後場コメント No.5 クレセゾン、ニプロ、カルラ

2025/07/07(月) 15:32
★14:56  クレディセゾン-MSMUFGが目標株価引き上げ 依然としてバリュエーションの割安感が強い
 クレディセゾン<8253.T>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、依然としてバリュエーションの割安感が強いと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を4000円→4500円と引き上げた。

 MSMUFGでは、収入が金利に連動する営業債権が多く、金利上昇時に評価されやすいバランスシートを有していることを踏まえれば、一段の金利上昇期待が後退するなか、過去平均を下回るバリュエーションが要求される可能性があると指摘。ただしその点を考慮しても現状のP/Eは割安感が強いと考えており、四半期決算を通じて、持続的な利益成長に対する期待が高まることで、バリュエーションの目線が切り上がる展開を予想している。

★15:01  ニプロ-MSMUFGが目標株価引き上げ 海外透析関連事業と医薬品製造受託事業が業績をけん引する
 ニプロ<8086.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、海外透析関連事業と医薬品製造受託事業(CMO)が業績をけん引すると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1550円→1600円と引き上げた。

 MSMUFGでは、海外の透析関連事業は市場とともに成長し、米国では市場シェアが拡大すると見込んでいる。さらに、医薬品製造受託事業では利益率改善のポテンシャルがあるとみており、同社の成長ポテンシャルを考慮すれば、現在株価は割安に評価されていると指摘している。

★15:04  カルラ-後場マイナス転換 1Q営業益21%減 販管費率の上昇など響く
 カルラ<2789.T>が後場マイナス転換。同社は7日15時、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は9100万円(前年同期比20.6%減)だったと発表した。

 SNSによる情報発信強化、ポスティングや折り込みチラシを配布するなどの販促活動、インバウンド需要拡大への対応、主力業態である「まるまつ」におけるコラボメニューの継続などに取り組んだ。この結果、売上高は増加したものの、販管費率の上昇もあり減益となった。


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