前場コメント No.5 日本オラクル、ソニーＧ、テラドローン、東京計器、ふくおか、武蔵精密
★9:16 日本オラクル－大幅に3日続伸 米オラクルの時間外急騰を材料視
日本オラクル<4716.T>が大幅に3日続伸。米オラクルの急騰が材料視されている。
米オラクルは9日の取引終了後に、クラウド部門の売上高見通しを上方修正すると発表。時間外で足元28％を超える上昇となっている。これを受け、国内で事業展開する同社も業績期待から買われている。
日本オラクル<4716.T>が大幅に3日続伸。米オラクルの急騰が材料視されている。
米オラクルは9日の取引終了後に、クラウド部門の売上高見通しを上方修正すると発表。時間外で足元28％を超える上昇となっている。これを受け、国内で事業展開する同社も業績期待から買われている。
★9:19 ソニーＧ－大和が投資判断引き上げ エンタメ強化路線の再評価に期待
ソニーグループ<6758.T>が3日続伸。大和証券では、エンタメ強化路線の再評価に期待。投資判断を「2（Outperform）」→「1（Buy）」、目標株価を4200円→5000円と引き上げた。
大和では、金融のパーシャル・スピンオフ後に同社のエンタメ強化路線の再評価が進むとして、投資判断を「1（Buy）」に引き上げた。
評価のポイントは、1.G&NS（ゲーム&ネットワークサービス）を中心としたプラットフォームビジネスの拡大、2.エンタメ事業全体でのヒット創出力の向上、3.IPのグローバル展開のポテンシャルと考えている。
ソニーグループ<6758.T>が3日続伸。大和証券では、エンタメ強化路線の再評価に期待。投資判断を「2（Outperform）」→「1（Buy）」、目標株価を4200円→5000円と引き上げた。
大和では、金融のパーシャル・スピンオフ後に同社のエンタメ強化路線の再評価が進むとして、投資判断を「1（Buy）」に引き上げた。
評価のポイントは、1.G&NS（ゲーム&ネットワークサービス）を中心としたプラットフォームビジネスの拡大、2.エンタメ事業全体でのヒット創出力の向上、3.IPのグローバル展開のポテンシャルと考えている。
★9:26 テラドローン－3日ぶり反発 台湾最大級の産業用ドローン代理店と販売契約締結
Ｔｅｒｒａ Ｄｒｏｎｅ<278A.T>が3日ぶり反発。同社は9日、台湾国内に5拠点を展開し、同国最大級の産業用精密機器の販売代理店である台湾儀器行と、自社開発の屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販売契約を新たに締結したと発表した。
今後、台湾儀器行と協力することで、「Terra Xross 1」の販売促進を通じて、これまで飛行性能の不安定さや高価格が障壁となり、ドローンの導入が進んでいなかった台湾の主要な政府機関などへのアプローチを強化することが可能になるという。また同契約に基づき、両社で連携して、同国内でのより利便性の高い顧客サポートの提供にも努めるとしている。
Ｔｅｒｒａ Ｄｒｏｎｅ<278A.T>が3日ぶり反発。同社は9日、台湾国内に5拠点を展開し、同国最大級の産業用精密機器の販売代理店である台湾儀器行と、自社開発の屋内点検用ドローン「Terra Xross 1」の販売契約を新たに締結したと発表した。
今後、台湾儀器行と協力することで、「Terra Xross 1」の販売促進を通じて、これまで飛行性能の不安定さや高価格が障壁となり、ドローンの導入が進んでいなかった台湾の主要な政府機関などへのアプローチを強化することが可能になるという。また同契約に基づき、両社で連携して、同国内でのより利便性の高い顧客サポートの提供にも努めるとしている。
★9:30 東京計器－野村が目標株価引き上げ 防衛省による概算要求額は過去最大
東京計器<7721.T>が大幅に5日続伸。野村証券では、防衛省による概算要求額は過去最大とし、投資判断は「Buy」を継続、目標株価を4400円→5500円に引き上げた。
