前場コメント No.5 ギフトHD、ソフトバンクG、オリックス、理経、はるやま、おきなわ
★9:19 ギフトHD-大和が投資判断引き下げ 成長性を評価するも、株価は高水準にある
ギフトホールディングス<9279.T>が小幅安。大和証券では、成長性を評価するも、株価は高水準にあると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」に引き下げ、目標株価は3400円→3750円に引き上げた。
大和では、業績予想は小幅調整。25/10期~27/10期は好調な業績が続くと見込む。優れたビジネスモデル、マネジメントを背景とした成長企業としての評価は変わらないという。人件費は4月から抑制策の効果が顕在化しており、3Q以降でより浸透するとみている。よって、営業利益は上期の未達分を下期で相応に挽回すると予想している。
ギフトホールディングス<9279.T>が小幅安。大和証券では、成長性を評価するも、株価は高水準にあると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」→「3(中立)」に引き下げ、目標株価は3400円→3750円に引き上げた。
大和では、業績予想は小幅調整。25/10期~27/10期は好調な業績が続くと見込む。優れたビジネスモデル、マネジメントを背景とした成長企業としての評価は変わらないという。人件費は4月から抑制策の効果が顕在化しており、3Q以降でより浸透するとみている。よって、営業利益は上期の未達分を下期で相応に挽回すると予想している。
★9:28 SBG-野村が目標株価を引き上げ AIプラットフォームの進展が今後の株価上昇のカタリスト
ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅続伸。野村証券では、AIプラットフォームの進展が今後の株価上昇のカタリストと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は12960円→14120円に引き上げた。
野村では、25年4~6月期のSVFの上場投資先の投資損益は約30億ドルの黒字(前回は約16億ドルの黒字)と推定。今回、Arm株価上昇に伴い、推定NAVを引き上げた。6/27開催の株主総会では、10年後にASI(人工超知能:Artificial SuperIntelligence)で世界No.1のプラットフォーマーとなる目標が掲げられた点に注目。カタリストとして、AIプラットフォームの進展であり、スケジュール順では、Stargateの1号案件発表、Ampere ComputingとArmを中心とするAIチップ構想、OpenAIの組織変更の進展、Cristal intelligenceの関連企業での試験運用開始、等を挙げた。
ソフトバンクグループ<9984.T>が大幅続伸。野村証券では、AIプラットフォームの進展が今後の株価上昇のカタリストと指摘。投資評価は「Buy」を継続し、目標株価は12960円→14120円に引き上げた。
野村では、25年4~6月期のSVFの上場投資先の投資損益は約30億ドルの黒字(前回は約16億ドルの黒字)と推定。今回、Arm株価上昇に伴い、推定NAVを引き上げた。6/27開催の株主総会では、10年後にASI(人工超知能:Artificial SuperIntelligence)で世界No.1のプラットフォーマーとなる目標が掲げられた点に注目。カタリストとして、AIプラットフォームの進展であり、スケジュール順では、Stargateの1号案件発表、Ampere ComputingとArmを中心とするAIチップ構想、OpenAIの組織変更の進展、Cristal intelligenceの関連企業での試験運用開始、等を挙げた。
★9:31 オリックス-大幅に3日続伸 Greenkoの株式譲渡契約再締結など発表
オリックス<8591.T>が大幅に3日続伸。同社は30日8時30分、持分法適用会社であるGreenko Energy(以下、Greenko)の株式譲渡契約再締結、およびGreenkoの創業者が設立した次世代エネルギー事業会社AM Green(以下、AMG)への新規投資を再決定したと発表した。
Greenkoの同社保有持分20%のうち17.5%をAMGの100%子会社であるAM Green Powerに譲渡する。売却益は約934億円(継続保有する2.5%部分の評価益を含む)と試算している。また、同社はAMGの100%親会社であるAM Green (Luxembourg)が発行する転換社債を約7億3100万米ドル引き受ける。
同社は1月に株式譲渡契約および新規投資を発表し、その後停止条件が成就しなかったことにより4月に契約が終了した。関係者と協議を進めた結果、契約を再締結することとした。同社は今後の脱炭素社会実現に向けて高い成長が見込まれる次世代エネルギー分野へ投資するため、保有するGreenkoの保有持分の一部を売却し、同時に資金の一部をAM Green (Luxembourg)へ投資する。株式譲渡および転換社債の引き受け実行日は7月中の予定としている。
オリックス<8591.T>が大幅に3日続伸。同社は30日8時30分、持分法適用会社であるGreenko Energy(以下、Greenko)の株式譲渡契約再締結、およびGreenkoの創業者が設立した次世代エネルギー事業会社AM Green(以下、AMG)への新規投資を再決定したと発表した。
