前場コメント No.6 住友鉱、ブラス、丸紅、川崎船、ツクルバ、高砂熱
★9:47 住友金属鉱山-3日ぶり大幅反発 中東情勢悪化を受け商品価格上昇 非鉄や原油株が高い
住友金属鉱山<5713.T>が3日ぶり大幅反発。中東情勢悪化による商品価格の上昇が材料視されている。
イスラエルがイランの核関連施設などを攻撃し、イランも報復の反撃に出るなど中東情勢が悪化。安全資産とされる金に買いが入り、先週末のNY金先物は3日続伸となった。原油についても供給混乱が警戒され、同日のNY原油先物は一時77ドル台を付ける場面があった。
金や原油などの商品価格上昇を受け、金鉱山を持つ同社や貴金属回収大手のAREホールディングス<5857.T>、原油開発大手のINPEX<1605.T>などが買われている。
住友金属鉱山<5713.T>が3日ぶり大幅反発。中東情勢悪化による商品価格の上昇が材料視されている。
イスラエルがイランの核関連施設などを攻撃し、イランも報復の反撃に出るなど中東情勢が悪化。安全資産とされる金に買いが入り、先週末のNY金先物は3日続伸となった。原油についても供給混乱が警戒され、同日のNY原油先物は一時77ドル台を付ける場面があった。
金や原油などの商品価格上昇を受け、金鉱山を持つ同社や貴金属回収大手のAREホールディングス<5857.T>、原油開発大手のINPEX<1605.T>などが買われている。
★9:53 ブラス-急騰 3Q累計営業益26%増 特別優待実施も発表
ブラス<2424.T>が急騰。同社は8日、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は5.8億円(前年同期比25.6%増)だったと発表した。施行件数および受注件数がいずれも前年同期を上回ったことなどが寄与した。
なお同日発表された、上場10周年記念特別優待の実施も好感されている。
ブラス<2424.T>が急騰。同社は8日、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は5.8億円(前年同期比25.6%増)だったと発表した。施行件数および受注件数がいずれも前年同期を上回ったことなどが寄与した。
なお同日発表された、上場10周年記念特別優待の実施も好感されている。
★9:53 ブラス-急騰 株主優待制度を一部変更 上場10周年記念特別優待を実施
ブラス<2424.T>が急騰。同社は13日、株主優待制度を一部変更すると発表した。同社は従来、毎年1月31日を基準日として保有株に応じたQUOカード、12月31日を基準日として保有株に応じた自社ギフトを贈呈(それぞれ継続保有期間半年以上)していた。このうち1月31日を基準日とした優待について、QUOカードからデジタルギフトに変更する。2025年7月末日および2026年1月末日に連続して同社株主名簿に記載または記録された株主への贈呈より変更を適用する。
また、2026年1月末および同年7月末日基準日の優待については、「上場10周年記念特別優待」を適用し、優待内容が各区分で通常の2倍となる。
ブラス<2424.T>が急騰。同社は13日、株主優待制度を一部変更すると発表した。同社は従来、毎年1月31日を基準日として保有株に応じたQUOカード、12月31日を基準日として保有株に応じた自社ギフトを贈呈(それぞれ継続保有期間半年以上)していた。このうち1月31日を基準日とした優待について、QUOカードからデジタルギフトに変更する。2025年7月末日および2026年1月末日に連続して同社株主名簿に記載または記録された株主への贈呈より変更を適用する。
また、2026年1月末および同年7月末日基準日の優待については、「上場10周年記念特別優待」を適用し、優待内容が各区分で通常の2倍となる。
★9:57 丸紅-SMBC日興が投資判断を引き上げ 先ずは業績安心感+経営変化の芽あり
丸紅<8002.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、先ずは業績安心感+経営変化の芽ありと指摘。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2560円→3240円に引き上げた。
SMBC日興では、背景として、(1)足元の市況・為替水準が続くMtMでは業績安心感が他社比で相対的に高いこと、(2)26/3期会社計画の純利益・配当ともに上振れの可能性が高いと判断したこと、の2点を挙げた。加えて、(3)大本社長の現場徹底主義やマイクロマネジメントの結果、PERの水準切り上がりのポテンシャルもあるという。株価の方向感を時間軸で捉えると、(1)MtMや1Qと上期の高進捗率が今期前半の株価を下支え、(2)今下期に業績上振れがカタリストとして浮上すると予想。(3)は四半期決算を通じて、資本を優先配分する戦略プラットフォーム型事業の利益進捗や成長無き事業からの投資回収の実績が確認ポイントとなるとした。
丸紅<8002.T>が大幅反発。SMBC日興証券では、先ずは業績安心感+経営変化の芽ありと指摘。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2560円→3240円に引き上げた。
