前場コメント No.5 キヤノン、トラストHD、ナイル、サンバイオ、7&I-HD、トリドリ
★9:21 キヤノン-MSMUFGが目標株価引き下げ 次期新中計への関心が高まる局面、成長事業の動向注視
キヤノン<7751.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、次期新中計への関心が高まる局面、成長事業の動向注視と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6200円→5900円と引き下げた。
MSMUFGでは利益予想を減額、目標株価を引き下げた。ただ、エクイティストーリーは「新規事業の成長による業績再拡大を先取る」で変更なく、投資判断「Overweight」を継続。米国関税の業績不透明感が株価を下押ししているが、同社の成長ストーリーを変えるものではなく、株価バリュエーションは割安と考えている。また、今後は株式市場の目線が来期に移り、26.12期からスタートする新中計に市場の関心がいっそう集まると考えている。
キヤノン<7751.T>が反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では、次期新中計への関心が高まる局面、成長事業の動向注視と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を6200円→5900円と引き下げた。
MSMUFGでは利益予想を減額、目標株価を引き下げた。ただ、エクイティストーリーは「新規事業の成長による業績再拡大を先取る」で変更なく、投資判断「Overweight」を継続。米国関税の業績不透明感が株価を下押ししているが、同社の成長ストーリーを変えるものではなく、株価バリュエーションは割安と考えている。また、今後は株式市場の目線が来期に移り、26.12期からスタートする新中計に市場の関心がいっそう集まると考えている。
★9:25 トラストHD-急落 6月権利落ち銘柄に売り エリアクエストなども大幅安
トラストホールディングス<3286.T>が急落。きょうが6月の権利落ち日となったことが材料。
同社は6月末が期末配当と株主優待制度の基準日であり、権利落ち日となったことから株主優待などを目的としていた投資家からの売りが出ている。6月権利落ち銘柄では、ビューティカダンホールディングス<3041.T>が足元で売り気配。自重堂<3597.T>やエリアクエスト<8912.T>は配当落ち分を考慮した基準値を大きく下回っている。
トラストホールディングス<3286.T>が急落。きょうが6月の権利落ち日となったことが材料。
同社は6月末が期末配当と株主優待制度の基準日であり、権利落ち日となったことから株主優待などを目的としていた投資家からの売りが出ている。6月権利落ち銘柄では、ビューティカダンホールディングス<3041.T>が足元で売り気配。自重堂<3597.T>やエリアクエスト<8912.T>は配当落ち分を考慮した基準値を大きく下回っている。
★9:27 ナイル-急騰 「成果直結モデルのコンテンツ制作サービス」を提供開始
ナイル<5618.T>が急騰。同社は26日、同社が提供する記事制作・SEOコンテンツ制作サービスを、生成AIと編集スペシャリストを掛け合わせた「成果直結モデルのコンテンツ制作サービス」へと大幅に進化させたと発表した。
生成AIの普及に伴い、発信するコンテンツの品質が重要になっているという。こうした中、同社はAIを活用しながらも「一次情報×専門性×編集力」の精度を徹底追求。企業のマーケティングROI向上に貢献する新たなコンテンツ制作モデルを構築したとしている。
ナイル<5618.T>が急騰。同社は26日、同社が提供する記事制作・SEOコンテンツ制作サービスを、生成AIと編集スペシャリストを掛け合わせた「成果直結モデルのコンテンツ制作サービス」へと大幅に進化させたと発表した。
生成AIの普及に伴い、発信するコンテンツの品質が重要になっているという。こうした中、同社はAIを活用しながらも「一次情報×専門性×編集力」の精度を徹底追求。企業のマーケティングROI向上に貢献する新たなコンテンツ制作モデルを構築したとしている。
★9:36 サンバイオ-大幅安 新薬承認時期の後ろ倒しを引き続き嫌気 グロース250指数を3ポイント超押し下げ
サンバイオ<4592.T>が大幅安。同社が25日に、外傷性脳損傷治療の新薬アクーゴに関し承認時期を後ろ倒しにすると発表したことが引き続き嫌気されている。
同発表を受けて26日はストップ安で終えており、きょうも引き続き売りが優勢。一時16%安となる場面があった。同社は信用買い残も多いことから、ロスカットによる売りも出ているとみられる。なお、足元では東証グロース市場250指数を3.5ポイント程度押し下げている。
サンバイオ<4592.T>が大幅安。同社が25日に、外傷性脳損傷治療の新薬アクーゴに関し承認時期を後ろ倒しにすると発表したことが引き続き嫌気されている。
同発表を受けて26日はストップ安で終えており、きょうも引き続き売りが優勢。一時16%安となる場面があった。同社は信用買い残も多いことから、ロスカットによる売りも出ているとみられる。なお、足元では東証グロース市場250指数を3.5ポイント程度押し下げている。
★9:37 セブン&アイ-続伸 同社買収計画は実現するか近く明確になる見通しと伝わる
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続伸。ブルームバーグは27日01時18分、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールが26日に、同社との買収交渉について、近く決着がつくとの見方を示したと報じた。
記事によれば、クシュタールのアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は前日発表した4Q(2-4月)決算の電話会見で、交渉では買収が実現するかどうか「明確にするためのタイムラインが策定されている」と説明したようだ。「このタイムラインは長引くことはなく、短期間だと考えている」とミラー氏は語ったとしている。
セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が続伸。ブルームバーグは27日01時18分、カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールが26日に、同社との買収交渉について、近く決着がつくとの見方を示したと報じた。
記事によれば、クシュタールのアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は前日発表した4Q(2-4月)決算の電話会見で、交渉では買収が実現するかどうか「明確にするためのタイムラインが策定されている」と説明したようだ。「このタイムラインは長引くことはなく、短期間だと考えている」とミラー氏は語ったとしている。
★9:50 トリドリ-大幅続伸 インフルエンサーマーケプラットフォームの新事業開始
トリドリ<9337.T>が大幅続伸。同社は26日、同社がこれまでに主力サービスである「toridori base」の成長を通じて蓄積してきた100万件以上のマッチング実績およびインフルエンサーデータベースを基盤に、AI技術を組み込んだ新たなプロダクトの開発・運営に特化した専任体制を構築し、より迅速かつ確実な事業立ち上げを図るため、新会社「Vooster」を設立すると発表した。
同プロダクトは、AIが自動でインフルエンサーを選定し、投稿・効果計測までを一気通貫で運用する「運用広告型のプラットフォーム」として設計。これにより、運用の工数をかけることなく、精度の高いインフルエンサー施策を実施でき、デジタル広告を日常的に活用する企業を含む、従来のプロダクトでは対応しきれなかった異なるクライアントニーズへの対応が可能となるとしている。
トリドリ<9337.T>が大幅続伸。同社は26日、同社がこれまでに主力サービスである「toridori base」の成長を通じて蓄積してきた100万件以上のマッチング実績およびインフルエンサーデータベースを基盤に、AI技術を組み込んだ新たなプロダクトの開発・運営に特化した専任体制を構築し、より迅速かつ確実な事業立ち上げを図るため、新会社「Vooster」を設立すると発表した。
同プロダクトは、AIが自動でインフルエンサーを選定し、投稿・効果計測までを一気通貫で運用する「運用広告型のプラットフォーム」として設計。これにより、運用の工数をかけることなく、精度の高いインフルエンサー施策を実施でき、デジタル広告を日常的に活用する企業を含む、従来のプロダクトでは対応しきれなかった異なるクライアントニーズへの対応が可能となるとしている。
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