締役の過半数を社外取締役とする定款変更が議題として提案されたとしている。同提案に対する同社取締役会の意見については、決定次第速やかに開示するとしている。

★9:05  ANAP-買い気配 1億9997万5438円分のビットコインを購入
 ANAP<3189.T>が買い気配。同社は16日、同社グループの投資戦略の一環として、ビットコインを購入したと発表した。
 
 購入日は2025年4月16日。購入枚数は16.6591枚、投資金額は1億9997万5438円となっている。ビットコインの保有残高は、四半期ごとに時価評価し、その評価損益を損益計算書に計上するとしている。

★9:06  すかいらーく-続伸 4月17日より卵使用製品を価格改定
 すかいらーくホールディングス<3197.T>が続伸。同社は16日、鶏卵価格の高騰が続いていることから、卵使用商品の価格改定を実施すると発表した。
 
 4月17日より、卵使用商品について、ガストでは10円(税込)、バーミヤンでは10~20 円(税込)改定するとしている。

★9:08  東宝-岩井コスモが目標株価引き上げ 株主還元に前向きな姿勢などが同社株の評価高めよう
 東宝<9602.T>が反落。岩井コスモ証券では、株主還元に前向きな姿勢を示したことなどが同社株の評価を高めると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を7500円→8800円と引き上げた。

 同社は、新たに策定した「中期経営計画2028」では今26.2期から28.2期までを「成長投資と変革を継続する期間」と位置づけ、28.2期までに営業利益700億円以上、ROE9%以上などをめざす。成長ドライバのIP・アニメ事業では海外拠点を拡充し、海外とゲームの収益を拡大する。岩井コスモでは、日本アニメ人気を追い風に同社の海外展開が期待できるとみている。
 株主還元では年間85円の配当を下限に配当性向35%以上かつ機動的な自己株式取得を実施する。従来(年間40円の配当をベースに配当性向30%以上)から株主還元を強化したことは評価されると指摘している。

★9:10  信越化学工業-底堅い 合成石英医薬に展開 新規用途に拡大=日経
 信越化学工業<4063.T>が底堅い。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社が半導体材料向けなどに手がけてきた合成石英を、新たに医薬品製造用途に展開すると報じた。
 
 記事によると、医薬品原料となる脂質で有効成分を包んだ粒子の生産装置を開発し、粒子を作るデバイスに合成石英を使うという。新規用途を開拓し、事業の拡大をめざすとしている。

★9:10  東京電力HD-4日ぶり反発 東電の再建計画「覚悟聞きたい」 原賠機構幹部=日経
 東京電力ホールディングス<9501.T>が4日ぶり反発。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社の筆頭株主である原子力損害賠償・廃炉等支援機構が16日、東電の次期再建計画の策定を前に運営委員会を開催したと発表したと報じた。
 
 記事によると、今夏をメドとする策定に向け、定期的に開くという。次回は東電幹部も出席する。原賠機構の幹部は同日の会合後の記者会見で「次は東電の覚悟を聞きたい」と語ったとしている。


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