後場コメント No.1 みのや、浜ゴム、トラースOP、スズキ、サントリーBF、カナミックN

2025/09/09(火) 15:32
★12:30  みのや-反発 8月度の既存店売上高1.5%増 客数は1.4%減
 みのや<386A.T>が反発。同社は9日12時、8月度の既存店売上高は前年同月比1.5%増だったと発表した。客数は同1.4%減、客単価は同2.9%上昇となった。全店売上高は同8.8%増となった。

★12:31  横浜ゴム-SBIが目標株価引き上げ コスト競争力を評価するステージへ
 横浜ゴム<5101.T>が3日ぶり反落。SBI証券では、同業他社を大きく凌駕する販売面だけでなく、買収シナジーや新興メーカー並みのコスト競争力を評価するステージへと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を4400円→6700円と引き上げた。

 SBIでは、既存タイヤ販売での異次元の販売好調の持続に加え、OHT(オフハイウェイタイヤ)も早期回復。足元の穀物相場の軟調には一定の留意が必要だが、中期では買収3社のシナジー発揮、コスト競争力で新興国勢対抗の「1年工場」の展開など期待材料も多いと指摘。もう一段の評価が妥当と判断している。

★12:31  トラースOP-後場売り気配 上期営業赤字縮小も2Q赤字を嫌気
 トラース・オン・プロダクト<6696.T>が後場売り気配。同社は9日12時、26.3期上期(2-7月)の営業損益は300万円の赤字(前年同期は1800万円の赤字)だったと発表した。2Q(5-7月)は1000万円の赤字(前年同期並み)となった。

 TRaaS事業、受注型Product事業における売上高の増加により、上期の赤字幅は前年同期比で縮小した。一方、テクニカルサービス事業における前期から継続の大型システム開発案件の反動減もあり、5-7月は赤字となった。

 なお、株価は2Qの赤字着地を嫌気した売りが優勢となっている。

★12:31  スズキ-SBIが目標株価引き上げ インドGST引き下げで今下期から新車販売激増へ
 スズキ<7269.T>が3日続伸。SBI証券では、インドGST引き下げで今下期から新車販売激増へと判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2700円→3000円と引き上げた。

 先週、モディ首相は、GST(Goods & Service Tax)の引き下げ計画を発表、実施を9月22日からとした。SBIでは、マルチスズキのインド国内販売に於ける約6割を占める小型乗用車(排気量1.2リットル以下、車長4メートル以下)は、現在29%の税率だが、今回の発表によると、これが18%-19%に引き下がる可能性が高いとみている。また足元で急速に人気を博しているSUVの税率も、現在の45-50%から40%程度まで小幅ではあるが、減税措置が取られるもようであると指摘。これが確定すれば、9月21日までは買い控えが発生するであろうが、その後は販売が大きく改善、成長に転じるとSBIでは考えている。

★12:31  サントリーBF-3日続落 8月度の国内販売数量18%減
 サントリー食品インターナショナル<2587.T>が3日続落。同社は8日、8月度の国内販売数量は前年同月比18%減だったと発表した。1-8月累計では前年同期比6%減となった。

★12:33  カナミックネットワーク-後場下げ幅縮小 総務省の実証事業に採択
 カナミックネットワーク<3939.T>が後場下げ幅縮小。同社は9日11時30分、総務省が公募した「シンガポールにおける医療・介護・健康情報共有システム展開に向けた実証の請負」事業において、同社の提案が採択されたと発表した。
 
 同事業の規模(契約金額)は1億1386万5386円(税込)であり、 シンガポール現地における調査・研究に加え、現地環境でのクラウドシステム稼働による実証および検証が業務内容に含まれているという。業績に与える影響は来期となる見込みとしている。


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