前場コメント No.8 イクヨ、佐鳥電機、トランザクショ、CaSy、シンメンテHD、エスエルディー
★10:15 イクヨ-大幅続落 15日より増し担保金徴収措置を実施
イクヨ<7273.T>が大幅続落。日本証券金融(日証金)は14日、同社株について15日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
イクヨ<7273.T>が大幅続落。日本証券金融(日証金)は14日、同社株について15日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。株価は規制措置による需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。
★10:35 佐鳥電機-急騰 中計見通し引き下げも今期の増益・増配計画を好感
佐鳥電機<7420.T>が急騰。同社は11日、26.5期通期の連結営業利益予想を43.0億円(前期比7.7%増)に、年間配当予想を90円(前期は86円)にすると発表した。
同社グループが属するエレクトロニクス業界は、AI需要が引き続き半導体市場の成長をけん引している反面、関税問題や輸出規制を含む地政学リスクの高まりなど不透明要素が多い事業環境にあるとした。
トランプ関税や地政学リスクの影響により、投資を控える傾向がある現状の経済情勢を考慮すると、2026年度での当初の指標の達成は困難と判断し、中計における27.5期の業績目標数値を売上高を1650億円(従来は1800億円以上)、営業利益は48億円(同55億円以上)にそれぞれ引き下げた。
25.5期通期の連結営業利益は39.9億円(前の期比16.0%減)だった。為替や人的資本投資などが響いた。
なお、株価は今期の増益・増配計画が好感されて買いが優勢となっている。
佐鳥電機<7420.T>が急騰。同社は11日、26.5期通期の連結営業利益予想を43.0億円(前期比7.7%増)に、年間配当予想を90円(前期は86円)にすると発表した。
同社グループが属するエレクトロニクス業界は、AI需要が引き続き半導体市場の成長をけん引している反面、関税問題や輸出規制を含む地政学リスクの高まりなど不透明要素が多い事業環境にあるとした。
トランプ関税や地政学リスクの影響により、投資を控える傾向がある現状の経済情勢を考慮すると、2026年度での当初の指標の達成は困難と判断し、中計における27.5期の業績目標数値を売上高を1650億円(従来は1800億円以上)、営業利益は48億円(同55億円以上)にそれぞれ引き下げた。
25.5期通期の連結営業利益は39.9億円(前の期比16.0%減)だった。為替や人的資本投資などが響いた。
なお、株価は今期の増益・増配計画が好感されて買いが優勢となっている。
★10:36 トランザクション-大幅反発 3Q累計営業益8%増 BtoBサイトが堅調推移
トランザクション<7818.T>が大幅反発。同社は14日、25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は42.8億円(前年同期比7.5%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は73.2%。
eコマースにおけるBtoBサイトの売り上げが堅調に推移した。DtoCサイトの売り上げは2Qで鈍化したものの、直近では改善がみられ構成比は2Qより上昇した。この結果、3Q、3Q累計ともに利益は過去最高を更新した。
トランザクション<7818.T>が大幅反発。同社は14日、25.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は42.8億円(前年同期比7.5%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は73.2%。
eコマースにおけるBtoBサイトの売り上げが堅調に推移した。DtoCサイトの売り上げは2Qで鈍化したものの、直近では改善がみられ構成比は2Qより上昇した。この結果、3Q、3Q累計ともに利益は過去最高を更新した。
★10:46 CaSy-4日ぶり反発 上期営業黒字転換 広告宣伝投資の効率化などが寄与
CaSy<9215.T>が4日ぶり反発。同社は11日、25.11期上期(12-5月)の連結営業損益は1300万円の黒字(前年同期は1200万円の赤字)だったと発表した。
行政との連携や定期契約者数の増加に伴い増収となった。広告宣伝投資を効率化したことも寄与した。
CaSy<9215.T>が4日ぶり反発。同社は11日、25.11期上期(12-5月)の連結営業損益は1300万円の黒字(前年同期は1200万円の赤字)だったと発表した。
行政との連携や定期契約者数の増加に伴い増収となった。広告宣伝投資を効率化したことも寄与した。
★10:47 シンメンテHD-急騰 1Q営業益31%増 緊急メンテナンスサービスが好調
シンメンテホールディングス<6086.T>が急騰。同社は14日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は4.5億円(前年同期比30.6%増)だったと発表した。
主力の緊急メンテナンスサービスが、新規顧客の獲得、既存顧客のサービス対象店舗数およびメンテナンスの対象種類の増加により好調だった。予防メンテナンスサービスが大手チェーンを中心に堅調だったことも寄与した。
シンメンテホールディングス<6086.T>が急騰。同社は14日、26.2期1Q(3-5月)の連結営業利益は4.5億円(前年同期比30.6%増)だったと発表した。
主力の緊急メンテナンスサービスが、新規顧客の獲得、既存顧客のサービス対象店舗数およびメンテナンスの対象種類の増加により好調だった。予防メンテナンスサービスが大手チェーンを中心に堅調だったことも寄与した。
★10:59 エスエルディー-急騰 1Q営業益21%減もDDグループのMBOで思惑買いか
エスエルディー<3223.T>が急騰。同社は14日、26.2期1Q(3-5月)の営業利益は4000万円(前年同期比20.5%減)だったと発表した。増収となったものの、将来の成長を見据えた店舗改装や設備投資を積極的に進めたことにより、一時的な減価償却費や関連費用が増加したことなどが響いた。
なお、同日、同社の筆頭株主であるDDグループ<3073.T>がマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、プライベートエクイティファンドのポラリス・キャピタル・グループを通じて公開買い付け(TOB)を行うと発表している。同社についても非公開化への期待から、思惑的な買いが入っているようだ。
エスエルディー<3223.T>が急騰。同社は14日、26.2期1Q(3-5月)の営業利益は4000万円(前年同期比20.5%減)だったと発表した。増収となったものの、将来の成長を見据えた店舗改装や設備投資を積極的に進めたことにより、一時的な減価償却費や関連費用が増加したことなどが響いた。
なお、同日、同社の筆頭株主であるDDグループ<3073.T>がマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、プライベートエクイティファンドのポラリス・キャピタル・グループを通じて公開買い付け(TOB)を行うと発表している。同社についても非公開化への期待から、思惑的な買いが入っているようだ。
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