後場コメント No.5 キユーピー、三栄コポ、INPEX、KADOKAWA

2025/05/22(木) 15:33
★14:59  キユーピー-もみ合い 米国2カ所目の生産拠点で調味料の生産を開始
 キユーピー<2809.T>がもみ合い。同社は21日、米国のグループ会社Q&B FOODSの米国2カ所目の生産拠点として新設したテネシー州の工場で、2025年5月から調味料の生産を開始すると発表した。
 
 テネシー工場の稼働により、拡大する米州での需要に対応するとともに、世界最大のサラダ調味料市場である米国を中心にさらなる市場の開拓とブランド浸透をめざすとしている。

★15:07  三栄コーポ-反落 未定だった今期配当予想は31円 前期並みの計画
 三栄コーポレーション<8119.T>が反落。同社は22日15時、従来未定としていた26.3期の年間配当予想を31.0円(前期は株式分割考慮後で31.0円)にすると発表した。中間・期末にそれぞれ15.5円の配当を実施する見通し。

★15:09  INPEX-反落 インドネシアでSerpang探鉱鉱区を落札
 INPEX<1605.T>が反落。同社は22日、インドネシアのエネルギー・鉱物資源省が実施した2024年第2回公開入札ラウンドに参加し、同国東ジャワ沖合海域に位置するSerpang探鉱鉱区を共同入札パートナーとともに落札し、同社子会社のINPEXスルパンを通じて、同国石油ガス上流事業監督官庁との間で生産分与契約を締結したと発表した。
 
 今回の落札により、同社が2025年2月に策定した「INPEX Vision 2035」に掲げる「天然ガス/LNG事業の拡大」の東南アジアでの推進に資することが期待されるという。同社は、今後も同国におけるさらなる事業基盤の強化に積極的に取り組むとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★15:18  KADOKAWA-みずほが目標株価引き下げ IP成長などの期待は織り込み済みとみる
 KADOKAWA<9468.T>が4日続落。みずほ証券では、書籍・アニメ・ゲームIPのグローバル成長などに対する期待は株価に織り込み済みと想定。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を4000円→3800円に引き下げた。

 みずほでは、従来予想に対して国内紙書籍・電子書籍の成長率やフロム・ソフトウェアが開発するタイトルの販売等の推移を見直し、営業利益予想を減額修正した。書籍・アニメ・ゲームなどIPのグローバル成長や教育・EdTechの持続的成長が、同社のROEを中期的に押し上げる要因との見方に変更はないが、業績成長期待は株価に織り込み済みとみている。事業会社との資本・業務提携等は潜在的なカタリストとみるが、現時点では株価に織り込みづらいとした。


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