前場コメント No.7 フィットイージ、サイボウズ、サイフューズ、リックス、TBSHD、住友化

2025/07/02(水) 11:30
★10:24  フィットイージー-続落 6月度の会員数は前年同期比47%増 前月比では伸び鈍化
 フィットイージー<212A.T>が続落。同社は1日、6月度の主要KPIを発表した。会員数は19.0万人(前年同月比47.0%増)で、前月比では3.0ポイント低下した。店舗数は209店舗(前月比4店舗増)となった。

★10:25  サイボウズ-東海東京が目標株価引き上げ 「kintone」の成長確度が高まっている
 サイボウズ<4776.T>が3日ぶり反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、「kintone」の成長確度が高まっていると評価。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を3700円→4400円と引き上げた。

 「kintone」のARPA拡大施策が奏功しており成長確度が高まっていると東海東京ではみていること、IR姿勢の改善が見られること、などを踏まえ、レーティング「Outperform」を継続している。

★10:26  サイフューズ-下げ幅縮小 脂肪性肝炎に対する新薬開発に貢献する新たな3D細胞製品を開発
 サイフューズ<4892.T>が下げ幅縮小。同社は2日10時、同社独自の基盤技術の拡張により、新たな3D細胞製品を開発し、市場へ投入すると発表した。
 
 今後は、同製品を脂肪性肝炎に対する治療薬開発に取り組む製薬企業などに提供するため、2025年下期の販売開始に向けた準備として、バイオ3Dプリンタやヒト3Dミニ肝臓などの同社製品で実績のあるシスメックス<6869.T>をはじめとする販売提携パートナーとともに、第52回日本毒性学会学術年会の企業展示などのマーケティング活動や製造・販売体制の整備を加速し、将来的には、同製品をはじめとするFCD製品の早期の市場浸透と収益貢献をめざすとしている。

★10:33  リックス-5日続伸 共同開発中「高温水素対応クリープ試験機」が福岡県支援事業に採択
 リックス<7525.T>が5日続伸。同社は2日10時、九州工業大学と共同開発中の「高温水素対応クリープ試験機」が、福岡県水素グリーン成長戦略会議の令和7年度製品開発支援事業に採択されたと発表した。助成期間は2025年6月~2028年3月、助成金額は事業費の2分の1で、同期間内で最大2500万円以内としている。
 
 同試験機は高温水素環境下で金属材料に水素がどのような影響を及ばすかを評価することが可能だという。また、試験結果を提示するだけでなく、九州工業大学教授による見解(フィードバック)も提供するとしている。

★10:34  TBSHD-東海東京が目標株価引き上げ IPビジネスの進展や広告収入の回復で利益成長が続こう
 TBSホールディングス<9401.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、IPビジネスの進展や広告収入の回復で利益成長が続くと判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を5520円→5830円と引き上げた。

 東海東京では、レーティングをOutperformとする理由は主に3点とし、1.IP/コンテンツビジネスによる中長期的な利益成長を期待すること、2.政策保有株式売却や株主還元強化など資本効率改善が期待されること、3.M&Aによる非連続成長を期待すること、としている。

★10:36  住友化学-野村が目標株価引き下げ 構造改革織り込みEPS予想を下方修正
 住友化学<4005.T>が5日ぶり反落。野村証券では、構造改革を織り込みEPS予想を下方修正。投資判断は「Neutral」を継続し、目標株価を360円→320円に引き下げた。

 野村では、構造改革による非経常項目のマイナス要因を織り込み、26.3期以降のEPS予想と目標株価を下方修正した。26.3期は円高や関税による前倒し影響の一巡はあるが、ペトロラービグの出資比率引き下げのプラス影響が大きく、また27.3期以降は円高一巡や農薬の拡大を見込んでいる。事業見直しなどの効果が顕在化すれば、現状より前向きな評価もできるとしている。


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