野村では、船舶港湾機器事業が研究開発費増および円高で減益となる見通とし、予想を減額修正した。野村では26.3期の連結営業利益は前期比横ばい、27.3期～28.3期はCAGR（年平均成長率）約18％で伸長すると予想。22年12月に現防衛力整備計画が閣議決定されて以降、PERはおおむね15倍から23倍のレンジで推移しており、中間値である19倍（従来通り）を目標株価算定水準とした。上期末であり算出対象期をシフトし、27.3期野村予想EPSに同PERを乗じたことで目標株価を引き上げた。
東京計器<7721.T>が大幅に5日続伸。野村証券では、防衛省による概算要求額は過去最大とし、投資判断は「Buy」を継続、目標株価を4400円→5500円に引き上げた。
野村では、船舶港湾機器事業が研究開発費増および円高で減益となる見通とし、予想を減額修正した。野村では26.3期の連結営業利益は前期比横ばい、27.3期～28.3期はCAGR（年平均成長率）約18％で伸長すると予想。22年12月に現防衛力整備計画が閣議決定されて以降、PERはおおむね15倍から23倍のレンジで推移しており、中間値である19倍（従来通り）を目標株価算定水準とした。上期末であり算出対象期をシフトし、27.3期野村予想EPSに同PERを乗じたことで目標株価を引き上げた。
★9:31 ふくおかＦＧ－大和が目標株価引き上げ 中長期的な投資魅力は大きい
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反発。大和証券では、中長期的な投資魅力は大きいと判断。投資判断「2（Outperform）」を継続、目標株価を4300円→4800円と引き上げた。
年初来の株価パフォーマンスは他行比で低調。大和では、他の大手地銀で今年度（中間決算発表時など）に上方修正・株主還元強化が想定される一方、同行の追加株主還元アクションは不透明な情勢。円債残高が他行比で相対的に大きく、国内金利上昇局面での運用が課題となる点も意識されているとみている。他方、PERなどのバリュエーション面で割安感は強い。今期予想配当利回りも3.81％と地銀上位行中で高く、下値不安は限定的。来期以降も増益増配の継続が想定され、中長期的な投資魅力は大きいと指摘している。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>が反発。大和証券では、中長期的な投資魅力は大きいと判断。投資判断「2（Outperform）」を継続、目標株価を4300円→4800円と引き上げた。
年初来の株価パフォーマンスは他行比で低調。大和では、他の大手地銀で今年度（中間決算発表時など）に上方修正・株主還元強化が想定される一方、同行の追加株主還元アクションは不透明な情勢。円債残高が他行比で相対的に大きく、国内金利上昇局面での運用が課題となる点も意識されているとみている。他方、PERなどのバリュエーション面で割安感は強い。今期予想配当利回りも3.81％と地銀上位行中で高く、下値不安は限定的。来期以降も増益増配の継続が想定され、中長期的な投資魅力は大きいと指摘している。
★9:34 武蔵精密工業－急騰 米オラクルが時間外で急騰 同社もつれ高
武蔵精密工業<7220.T>が急騰。米国市場で米オラクルの株価が時間外に急騰していることが材料。
オラクルは9日の取引終了後に決算を発表。需要拡大を背景にクラウド部門の今年度売上高見通しを上方修正しており、これを受けて株価は一時27％上昇した。
同社は2024年12月、オラクルのクラウド・コンピューティング・クラスタ向けに同社のHSC（Hybrid Supercapacitor）採用が検討されていると発表しており、業績寄与への期待から買いが優勢となっている。
武蔵精密工業<7220.T>が急騰。米国市場で米オラクルの株価が時間外に急騰していることが材料。
オラクルは9日の取引終了後に決算を発表。需要拡大を背景にクラウド部門の今年度売上高見通しを上方修正しており、これを受けて株価は一時27％上昇した。
同社は2024年12月、オラクルのクラウド・コンピューティング・クラスタ向けに同社のHSC（Hybrid Supercapacitor）採用が検討されていると発表しており、業績寄与への期待から買いが優勢となっている。
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