前場コメント No.6 ワークマン、NTN、ワールドHD、アップガレー、あすかHD、トクヤマ
★9:12 ワークマン-大幅続落 1Q営業益28%増も材料出尽くし
ワークマン<7564.T>が大幅続落。同社は8月4日、26.3期1Q(4-6月)の営業利益は90.3億円(前年同期比28.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは85.0億円。
夏物受注が好調となり、加盟店商品供給売上高が伸びた。商品改廃による価格見直しで海外仕入利益が増加したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇してきていたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
ワークマン<7564.T>が大幅続落。同社は8月4日、26.3期1Q(4-6月)の営業利益は90.3億円(前年同期比28.4%増)だったと発表した。市場コンセンサスは85.0億円。
夏物受注が好調となり、加盟店商品供給売上高が伸びた。商品改廃による価格見直しで海外仕入利益が増加したことも寄与した。
しかし、株価は決算期待で上昇してきていたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★9:18 NTN-新高値 1Q営業益54%増 CVJアクスル事業の原価低減など寄与
NTN<6472.T>が新高値。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は69.8億円(前年同期比53.9%増)だったと発表した。
CVJアクスル事業における原価低減、構造改革を含む固定費の改善により営業増益となった。軸受他事業は販売規模減および為替の影響により低調だった。
NTN<6472.T>が新高値。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は69.8億円(前年同期比53.9%増)だったと発表した。
CVJアクスル事業における原価低減、構造改革を含む固定費の改善により営業増益となった。軸受他事業は販売規模減および為替の影響により低調だった。
★9:21 ワールドHD-急騰 上期営業益2.1倍 人材教育ビジネスで半導体分野が堅調に推移
ワールドホールディングス<2429.T>が急騰。同社は8月4日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は49.8億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。上期の会社計画35.4億円を上振れた。
基幹事業である人材教育ビジネスにおいて、半導体分野が堅調に推移したこと、および自社運営採用サイトの積極的な運用などにより採用効率が向上したことに加え、不動産ビジネスにおいても、緻密なマーケティングにより最適なタイミングで物件を販売したこと、および想定していたコストも削減できたことなどが奏功したとしている。
ワールドホールディングス<2429.T>が急騰。同社は8月4日、25.12期上期(1-6月)の連結営業利益は49.8億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。上期の会社計画35.4億円を上振れた。
基幹事業である人材教育ビジネスにおいて、半導体分野が堅調に推移したこと、および自社運営採用サイトの積極的な運用などにより採用効率が向上したことに加え、不動産ビジネスにおいても、緻密なマーケティングにより最適なタイミングで物件を販売したこと、および想定していたコストも削減できたことなどが奏功したとしている。
★9:24 アップガレージ-急落 1Q営業益11減 増収も販管費増が響く
アップガレージグループ<7134.T>が急落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比10.9%減)だったと発表した。増収となったものの、人件費などの増加、新規出店や既存店舗の改修、および設備投資があったことで、販管費が増加したことが響いた。
アップガレージグループ<7134.T>が急落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比10.9%減)だったと発表した。増収となったものの、人件費などの増加、新規出店や既存店舗の改修、および設備投資があったことで、販管費が増加したことが響いた。
★9:27 あすか製薬-急落 1Q営業益16%減 研究開発費の増加など響く
あすか製薬ホールディングス<4886.T>が急落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は14.8億円(前年同期比15.9%減)だったと発表した。
医療用医薬品事業、動物用医薬品事業が堅調に推移したほか、持分法適用会社であるベトナム製薬企業を連結子会社化したことで増収となった。一方、研究開発の進展や事業活動の活発化に伴う費用の増加により減益となった。
あすか製薬ホールディングス<4886.T>が急落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は14.8億円(前年同期比15.9%減)だったと発表した。
医療用医薬品事業、動物用医薬品事業が堅調に推移したほか、持分法適用会社であるベトナム製薬企業を連結子会社化したことで増収となった。一方、研究開発の進展や事業活動の活発化に伴う費用の増加により減益となった。
★9:28 トクヤマ-SBIが目標株価引き上げ 1Qの在庫評価損は通期では解消見通し
トクヤマ<4043.T>が反発。SBI証券では、1Qの在庫評価損は通期では解消見通し。歯科器材好調と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を4150円→4300円と引き上げた。
同社は決算説明会で、「石炭やポリシリコンなどの在庫評価損益がYoYで25億円悪化した」とコメント。この影響が市場予想を下回った要因とSBIではみている。同社によれば、2Q以降の在庫単価上昇により、1Q在庫評価損影響は通期では解消されるとされた。
SBIでは、25年度通期営業利益を38.5%増益の415億円と見込む。ポリシリコンやICケミカル、放熱材など半導体関連製品の販売数量増と、歯科器材の海外向け出荷拡大などが増益をけん引するとみている。
トクヤマ<4043.T>が反発。SBI証券では、1Qの在庫評価損は通期では解消見通し。歯科器材好調と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を4150円→4300円と引き上げた。
同社は決算説明会で、「石炭やポリシリコンなどの在庫評価損益がYoYで25億円悪化した」とコメント。この影響が市場予想を下回った要因とSBIではみている。同社によれば、2Q以降の在庫単価上昇により、1Q在庫評価損影響は通期では解消されるとされた。
SBIでは、25年度通期営業利益を38.5%増益の415億円と見込む。ポリシリコンやICケミカル、放熱材など半導体関連製品の販売数量増と、歯科器材の海外向け出荷拡大などが増益をけん引するとみている。
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