前場コメント No.6 M&A総研H、原田工業、フラー、サークレイス、ソラスト、OUGHD

2025/08/13(水) 11:30
★9:30  M&A総研-東海東京がレーティング引き下げ 成長速度は低下か
 M&A総研ホールディングス<9552.T>が5日ぶり反落。東海東京インテリジェンス・ラボでは、成長速度低下を想定し、レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を3900円→1400円と引き下げた。

 東海東京では、3Q累計まで進ちょく遅れや人材育成・コンプライアンス強化に伴うコスト増加、施策浸透までのタイムラグを考慮して25.9期通期東海東京予想を見直し、売上高を175億円(前年比5.7%増)、営業利益を51億円(同39.3%減)に下方修正した。
 26.9期以降も前回予想に比べ成長速度低下を想定。26.9期の東海東京予想は、売上高が195億円(前年比11.4%増)、営業利益が57億円(同11.8%増)。M&A仲介事業の立て直しに時間を要すとみている。

★9:32  原田工業-急騰 1Q営業益33%増 通期計画を超過
 原田工業<6904.T>が急騰。同社は12日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9.1億円(前年同期比33.1%増)だったと発表した。なお、26.3期通期の営業利益予想は8.0億円となっており、1Q時点で超過している。

 収益構造改革の一環として実施した中国子会社の機能再編効果による原価率の低下などにより、アジアセグメントが大幅増益となったことなどが寄与した。
 

★9:35  フラー-一時ストップ安 今期最終益19%減見込む 前期は6.9倍
 フラー<387A.T>が一時ストップ安。同社は12日、26.6期通期の純利益予想を1.6億円(前期比18.8%減)にすると発表した。

 人件費、外注費、その他諸経費、並びに上場の影響による費用増加を見込む。繰越欠損金の利用が進み繰延税金資産の取り崩しがあると想定し、純利益は減少の見通し。


 25.5期通期の純利益は2.0億円(前の期比6.9倍)だった。前の期に着手した大型案件が開発フェーズとなり収益化した。繰延税金資産の積み増しによる法人税等調整額(益)の計上も寄与した。

★9:39  サークレイス-急落 1Q営業赤字拡大 人件費やシステム関連費の増加など響く
 サークレイス<5029.T>が急落。同社は12日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は6400万円の赤字(前年同期は5100万円の赤字)だったと発表した。

 コンサルティングサービス、SaaSサービスなどの売り上げが堅調だった。一方、継続した人的資本投資のための人件費および社員募集費の増加、本社移転による地代家賃、システム関連費用などの増加もあり、赤字幅が拡大した。

★9:43  ソラスト-急騰 440万株・14億円を上限に自社株買い 割合は4.8%
 ソラスト<6197.T>が急騰。同社は12日、440万株・14億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年8月12日~2026年5月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.8%となる。
 

★9:43  ソラスト-急騰 1Q最終益35%増 自社株買いも発表
 ソラスト<6197.T>が急騰。同社は12日、26.3期1Q(4-6月)の連結純利益は11.5億円(前年同期比34.5%増)だったと発表した。投資有価証券償還益の計上などが寄与した。

 なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
 

★9:51  OUGHD-急騰 1Q営業益2.2倍 養殖事業が黒字化
 OUGホールディングス<8041.T>が急騰。同社は12日、26.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は12.2億円(前年同期比2.2倍)だったと発表した。水産物荷受事業での増益と、販売単価が上昇し黒字となった養殖事業が寄与した。


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