Greenkoの同社保有持分20%のうち17.5%をAMGの100%子会社であるAM Green Powerに譲渡する。売却益は約934億円(継続保有する2.5%部分の評価益を含む)と試算している。また、同社はAMGの100%親会社であるAM Green (Luxembourg)が発行する転換社債を約7億3100万米ドル引き受ける。
同社は1月に株式譲渡契約および新規投資を発表し、その後停止条件が成就しなかったことにより4月に契約が終了した。関係者と協議を進めた結果、契約を再締結することとした。同社は今後の脱炭素社会実現に向けて高い成長が見込まれる次世代エネルギー分野へ投資するため、保有するGreenkoの保有持分の一部を売却し、同時に資金の一部をAM Green (Luxembourg)へ投資する。株式譲渡および転換社債の引き受け実行日は7月中の予定としている。
★9:32 理経-大幅続伸 新型Jアラート受信機「JARS-3000」の販売を開始
理経<8226.T>が大幅続伸。同社は27日、センチュリー・システムズ(東京都武蔵野市)製の新型Jアラート(全国瞬時警報システム)受信機である「JARS-3000」の販売を開始したと発表した。
「JARS-3000」は、衛星回線並びに総合行政ネットワークやインターネットなどの地上回線を用いて、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報をはじめとする国民保護に関する情報を受信できるという。各種インターフェイスを搭載しているため、さまざまな機器と連携も可能としている。
理経<8226.T>が大幅続伸。同社は27日、センチュリー・システムズ(東京都武蔵野市)製の新型Jアラート(全国瞬時警報システム)受信機である「JARS-3000」の販売を開始したと発表した。
「JARS-3000」は、衛星回線並びに総合行政ネットワークやインターネットなどの地上回線を用いて、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報をはじめとする国民保護に関する情報を受信できるという。各種インターフェイスを搭載しているため、さまざまな機器と連携も可能としている。
★9:42 はるやまHD-反落 不正アクセスによるシステム障害が発生
はるやまホールディングス<7416.T>が反落。同社は30日8時45分、グループで利用しているサーバーに外部からの不正アクセスを受け、コンピューターウイルス感染被害を受けたと発表した。
サーバーに保存していた各種業務データ、業務用ソフトウエアが暗号化されアクセス不能な状況となっている。店舗は通常通り営業しているが、ポイントサービスやオンラインショップ、スマートフォンアプリケーションなどが利用できない状態であり、情報流出については現在調査中。早期復旧に向け作業を進めるとともに、通常の業務遂行が可能となるよう対応を進めているとした。
はるやまホールディングス<7416.T>が反落。同社は30日8時45分、グループで利用しているサーバーに外部からの不正アクセスを受け、コンピューターウイルス感染被害を受けたと発表した。
サーバーに保存していた各種業務データ、業務用ソフトウエアが暗号化されアクセス不能な状況となっている。店舗は通常通り営業しているが、ポイントサービスやオンラインショップ、スマートフォンアプリケーションなどが利用できない状態であり、情報流出については現在調査中。早期復旧に向け作業を進めるとともに、通常の業務遂行が可能となるよう対応を進めているとした。
★9:50 おきなわFG-大和が目標株価を引き上げ 預貸金の拡大が中長期での利益成長を牽引へ
おきなわフィナンシャルグループ<7350.T>が堅調。大和証券では、預貸金の拡大が中長期での利益成長を牽引すると予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2700円→3500円に引き上げた。
大和では、25年度の連結当期純利益を前年度比13%増益となる90億円と予想。翌年度以降の連結当期純利益は、26年度に前年度(見込み)対比22%増益となる110億円、27年度に同9%増益となる120億円と予想している。力強い経済成長が見込まれる沖縄県において、旺盛な資金需要をベースとした預貸金の拡大が中長期的な利益成長を牽引していくと予想。また、利益拡大に伴う継続的な配当成長にも期待できると考えており、高利回りの配当株としても投資妙味が大きいと見込む。いまだ実績PBRも0.4倍台に留まり、割安感は強いと考えている。
おきなわフィナンシャルグループ<7350.T>が堅調。大和証券では、預貸金の拡大が中長期での利益成長を牽引すると予想。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2700円→3500円に引き上げた。
大和では、25年度の連結当期純利益を前年度比13%増益となる90億円と予想。翌年度以降の連結当期純利益は、26年度に前年度(見込み)対比22%増益となる110億円、27年度に同9%増益となる120億円と予想している。力強い経済成長が見込まれる沖縄県において、旺盛な資金需要をベースとした預貸金の拡大が中長期的な利益成長を牽引していくと予想。また、利益拡大に伴う継続的な配当成長にも期待できると考えており、高利回りの配当株としても投資妙味が大きいと見込む。いまだ実績PBRも0.4倍台に留まり、割安感は強いと考えている。
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