前場コメント No.5 物語コーポ、アシックス、IBJ、PHCHD、魁力屋、ソフトバンク

2025/09/04(木) 11:30
★9:18  物語コーポレーション-大和が目標株価を引き上げ トップライン良好、海外も改善
 物語コーポレーション<3097.T>が大幅続伸。大和証券では、トップライン良好、海外も改善とコメント。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続し、目標株価は3800円→4800円に引き上げた。

 大和では、業績予想は小幅に増額。好調なトップラインが最大の増益要因となり、26/6期~28/6期は15%強の営業増益が続く見通し。海外の営業利益は28/6期で全体の10%強を占めると予想。主力事業の競争力が高く、トップラインが好調であるという。また、海外の利益寄与が顕在化する局面にある点に注目。利益寄与が本格化すれば、もう一段の評価も可能と考えている。

★9:31  アシックス-東海東京が目標株価を引き上げ 関税によるネガティブ影響も大幅増益を見込む
 アシックス<7936.T>が小幅安。東海東京インテリジェンス・ラボでは、関税によるネガティブ影響も大幅増益を見込む。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は4200円→5100円に引き上げた。

 東海東京では、25/12期売上高は前年比17.3%増の7961億円、営業利益は同39.8%増の1400億円と予想。オニツカタイガーとスポーツスタイルの前年からの利益率改善を見込み、業績予想を引き上げた。 26/12期売上高は前年比8.6%増の8648億円、営業利益は同12.0%増の1568億円と予想。安価な商品の販売取りやめとグローバル在庫管理の精緻化を背景として、とりわけ北米地域の利益率改善が続くと考えている。高付加価値商品への注力によりグローバルでの高い利益成長率の継続が見込めるとした。

★9:33  IBJ-SBIが目標株価引き上げ カタリストはタメニーとの資本業務提携
 IBJ<6071.T>がもみ合い。SBI証券では、カタリストはタメニーとの資本業務提携を締結と判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を1000円→1160円と引き上げた。

 同社は8月にタメニーとの資本業務提携を締結。同提携により、1.システム・会員基盤共有、2.パーティー入会の強化支援、3.2社協業による業界振興など収益の最大化が今後進むとSBIでは考えている。

★9:35  PHCHD-急騰 持続血糖測定システムの販売事業を米社に譲渡へ
 PHCホールディングス<6523.T>が急騰。同社は3日、当社の連結子会社Ascensia Diabetes Care Holdings(スイス)が事業展開する持続血糖測定(CGM)システムEversenseの販売事業をSenseonics Holdings(米国)に譲渡すると発表した。
 
 当該事業の25.3期の売上高は30.6億円、営業損益は90.0億円の赤字だという。事業譲渡契約については未締結であり、諸条件についても協議中としている。事業譲渡契約を締結次第、速やかに開示するとしている。
   

★9:46  魁力屋-9日ぶり反発 8月度の既存店売上高5.4%増 全店は同14.5%増
 魁力屋<5891.T>が9日ぶり反発。同社は3日、8月度の既存店売上高は前年同月比5.4%増だったと発表した。全店は同14.5%増だった。各種企画の実施や、期間限定商品の継続販売などが寄与した。
  

★9:54  ソフトバンク-SBIが目標株価引き上げ 獲得環境は追い風、継続収入の積み上がりも続こう
 ソフトバンク<9434.T>が続落。SBI証券では、獲得環境は追い風、継続収入の積み上がりも続くと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を252円→270円と引き上げた。

 SBIでは、今期会社計画ベースの配当利回りが大手通信キャリア3社間で最も高いなか、株主還元拡充の可能性もあり、利益成長も伴う同社の魅力度は高いと指摘。カタリストはスマートフォン加入者の獲得加速、AI実装の進展、「Y!mobile」の新価格戦略などとしている。


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