前場コメント No.4 今仙電機、NANO、ULS-G、GENDA、KDDI、任天堂

2025/08/28(木) 11:30
★9:09  今仙電機製作所-続落 株主優待制度を導入 優待ポイント贈呈
 今仙電機製作所<7266.T>が続落。同社は27日、株主優待制度を導入すると発表した。
 
 2025年9月末時点および2026年3月末日時点の同社株主名簿に同一株主番号で同社株式を継続して300株以上保有の株主として記載または記録された株主を対象に開始する。以降は、3月末日名簿を基準とし、同一株主番号で毎年9月末日および翌年3月末日の同社株主名簿に継続して同社株式を300株以上保有の株主を対象に、保有株数および継続保有期間に応じて株主優待ポイントを贈呈する。インターネットサイトに登録することにより、優待ポイント数に応じて、5000種類以上の商品から選択できるとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。
 

★9:09  今仙電機製作所-続落 中間配当予想を増額 10円→12円
 今仙電機製作所<7266.T>が続落。同社は27日、26.3期の中間配当予想を従来の10円から12円(前期中間は7.5円)にすると発表した。期末配当予想は10円で据え置き、年間配当予想は20円→22円(前期は20円)となる。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。
  

★9:09  NANO MRNA-底堅い カイオムとmRNAエンコード抗体医薬創出に向け共同研究契約締結
 NANO MRNA<4571.T>が底堅い。同社は27日、カイオム・バイオサイエンス<4583.T>と、カイオムの「Tribody技術」を始めとする最先端の抗体創薬技術と同社のmRNA創薬基盤技術の融合による「mRNAエンコード抗体」の創出に向けた共同研究契約を締結したと発表した
 
 mRNAエンコード抗体は、抗体のmRNA を投与し、体内で目的の抗体を産生させるという次世代の抗体医薬モダリティだという。既存の技術に比べ、体内動態改善とそれに伴う効果の増強、副作用の軽減が期待されることに加え、製造コストの削減や製造期間の短縮も期待され、世界的に注目されているという。

 同共同研究では、1年以内を目途に開発候補品を選定し、その後、開発候補品のin vivoでのデータ取得と物性面での最適化を経て知財化、および製薬企業との共同開発あるいは導出をめざすとしている。

★9:10  ULSHD-3日続伸 1株を10株に分割 基準日は9月30日
 ULSグループ<3798.T>が3日続伸。同社は27日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として、1株につき10株の割合をもって分割する。
 

★9:11  GENDA-底堅い 2社のM&Aを発表
 GENDA<9166.T>が底堅い。同社は27日、2社のM&Aを発表した。
 
 株式取得および簡易株式交換により完全子会社化するキャラット(奈良県香芝市)は、全国で「スタジオキャラット」や「スタジオコフレ」、「セルフ写真館 Original」など108店舗(2025年8月27日時点)のフォトスタジオを展開している。同社グループの既存事業と、キャラットのフォト事業との連携を強化し、双方のエンターテイメント体験価値の最大化をめざすという。
  
 株式取得により連結子会社化するIndigo Newco(英国)はアミューズメント施設運営事業を手掛けており、両社のコネクションや知見を共有することにより、双方の利益伸長をめざすとしている。
 

★9:14  KDDI-大和が目標株価を引き上げ 一過性費用除きで想定線
 KDDI<9433.T>が反発。大和証券では、一過性費用除きで想定線と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は2775円→2930円に引き上げた。

 大和では、一部楽観的な部分を調節したが予想は微修正に留めた。短期リスクオン局面の可能性から、相対的な選好順位は低下も、依然上位選好を据え置いた。自社株買い継続と料金改定に伴う相対的な今期好業績期待は依然強いと指摘。自社株買い進捗を踏まえ今期中の更なる株主還元可能性にも注目しており、バリュー株として引き続き投資妙味ある水準とみている。注目点は料金戦略と指摘。業界内で更なる価格改定があれば、好影響が期待されるとし、中期では来期にかけての種まきにも注目している。

★9:15  任天堂-底堅い 連結子会社のワープスターをIP活用担う子会社として事業再編
 任天堂<7974.T>が底堅い。同社は27日、2025年4月1日より連結子会社となったワープスターの商号を「ニンテンドースターズ株式会社」に変更し、任天堂IPを用いた映画における二次利用事業を担う子会社として事業再編を行ったと発表した。
 
 ニンテンドースターズは、これまでワープスターが手がけてきた「星のカービィ」シリーズの二次利用事業を継続するとともに、そこで培ったノウハウを生かし、世界中のパートナーとの協力を通じて任天堂IPに触れる人口をグローバルに拡大し、同社と顧客との関係を強化することをめざすとしている。


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