前場コメント No.3 シスメックス、サンバイオ、東京メトロ、ファーマライズ、カバー、三住トラスト
★9:03 シスメックス-底堅い 認知症薬の副作用リスク検査試薬について国内承認取得
シスメックス<6869.T>が底堅い。同社は25日、アルツハイマー病治療薬(抗アミロイドβ抗体薬)の副作用リスク検査試薬について製造販売承認を取得したと発表した。
国内初の承認を受けた同検査試薬は、アルツハイマー病患者おいて治療薬である抗アミロイドβ抗体薬の副作用の発現リスクを予測し、主治医と患者やその家族との共同意思決定(SDM)に貢献することが期待できる。今後は認知症関連学会と連携し、保険適用に向けた活動を進めるとしている。
シスメックス<6869.T>が底堅い。同社は25日、アルツハイマー病治療薬(抗アミロイドβ抗体薬)の副作用リスク検査試薬について製造販売承認を取得したと発表した。
国内初の承認を受けた同検査試薬は、アルツハイマー病患者おいて治療薬である抗アミロイドβ抗体薬の副作用の発現リスクを予測し、主治医と患者やその家族との共同意思決定(SDM)に貢献することが期待できる。今後は認知症関連学会と連携し、保険適用に向けた活動を進めるとしている。
★9:03 サンバイオ-売り気配 アクーゴ承認時期の見通し変更 25年5~7月→25年8月~26年1月
サンバイオ<4592.T>が売り気配。同社は25日、「アクーゴ脳内移植用注(一般名:バンデフィテムセル、以下アクーゴ)」の製造販売承認事項について、承認時期の見通しを変更すると発表した。
6月12日に変更承認申請を行い、承認取得までのプロセスがより明確に見通せる状況となったことを踏まえた。26.1期下期(2025年8月~2026年1月)に承認取得となることを想定する。従来は26.1期2Q(2025年5~7月)としていた。その後、薬価収載を経た上で、発売を予定しているとした。
サンバイオ<4592.T>が売り気配。同社は25日、「アクーゴ脳内移植用注(一般名:バンデフィテムセル、以下アクーゴ)」の製造販売承認事項について、承認時期の見通しを変更すると発表した。
6月12日に変更承認申請を行い、承認取得までのプロセスがより明確に見通せる状況となったことを踏まえた。26.1期下期(2025年8月~2026年1月)に承認取得となることを想定する。従来は26.1期2Q(2025年5~7月)としていた。その後、薬価収載を経た上で、発売を予定しているとした。
★9:04 東京メトロ-底堅い 46万株・10億円を上限に自社株買い 割合は0.88%
東京メトロ(東京地下鉄)<9023.T>が底堅い。同社は25日、46万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月1日~7月11日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.88%となる。
東京メトロ(東京地下鉄)<9023.T>が底堅い。同社は25日、46万株・10億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年7月1日~7月11日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は0.88%となる。
★9:05 ファーマライズHD-買い気配 今期営業益3.8倍見込む 新中計も策定
ファーマライズホールディングス<2796.T>が買い気配。同社は25日、26.5期通期の連結営業利益予想を11.2億円(前期比3.8倍)に、年間配当予想を14円(前期は14円)にすると発表した。
併せて、26.5期から28.5期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.5期の売上高は700億円(25.5期は実績値で635億円)、営業利益は16億円(同2.9億円)、ROICは4.5%をめざすとしている。
25.5期通期の連結営業利益は2.9億円(前の期比67.9%減)だった。会社計画の3.5億円から下振れた。物販事業においてドラッグストア部門の商品原価率が上昇したことや、訪問看護事業、人材派遣および有料職業紹介事業、医療向けシステムインテグレーション事業が軟調に推移したことなどが響いた。
ファーマライズホールディングス<2796.T>が買い気配。同社は25日、26.5期通期の連結営業利益予想を11.2億円(前期比3.8倍)に、年間配当予想を14円(前期は14円)にすると発表した。
併せて、26.5期から28.5期を計画期間とする中期経営計画を策定した。数値目標として28.5期の売上高は700億円(25.5期は実績値で635億円)、営業利益は16億円(同2.9億円)、ROICは4.5%をめざすとしている。
25.5期通期の連結営業利益は2.9億円(前の期比67.9%減)だった。会社計画の3.5億円から下振れた。物販事業においてドラッグストア部門の商品原価率が上昇したことや、訪問看護事業、人材派遣および有料職業紹介事業、医療向けシステムインテグレーション事業が軟調に推移したことなどが響いた。
★9:05 カバー-反発 複数の拠点を集約する新物流センターの運用を開始
カバー<5253.T>が反発。同社は25日、トランスコスモス<9715.T>の協力のもと、2025年6月23日より、同社が運用する複数の倉庫拠点を集約する新たな物流センターの本格運用を開始したと発表した。
今回、物流機能をトランスコスモス社の物流センターに集約することで、在庫管理や入出荷オペレーションの柔軟性が高まり、データと商品の流れがよりシンプルかつ可視化された状態になったという。これにより、サプライチェーンマネジメント全体の効率化と品質管理の強化を実現し、さらなる顧客体験の向上をめざす。また、同取り組みは、同社の事業成長を支える基盤強化の一環であり、コスト削減効果も見込んでいるとした。
カバー<5253.T>が反発。同社は25日、トランスコスモス<9715.T>の協力のもと、2025年6月23日より、同社が運用する複数の倉庫拠点を集約する新たな物流センターの本格運用を開始したと発表した。
今回、物流機能をトランスコスモス社の物流センターに集約することで、在庫管理や入出荷オペレーションの柔軟性が高まり、データと商品の流れがよりシンプルかつ可視化された状態になったという。これにより、サプライチェーンマネジメント全体の効率化と品質管理の強化を実現し、さらなる顧客体験の向上をめざす。また、同取り組みは、同社の事業成長を支える基盤強化の一環であり、コスト削減効果も見込んでいるとした。
★9:06 三井住友トラスト-大和が目標株価を引き上げ 今期は利益面・還元面ともに好材料豊富
三井住友トラストグループ<8309.T>が反発。大和証券では、今期は利益面・還元面ともに好材料豊富と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4300円→4400円に引き上げた。
大和では、第1四半期は高い利益進捗が見込まれる他、「子会社株式等の売却」に伴う自己資本比率の上昇に期待できるという。続く11月の中間決算発表時に自己株式取得が決議され、期中で通期利益計画も上方修正・増配となれば、株価押上げ材料になると判断。実現すれば今期予想配当利回りは4.58%(大和予想)となる他、総還元利回りが大手銀行中トップとなるとコメントしている。今年度の株主還元姿勢の積極化が評価を高めると考え、来期以降も増益増配継続が想定され中長期の投資魅力も大きいという。
三井住友トラストグループ<8309.T>が反発。大和証券では、今期は利益面・還元面ともに好材料豊富と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は4300円→4400円に引き上げた。
大和では、第1四半期は高い利益進捗が見込まれる他、「子会社株式等の売却」に伴う自己資本比率の上昇に期待できるという。続く11月の中間決算発表時に自己株式取得が決議され、期中で通期利益計画も上方修正・増配となれば、株価押上げ材料になると判断。実現すれば今期予想配当利回りは4.58%(大和予想)となる他、総還元利回りが大手銀行中トップとなるとコメントしている。今年度の株主還元姿勢の積極化が評価を高めると考え、来期以降も増益増配継続が想定され中長期の投資魅力も大きいという。
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