後場コメント No.1 トビラシステム、東電力HD、コア、データSEC、ステラファーマ、Syns

2025/06/10(火) 15:31
★12:30  トビラシステムズ-後場買い気配 上期営業益20%増 ソリューション事業が好調
 トビラシステムズ<4441.T>が後場買い気配。同社は10日15時、25.10期上期(11-4月)の営業利益は5.3億円(前年同期比20.2%増)だったと発表した。上期の会社計画は4.2億円。

 セキュリティ事業が安定的に推移したほか、法人向け電話サービス「トビラフォン Cloud」や「トビラフォン Biz」を展開するソリューション事業が好調に推移した。特に、カスタマーハラスメント対策としての需要増が追い風となり、販売が伸長した。

★12:30  東京電力HD-4日ぶり反発 柏崎刈羽原子力発電所6号機に係る試験使用承認
 東京電力ホールディングス<9501.T>が4日ぶり反発。同社は10日に、原子力規制委員会より、原子炉を起動する前までに行う使用前事業者検査を含む設備の健全性確認に向けて、安全対策設備の試験使用の承認を受けたと発表した。

 今後、燃料装荷を行い、その後の使用前事業者検査を含む設備の健全性確認を進める。なお、本日、準備が整い次第、13時頃をめどに燃料装荷作業を開始する予定としている。

★12:32  コア-反発 KDDIスマートドローンのパートナーズに参画
 コア<2359.T>が反発。同社は10日11時30分、KDDI<9433.T>系のKDDIスマートドローンが推進する日本全国の企業とのパートナーシップネットワーク「KDDIスマートドローンパートナーズ」に参画したと発表した。
 
 今回のパートナーズ参画により、同社が提供するドローンソリューション「ChronoSky」の対応領域がさらに拡大するという。今後は、両社の強みを生かし、顧客の多様なニーズに対して、より幅広く、より最適な提案ができる体制を整えるとしている。

★12:34  バルクHD-後場買い気配 「AWSクラウドセキュリティトレーニング」の提供開始
 バルクホールディングス<2467.NG>が後場買い気配。同社は10日12時、子会社のサイバージムジャパンが、AIデータセンター・クラウドコンピューティングサービス向けサイバーセキュリティ対策支援の一環として、9月より「AWSクラウドセキュリティトレーニング」の提供を開始すると発表した。

 このプログラムではAWS環境におけるセキュリティのベストプラクティスや、最新の脅威に対する防御策を学ぶことができる。同社は包括業務提携先のデータセクション<3905.T>が運営するAIデータセンターのサイバーセキュリティ対策を担うためサイバーセキュリティソリューションの提供体制を強化している。これに加えて同ソリューションの横展開を推進しており、今回の件はこの取り組みの一環になるとしている。

★12:39  ステラファーマ-大幅続伸 「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」にBNCT掲載
 ステラファーマ<4888.T>が大幅続伸。同社は10日、日本頭頸部癌学会が策定する「頭頸部癌診療ガイドライン2025年版」において、新設されたコラムにホウ素中性子捕捉療法(BNCT)が取り上げられたと発表した。

 今回のガイドラインへの掲載は、BNCTの臨床的意義と今後の可能性に対する専門家からの評価が反映されたものとなる。同社は今後もBNCTのさらなる普及と治療環境の整備に取り組むとしている。

★12:49  Synspective-野村が投資判断引き下げ 株価上昇のため
 Synspective<290A.T>がもみ合い。野村証券では、中期利益成長力は高いが株価上昇を考慮。投資判断を「Buy」→「Neutral」に引き下げ、目標株価は818円→1501円に引き上げた。

 野村では、防衛省PFI事業の実施指針では国産衛星が主要条件となっているとし、同社を含めたSAR衛星の比率を従来の70%から80%に引き上げ、中期業績予想を上方修正した。SAR衛星における同社シェア前提は45%で不変であり、同PFI事業向け契約は30年度まで売り上げが設定される可能性が高いとみている。一方、株価上昇により投資判断は引き下げた。


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