前場コメント No.2 黒崎播磨、大塚商、KDDI、JVCKW、日本ハム、ヤマハ

2025/08/04(月) 11:32
★9:01  黒崎播磨-買い気配 日本製鉄が1株で4200円でTOB 上場廃止へ
 黒崎播磨<5352.T>が買い気配。同社は1日、親会社である日本製鉄<5401.T>による同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して公開買い付けに応募することを推奨すると発表した。なお、上場廃止となる見込み。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき4200円、普通株式の買付予定数は1804万4731株で、下限は681万9196株。上限は設けない。2026年2月上旬をめどに公開買い付けを開始することをめざすとしている。

★9:01  大塚商会-急騰 通期営業益を上方修正 上期は27%増
 大塚商会<4768.T>が急騰。同社は1日、25.12期通期の連結営業利益予想を従来の823億円から862億円(前期比15.9%増)に上方修正すると発表した。

 上期は国内景気は緩やかな回復基調が続き、企業のIT投資需要は底堅く推移。今後も国内景気は緩やかな回復が期待されることを踏まえた。

 25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は492億円(前年同期比26.6%増)だった。堅調な企業のIT投資需要を捉え増収となり、販管費の増加を吸収したとしている。

★9:02  KDDI-売り気配 1Q営業益1.6%減 一過性含む販促費響く
 KDDI<9433.T>が売り気配。同社は8月1日に、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は2725億円(前年同期比1.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは2898億円。

 通信を基盤としたモバイル収入に加え、金融事業収入やエネルギー事業収入、IoT関連サービス・データセンター・デジタルBPOなどで構成されるグロース領域の成長による収入の増加などにより、増収となったものの、一過性含む販促費影響により、小幅な減益となった。

★9:02  JVCケンウッド-売り気配 1Q営業益28%減 セーフティ&セキュリティ事業で減収減益
 JVCケンウッド<6632.T>が売り気配。同社は1日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は43.6億円(前年同期比27.7%減)だったと発表した。市場コンセンサスは35.0億円。

 セーフティ&セキュリティ事業において、無線システムが部品供給不足による生産・販売減の影響を大きく受け、減収減益となったことなどが響いた。
  

★9:02  日本ハム-売り気配 1Q最終益13%減 為替差益の反動が響く
 日本ハム<2282.T>が売り気配。同社は1日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は114億円(前年同期比12.5%減)だったと発表した。

 事業利益については、食肉事業における国産鶏肉・豚肉の相場上昇や豪州牛肉の生産数量増加、加工事業の商品ミックス改善などにより増加した。一方、前年同期に為替変動の影響で為替差益が大きく出たため、今期は反動でその他の収益が減少した。この結果、純利益は減少した。

★9:02  ヤマハ-売り気配 通期最終益を下方修正 1Qは75%減
 ヤマハ<7951.T>が売り気配。同社は8月1日、26.3期通期の連結純利益予想(IFRS)を従来の285.0億円から225.0億円(前期比68.5%増)に下方修正すると発表した。前回予想では一部のみ反映した米国追加関税の影響およびその挽回策を織り込んだ。市場コンセンサスは294.0億円。

 26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は23.8億円(前年同期比74.7%減)だったと発表した。楽器はピアノを中心に回復ペースが鈍く、為替の円高もあり減収となった。販管費抑制するも、円高、米国追加関税の影響、プロフェッショナル音響機器の減少によるミックス悪化が響いた。


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