SMBC日興では、背景として、(1)足元の市況・為替水準が続くMtMでは業績安心感が他社比で相対的に高いこと、(2)26/3期会社計画の純利益・配当ともに上振れの可能性が高いと判断したこと、の2点を挙げた。加えて、(3)大本社長の現場徹底主義やマイクロマネジメントの結果、PERの水準切り上がりのポテンシャルもあるという。株価の方向感を時間軸で捉えると、(1)MtMや1Qと上期の高進捗率が今期前半の株価を下支え、(2)今下期に業績上振れがカタリストとして浮上すると予想。(3)は四半期決算を通じて、資本を優先配分する戦略プラットフォーム型事業の利益進捗や成長無き事業からの投資回収の実績が確認ポイントとなるとした。
★9:59 川崎汽船-大幅続伸 中東情勢緊迫化で運賃上昇の見方強まる マースク4%高
川崎汽船<9107.T>が大幅続伸。地政学リスクの高まりによる海上運賃上昇を見込んだ買いが入っている。
先週末にイスラエルがイランの核関連施設などを攻撃したと伝わり、その後にイランも報復の反撃に出るなど中東情勢が緊迫化。海上運賃の指標となるバルチック海運指数は13日の終値が1968ポイント(前日比3.4%高)となったほか、デンマーク海運大手マースクの株価も4%を超える上昇となった。
このことを受け、国内の海運株も買い優勢。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>なども高い。
川崎汽船<9107.T>が大幅続伸。地政学リスクの高まりによる海上運賃上昇を見込んだ買いが入っている。
先週末にイスラエルがイランの核関連施設などを攻撃したと伝わり、その後にイランも報復の反撃に出るなど中東情勢が緊迫化。海上運賃の指標となるバルチック海運指数は13日の終値が1968ポイント(前日比3.4%高)となったほか、デンマーク海運大手マースクの株価も4%を超える上昇となった。
このことを受け、国内の海運株も買い優勢。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>なども高い。
★10:07 ツクルバ-急落 3Q累計営業益15%減 増収も先行費用が響く
ツクルバ<2978.T>が急落。同社は13日、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比14.6%減)だったと発表した。
主力サービスの中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」の規模拡大などにより増収となったものの、事業規模拡大に向けた人件費や広告費の先行費用を計上したことなどが響いた。
ツクルバ<2978.T>が急落。同社は13日、25.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は1.5億円(前年同期比14.6%減)だったと発表した。
主力サービスの中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」の規模拡大などにより増収となったものの、事業規模拡大に向けた人件費や広告費の先行費用を計上したことなどが響いた。
★10:09 高砂熱学工業-東海東京が目標株価を引き上げ 大型工事の生産性改善や一般設備新設の利益率上昇も貢献
高砂熱学工業<1969.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、大型工事の生産性改善や一般設備新設の利益率上昇も貢献と指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は7300円→8600円に引き上げた。
東海東京では、26/3期の設備工事受注高は前年比7%増を予想。需要は産業設備、一般設備ともに強い状況が続くとみるが、(1)潤沢な繰越工事があること、(2)施工力に制約があること等から、受注に関しては採算重視の姿勢を継続しているという。26/3期は、売上高が前年比11%増、営業利益が同30%増の420億円。(1)採算重視の受注活動、(2)生産性の改善、等から収益拡大の持続力は強いとみている。27/3期も同様の傾向が続くとみて増収増益を予想している。
高砂熱学工業<1969.T>が堅調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、大型工事の生産性改善や一般設備新設の利益率上昇も貢献と指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は7300円→8600円に引き上げた。
東海東京では、26/3期の設備工事受注高は前年比7%増を予想。需要は産業設備、一般設備ともに強い状況が続くとみるが、(1)潤沢な繰越工事があること、(2)施工力に制約があること等から、受注に関しては採算重視の姿勢を継続しているという。26/3期は、売上高が前年比11%増、営業利益が同30%増の420億円。(1)採算重視の受注活動、(2)生産性の改善、等から収益拡大の持続力は強いとみている。27/3期も同様の傾向が続くとみて増収増益を予想している。
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