後場コメント No.4 カシオ、AIストーム、三菱重、リテールPT、REMIX、トーカイ

2025/05/26(月) 15:30
★13:46  カシオ-野村が目標株価引き下げ 短期的には米国関税の悪影響を受ける
 カシオ計算機<6952.T>が続伸。野村証券では、短期的には米国関税の悪影響を受けると指摘。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を1350円→1150円に引き下げた。

 野村では、人員適正化による固定費削減や不採算事業の構造改革により、収益基盤が強化されているとの見方は変更していない。今後はエリアマーケティングの知見やG-SHOCKのブランド力を生かし、時計を中心とした安定収益の創出が続くとみている。一方、米国関税影響などを踏まえ、業績予想を下方修正している。

★14:00  AIストーム-底堅い 相対型中古トラックリース事業を開始
 AIストーム<3719.T>が底堅い。同社は26日12時、物流・建設・移動販売など多様な業態に向けて、個別交渉(相対)型の中古トラックリースサービスを開始すると発表した。
 
 同社が従来行ってきたトラック販売・リースのノウハウと、車両価格をAIで動的算出する独自エンジンを融合し、車両の選定からメンテナンス、使用後の売却支援までをワンストップで提供するとしている。

★14:01  三菱重工業-底堅い ウズベキスタンエネルギー省と覚書締結
 三菱重工業<7011.T>が底堅い。同社は26日13時49分、ウズベキスタンエネルギー省と、電力の安定供給を確保する電源開発計画を共同で研究する覚書を締結したと発表した。
 
 同覚書により、同社が納入した既存発電所の設備を活用し、電力の安定供給のための改造案の検討、水素混焼の適用可能性を含む、新規ガスタービンコンバインドサイクル発電所の検討や、その他の脱炭素技術を用いた将来の電源開発計画の検討に共同で取り組む。
 
 共同研究は、両者間で合意した作業計画に基づき2年間継続するもので、経済産業省に採択された「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」事業の一部として支援を受けることになっているとしている。

★14:02  リテールパートナーズ-もみ合い 宮崎地盤スーパー運営会社の株式取得
 リテールパートナーズ<8167.T>がもみ合い。同社は26日13時45分、子会社の丸久が、宮崎県を地盤とするスーパーマーケット「ナガノヤ」などを展開する永野(宮崎県宮崎市)の株式を取得すると発表した。

 丸久の経営資源やノウハウを活用し、永野が創業以来築き上げてきた経営基盤と企業体質を更に強化させる。取得株数の発行済株み式数に対する割合は83.9%。取得価額は非開示。株式取得日は6月30日となる。

★14:08  リミックスポイント-大幅反発 新たにビットコイン10億円購入へ
 リミックスポイント<3825.T>が大幅反発。同社は26日14時、新たに総額10億円のビットコインを購入すると発表した。

 同社はこれまで総額110億円の暗号資産の購入について決議をし、105億円分の暗号資産を購入した。今回の決議により総投資額は120億円となる。5月19日開示の新株予約権の発行でによるビットコイン購入とは別枠になるとしている。

★14:17  トーカイ-後場急伸 新中計策定 3カ年累計で総還元性向70%超を目安
 トーカイ<9729.T>が後場急伸。同社は26日14時、中期経営計画(26.3期~28.3期)を策定したと発表した。

 最終年度の数値目標として売上高1700億円(25.3期実績1495億円)、営業利益95億円(同82億円)、ROE8.0%(同5.5%)をめざす。株主還元については、3カ年累計で総還元性向70%超を目安とした株主還元を実施する。安定的な配当に加え、機動的な自己株式取得も柔軟に検討するとしている。


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