前場コメント No.5 ケア21、Globee、エレコム、住友商、PKSHA、大王紙

2025/04/22(火) 11:33
★9:13  ケア21-続落 通期最終益を上方修正も減益見通しを嫌気
 ケア21<2373.T>が変わらず挟み続落。同社は21日、25.10期通期の連結純利益予想を従来の1.0億円から2.5億円(前期比10.1%減)に上方修正すると発表した。

 財務体質の向上を図るため、上場有価証券1銘柄を売却し、売却益2億5000万円を計上することを踏まえた。

 なお株価は、上方修正でも引き続き減益見通しとなったことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:16  Globee-4日ぶり反発 10万株の立会外分売を実施 分売値段は800円
 Globee<5575.T>が4日ぶり反発。同社は21日、10万株の立会外分売を実施すると発表した。分売実施日は22日。分売値段は800円。21日の終値824円に対するディスカウント率は2.91%となる。

 なお、14日に立会外分売の実施を発表した後、株価が大きく下げていたこともあり、きょうは買い戻しが優勢となっている。

★9:19  エレコム-5日続伸 家庭用防犯カメラなど拡販 100億円事業に育成へ=日経
 エレコム<6750.T>が5日続伸。日本経済新聞電子版は22日5時、同社が家庭用防犯機器を拡販すると発表した。
 
 記事によると、個人でも比較的簡単に設置できる防犯カメラなどで、全国の家電量販店に専用の販売コーナーを設けるという。ホームセキュリティー分野は長期的な成長が見込めるとし、製品群を過去5年間で5倍の50製品に増やした。中長期的に100億円程度の売り上げ規模に育てるとしている。

★9:25  住友商事-反発 AI開発用データ拠点 SBIと参入=日経
 住友商事<8053.T>が反発。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社とSBIホールディングス<8473.T>が人工知能(AI)開発向けデータセンター事業に参入すると報じた。

 記事によれば、ベトナムのIT(情報技術)大手傘下の事業会社にそれぞれ20%出資するもよう。最新の画像処理半導体(GPU)を使い、AI向けに日本有数の計算能力をクラウドで提供するようだ。両社の営業網を活用し、メーカーや金融など幅広い企業で契約をめざすとしている。

★9:38  PKSHA -反発 AIでキャリアマッチング支援=日経
 PKSHA Technology<3993.T>が続落。日本経済新聞電子版は22日5時、同社が同日より、キャリアマッチング業務を支援するAIサービスの提供を始めると報じた。
 
 記事によると、求職者と募集企業それぞれの情報をAIが分析し、マッチングの成功率を高めるという。2026年度中に、新サービスを含めた人事領域全体で1000社への導入をめざすとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:45  大王製紙-大幅に9日続伸 円高恩恵で買い続く 王子HDの新中計骨子も刺激材料か
 大王製紙<3880.T>が大幅に9日続伸。円高などを手掛かりに買いが続いている。

 直近では米国の景気後退懸念などからドル売りが続いており、ドル円が一時140円台をつける場面があった。また、21日には王子ホールディングス<3861.T>が中期経営計画の骨子を発表しており、株主還元の強化などを好感して同日は急騰。

 円高によるコスト低下の期待や株主還元期待の高まりなどを受けて、同社株価も買われている。王子HDや日本製紙も買われており、業種別では紙・パルプが値上がり率トップとなっている。


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