前場コメント No.7 ABCマート、ゲンキードラ、東エレク、タカラトミー、BTM、オークマ

2025/08/06(水) 11:31
★9:25  ABCマート-反発 7月度の既存店売上高4.5%増 全店は4.2%増
 エービーシー・マート<2670.T>が反発。同社は5日、7月度の既存店売上高は前年同月比4.5%増だったと発表した。全店は同4.2%増だった。

 7月は猛暑が続いたことで夏物商品の需要が高まった。6月下旬から行っていたサマーセールの効果もあり、売上は好調に推移したとしている。 
  

★9:28  Genky-SBIが目標株価引き上げ 着実な収益拡大が続く
 Genky DrugStores<9267.T>が変わらず挟み6日続伸。SBI証券では、着実な収益拡大が続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を5000円→5350円と引き上げた。

 同社はディスカウントストアであっても、インフレ下にあって、コスト増を吸収するため、売上総利益率の改善を進めている。そのなかで、同社はコスト増を抑制し、売上総利益率を引き上げることなく、一定の営業利益率を確保していることは高く評価されるとSBIでは指摘。物価高で節約志向が高まるなかで、ますます価格競争力が高まってくることから、既存店売上高の好調な推移が続くと予想している。

★9:30  東京エレクトロン-大幅続落 AMDが決算発表で時間外急落 米ハイテク株安も嫌気
 東京エレクトロン<8035.T>が大幅続落。米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)の株価が時間外で急落していることなどが嫌気されている。

 AMDは5日引け後に2Q(4-6月)決算を発表し、全体の売上高が市場予想を上回った一方、データセンター部門の売上高は市場予想並みの実績。純利益、調整後の1株利益は市場予想を下回ったほか、対中規制の影響が残ることが示唆されたと伝わったことも嫌気され、時間外で足元6%を超える下落となっている。

 また、5日の米国市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が1%超の下落。トランプ米大統領が米国に輸入される半導体や医薬品に新たな関税を課す方針を示したことでセンチメントが悪化した。

 AMDの時間外急落や米ハイテク株安を受け、国内の半導体関連株も売りが優勢となっている。ディスコ<6146.T>、アドバンテスト<6857.T>、SCREENホールディングス<7735.T>、レーザーテック<6920.T>なども安い。

★9:34  タカラトミー-急騰 1Q営業益11%増 売上高が1Qとして過去最高
 タカラトミー<7867.T>が急騰。同社は5日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は46.0億円(前年同期比10.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは46.4億円。

 タカラトミー、タカラトミーアーツ、キデイランドをはじめとした業績伸長により、売上高が1Qとして3期連続で過去最高となったことなどが寄与した。
 

★9:35  BTM-ストップ高買い気配 AIエージェントシステムを構築 システム調査時間を95%削減へ
 BTM<5247.T>がストップ高買い気配。同社は5日に、かねてより開発を進めてきたシステム調査工数削減の取り組みの一環として、今回AWSのAmazon BedrockおよびStrands Agentsを活用しAIエージェントシステムを構築して、運用業務の効率化を実現したと発表した。

 今回のAIエージェントシステムの導入により、システム調査時に発生していた多大なコミュニケーションコストを95%削減することに成功した。これは、営業、アプリケーション、インフラストラクチャ、業務部門など、多岐にわたる関係者間の連携を大幅に効率化できた成果だとしている。

★9:40  オークマ-急落 1Q営業益48%減 工作機械需要伸び悩みや長納期化など響く
 オークマ<6103.T>が急落。同社は5日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.0億円(前年同期比47.8%減)だったと発表した。

 工作機械需要が伸び悩むなか、工場の操業度は本格回復に至らなかった。受注機の長納期化により売り上げ計上が後ずれとなったことも響いた。


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