前場コメント No.1 任天堂、航空電、第四北越、ファナック、ココナラ、キヤノンMJ

2025/04/24(木) 11:32
★9:00  任天堂-買い気配 スイッチ2、抽選販売に約220万人応募
 任天堂<7974.T>が買い気配。同社は23日19時、X(旧ツイッター)の公式アカウントで新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」の抽選販売に対する応募が日本だけで約220万人あったと発表した。

 事前の想定を大幅に上回っているため、24日の当選発表においては相当数の応募者が当選しない見込みと説明。マイニンテンドーストアでは、第1回の抽選販売で当選しなかった人を第2回の抽選販売に自動的に繰り越して抽選する予定。現在は、この需要を受けてさらに生産体制を強化するなどの取り組みを行っているとした。


★9:00  日本航空電子-反落 今期営業益19%増見込む 前期は計画下回る
 日本航空電子工業<6807.T>が反落。同社は23日、26.3期通期の連結営業利益予想を185億円(前期比18.5%増)に、年間配当予想を60円(前期は60円)にすると発表した。市場コンセンサスは187億円。

 米国向けに直接輸出する主要事業は日系自動車と油田掘削向けビジネスとなるが、これらに加えて、スマートフォン市場など各機器市場での需要や顧客の生産マップ、サプライチェーンなどの変化によって生じる間接影響は現時点では調査中。業績予想の前提には含まれていないとしている。

 25.3期通期の連結営業利益は156億円(前の期比8.3%増)だった。会社計画は170億円。携帯機器向け製品の一部終息や産業機器向けにおける市場回復遅れなどもあり、計画を下回る着地となった。

★9:01  第四北越FG-買い気配 27年春にも群馬銀行と経営統合へと伝わる
 第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>が買い気配。テレ東BIZは23日17時、第四北越フィナンシャルグループ<7327.T>と群馬銀行<8334.T>が2027年春の経営統合に向けて基本合意する方向で最終調整を進めていることが分かったと報じた。
 
 報道によれば、24日にも発表するもよう。統合が実現すれば、総資産が20兆円を超える国内有数の地銀グループになる見通しのようだ。両社は共同で持ち株会社を設立して、その傘下に2つの銀行がぶら下がる形式で、銀行同士の合併は現時点で検討していないとしている。

 なお、上記報道に対して両社は24日8時15分にコメントを発表。報道内容は両社は発表したものではないが、経営統合に係る基本合意についてはきょう取締役会で決議する予定であり、決定したら速やかに開示するとしている。

 群馬銀行の株価は3日続伸となっている。

★9:02  ファナック-買い気配 前期営業益12%増 FA部門がインドや中国で堅調
 ファナック<6954.T>が買い気配。同社は4月23日、25.3期通期の連結営業利益は1588億円(前期比11.9%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1558億円。

 全社的に拡販と経費削減に取り組んだことや、生産効率化を図る新設備の導入などが奏功した。部門別では、FA部門がインドや中国で堅調だったことで増収となった。ロボマシンやサービス部門が増収となったことも寄与した。

 なお、26.3期の業績予想については、現時点で合理的に算定することが困難であるため、未定としている。

★9:02  ファナック-買い気配 1250万株・500億円を上限に自社株買い 消却も発表
 ファナック<6954.T>が買い気配。同社は4月23日、1250万株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年5月1日~2026年4月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.34%となる。

 併せて、1303万5392株の自己株式を消却することも発表した。消却予定日は2025年5月30日。同社は自己株式の保有を発行済株式総数の5%以内にとどめる方針を掲げており、保有割合が上限を超過したため、一部自己株を消却する。割合は消却前の発行済株式総数に対して約1.31%となる。

★9:03  ココナラ-買い気配 筆頭株主がnoteに交代へ
 ココナラ<4176.T>が買い気配。同社は4月23日、同社の創業者で筆頭株主である南章行氏が所有する普通株式219万株を、note<5243.T>に譲渡すると発表した。

 この株式譲渡により、noteが保有する同社株式は発行済株式総数(自己株式を除く)の9.30%に達し、筆頭株主となる見込み。今後、両社はメディアなど多分野で協業を進め、新たな価値創出をめざすとしている。

★9:03  キヤノンMJ-3日ぶり反落 1Q営業益4.6%減 インクカートリッジの売り上げ減少響く
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が3日ぶり反落。同社は4月23日、25.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は131.7億円(前年同期比4.6%減)だったと発表した。

 インクカートリッジの売り上げ減少に伴う荒利の減少や、ITプロダクトの売り上げ構成比が高まったことなどが響いた。


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