前場コメント No.10 高砂熱、ニチアス、レノバ、ジェイリース、参天薬、テスHD

2025/08/08(金) 11:30
★9:47  高砂熱学工業-急騰 1Q営業益5.3倍 株式分割も発表
 高砂熱学工業<1969.T>が急騰。同社は8日9時30分、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は101億円(前年同期比5.3倍)だったと発表した。市場コンセンサスは39.0億円。
 
 売上高は大型の工場建設(産業系)工事を中心とした順調な工事進ちょくなどにより、1Q時点の過去最高を更新。主に単体において、蓄積してきた設計・施工ノウハウを生かした生産性向上や採算改善に向けた取り組みを通じて、売上総利益以下の各段階利益および利益率についても1Q時点での過去最高を更新したとしている。

 なお、同日発表された株式分割も好感されている。
 

★9:47  高砂熱学工業-急騰 1株を2株に分割 基準日は9月30日
 高砂熱学工業<1969.T>が急騰。同社は8日9時30分、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★9:53  ニチアス-急落 通期営業益を下方修正 1Qは13%減
 ニチアス<5393.T>が急落。同社は7日、26.3期通期の連結営業利益予想を従来の370.0億円から365.0億円(前期比8.1%減)に下方修正すると発表した。

 高機能製品部門において半導体製造装置向けの需要が軟調かつ回復の見通しが不透明な状況にあり、従来予想を下回る見通し。

 26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は92.3億円(前年同期比12.5%減)だった。

★9:53  レノバ-急騰 1Q最終益2.6倍 徳島津田バイオマス発電所の売電収入増加が寄与
 レノバ<9519.T>が急騰。同社は7日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)を8.6億円(前年同期比2.6倍)と発表した。徳島津田バイオマス発電所合同会社の売電収入増加や、バイオマス発電所における補助金など収益の計上、事業開発報酬の増加などが寄与した。

★9:57  ジェイリース-急騰 1Q営業益37%増 住居および事業用賃料保証が好調
 ジェイリース<7187.T>が急騰。同社は7日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9.7億円(前年同期比37.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは7.5億円。 
 
 人財育成やアライアンスによる営業活動が奏功し、住居用賃料保証の伸びが加速、事業用賃料保証も好調に推移。契約件数拡大に伴う貸倒関連費用の増加や、競争激化による事務手数料(売上原価)の増加を吸収したとしている。
 

★10:00  参天製薬-急落 1Q最終益45%減 薬価改定や研究開発費の増加が響く
 参天製薬<4536.T>が急落。同社は8月7日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は59.0億円(前年同期比44.7%減)だったと発表した。薬価改定や流通在庫水準調整の影響を受けたことにより、売上収益が減少した。研究開発費が増加したことも響いた。

★10:01  テスHD-ストップ安売り気配 前期最終益を下方修正 期末配当予想も引き下げ
 テスホールディングス<5074.T>がストップ安売り気配。同社は7日、25.6期通期の連結純利益予想を従来の7.0億円から2.0億円(前期比73.1%減)に、期末一括の配当予想を7.66円から5.12円(前の期は16.00円)に下方修正すると発表した。

 エネルギーサプライ事業におけるO&M、電気小売供給、バイオマス燃料が計画よりも低調に推移する見込み。持分法適用関連会社であるTOLLCUX INVESTMENTSに関する持分法による投資損失を計上することなども響く。


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