前場コメント No.2 三菱UFJ、東京精、マキタ、日製鋼、ローム、ヒロセ電
★9:02 三菱UFJ-続落 1Q経常益3.4%減 トレジャリーの大口売買益が反動減
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益(IFRS)は7085億円(前年同期比3.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは5278億円。
顧客部門の営業純益は為替の円高影響を打ち返して増益となった。一方、前年に計上したトレジャリーにおける大口売買益の反動により全体は減益となったとしている。
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が続落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結経常利益(IFRS)は7085億円(前年同期比3.4%減)だったと発表した。市場コンセンサスは5278億円。
顧客部門の営業純益は為替の円高影響を打ち返して増益となった。一方、前年に計上したトレジャリーにおける大口売買益の反動により全体は減益となったとしている。
★9:02 東京精密-売り気配 1Q営業利益12%増 コンセンサス下回る
東京精密<7729.T>が売り気配。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は45.8億円(前年同期比12.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは56.8億円。
半導体製造装置部門において、中国需要や生成AIを含むHPC(High Performance Computing)関連の装置需要が底堅く推移したことが寄与した。全体の受注高は359億0100万円(前年同期比4.1%減)となった。
なお、コンセンサスを下回ったことから、株価は売りが優勢となっている。
東京精密<7729.T>が売り気配。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は45.8億円(前年同期比12.2%増)だったと発表した。市場コンセンサスは56.8億円。
半導体製造装置部門において、中国需要や生成AIを含むHPC(High Performance Computing)関連の装置需要が底堅く推移したことが寄与した。全体の受注高は359億0100万円(前年同期比4.1%減)となった。
なお、コンセンサスを下回ったことから、株価は売りが優勢となっている。
★9:03 マキタ-大和が目標株価引き上げ 外部環境は着実に好転、来期最高益は十分視野に
マキタ<6586.T>が反発。大和証券では、外部環境は着実に好転、来期最高益は十分視野にと判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を5100円→6000円と引き上げた。
大和では、関税対応については、足元で決着し始めている各国との関税率を踏まえれば米国の仕入れ抑制は縮小し欠品リスクは大幅に低下する可能性があると指摘(米国売上収益の上ブレ要素)。一方、現時点の関税率を踏まえると直接影響は年間50億円程度(今期はその半分程度か)と試算され、市場の懸念に比べてインパクトはかなり限定的とみている。
大和の営業利益予想(今期1000億円、来期1200億円、過去最高益更新)に変更はないが、来期も継続かつ今期を上回る自己株式取得(300億円想定)が期待できると考え、ネットキャッシュを考慮した来期予想PER15倍程度の評価は可能と判断している。
マキタ<6586.T>が反発。大和証券では、外部環境は着実に好転、来期最高益は十分視野にと判断。投資判断「2(Outperform)」を継続、目標株価を5100円→6000円と引き上げた。
大和では、関税対応については、足元で決着し始めている各国との関税率を踏まえれば米国の仕入れ抑制は縮小し欠品リスクは大幅に低下する可能性があると指摘(米国売上収益の上ブレ要素)。一方、現時点の関税率を踏まえると直接影響は年間50億円程度(今期はその半分程度か)と試算され、市場の懸念に比べてインパクトはかなり限定的とみている。
大和の営業利益予想(今期1000億円、来期1200億円、過去最高益更新)に変更はないが、来期も継続かつ今期を上回る自己株式取得(300億円想定)が期待できると考え、ネットキャッシュを考慮した来期予想PER15倍程度の評価は可能と判断している。
★9:03 日本製鋼所-3日ぶり反発 1Q営業益24%増 産業機械事業の売り上げ増加が寄与
日本製鋼所<5631.T>が3日ぶり反発。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は52.7億円(前年同期比23.5%増)だったと発表した。
産業機械事業の売り上げ増加により営業増益となった。分野別では、樹脂製造・加工機械、防衛関連機器、その他の産業機械の売り上げが増加した。全体の受注高は651億7800万円(前年同期比13.1%減)だった。
日本製鋼所<5631.T>が3日ぶり反発。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は52.7億円(前年同期比23.5%増)だったと発表した。
産業機械事業の売り上げ増加により営業増益となった。分野別では、樹脂製造・加工機械、防衛関連機器、その他の産業機械の売り上げが増加した。全体の受注高は651億7800万円(前年同期比13.1%減)だった。
★9:04 ローム-買い気配 1Q営業益85%減もコンセンサス上回る
ローム<6963.T>が買い気配。同社は8月4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1億9500万円(前年同期比84.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは22億3600万円の赤字。
売上高は、民生機器市場及びコンピュータ&ストレージ市場での増収があったものの、為替レートが前年より円高に振れたことにより、減少となった。営業利益は、前期の構造改革による固定費削減の効果はあったものの、同じく前期に実施した生産調整に伴う稼働率の抑制が当期に影響し、マイナス要因となったことで、大幅な減益となった。
ローム<6963.T>が買い気配。同社は8月4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1億9500万円(前年同期比84.6%減)だったと発表した。市場コンセンサスは22億3600万円の赤字。
売上高は、民生機器市場及びコンピュータ&ストレージ市場での増収があったものの、為替レートが前年より円高に振れたことにより、減少となった。営業利益は、前期の構造改革による固定費削減の効果はあったものの、同じく前期に実施した生産調整に伴う稼働率の抑制が当期に影響し、マイナス要因となったことで、大幅な減益となった。
★9:04 ヒロセ電機-続落 105万株・150億円を上限に自社株買い 割合は3.1%
ヒロセ電機<6806.T>が続落。同社は4日、105万株・150億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2025年8月5日~26年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.1%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。
ヒロセ電機<6806.T>が続落。同社は4日、105万株・150億円を上限とする自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2025年8月5日~26年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.1%となる。
なお、株価は同時に発表した決算を受けて売りが優勢となっている。
★9:04 ヒロセ電機-続落 1Q営業益4%減 売上原価率の上昇など響く
ヒロセ電機<6806.T>が続落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は98.3億円(前年同期比4.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは97.6億円。
産業用機器市場向けビジネスに回復の兆しが見え、民生用機器市場向けビジネスが良好だった。自動車用機器市場向けビジネスは安定的に推移した。この結果、営業収益は増加した。一方、売上原価率の上昇などにより減益となった。
ヒロセ電機<6806.T>が続落。同社は4日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)は98.3億円(前年同期比4.2%減)だったと発表した。市場コンセンサスは97.6億円。
産業用機器市場向けビジネスに回復の兆しが見え、民生用機器市場向けビジネスが良好だった。自動車用機器市場向けビジネスは安定的に推移した。この結果、営業収益は増加した。一方、売上原価率の上昇などにより減益となった。
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