前場コメント No.2 大和自、古野電、データSEC、カネコ種、AFC-HD、バイク王

2025/10/06(月) 11:31
★9:03  大和自動車交通-売り気配 自民党総裁選で小泉氏が敗北 関連銘柄に売り
 大和自動車交通<9082.T>が売り気配。10月4日投開票の自民党総裁選で高市早苗前経済安全保障相に、小泉進次郎農相が敗北したことが材料。

 5日付の日本経済新聞朝刊によれば、1回目の投票で過半数を得られず、上位2人による決選投票で185票を得て、高市氏が小泉氏を破ったとしている。

 これを受け、同社のほか、アディッシュ<7093.T>、Will Smart<175A.T>、さいか屋<8254.T>など、これまで小泉氏の優勢を見越して買われていた銘柄が軒並み売られる展開となっている。    
    

★9:04  古野電気-買い気配 上期営業益を上方修正 舶用事業で販売好調
 古野電気<6814.T>が買い気配。同社は3日、26.2期上期(3-8月)の連結営業利益予想を従来の65.0億円から93.0億円(前年同期比27.4%増)に上方修正すると発表した。

 商船向け市場では、中国における造船会社の高水準な手持ち工事量を背景に建造能力の拡大が進んだ結果、納期の全体的な前倒しが発生し、同社製品の販売が増加。プレジャーボート向け市場では、今期に上市した戦略商品の販売が好調に推移したことに加え、4月に発表された米国向け関税強化政策の影響による前倒し需要も寄与し、想定を上回る水準で推移したことも踏まえた。

 通期連結業績予想および配当予想については、現在精査中のため、10月10日に開示予定の上期連結決算とあわせて開示するとしている。
 

★9:04  データセクション-買い気配 AIデータセンターサービスの大口契約を締結
 データセクション<3905.T>が買い気配。同社は3日、オーストラリアで新たに構築予定のAIデータセンターについて、業務提携先であるナウナウジャパン株式会社(東京都中央区)を通じて、間接的に、世界最大規模のクラウドサービスプロバイダーである顧客との間で、同AIデータセンターサービスにかかる大口の利用契約を同日付で締結したと発表した。
 
 受注金額は年間2億6600万ドル(契約期間は3年間、同社の意思により2年間の延長が可能)で、売り上げは2026年2月または3月から期間按分計上する。1ドルを2025年9月末日の終値147.90円で円換算した金額は、年間394億8500万円(3年総額1184億5700万円、5年総額1974億2800万円)となる。
 
 同件が 26.3期の業績に与える影響は現時点において精査中だという。この精査が完了次第、2025年7月16日付で開示の業績予想を修正するとしている。
  

★9:05  カネコ種苗-買い気配 1Q営業益2倍 農材事業が増益をけん引
 カネコ種苗<1376.T>が買い気配。同社は3日、26.5期1Q(6-8月)の連結営業利益は3.9億円(前年同期比2.0倍)だったと発表した。

 農材事業において、引き続き茎葉処理除草剤の販売が伸長したことや、温暖化により水稲の品質や収量に影響をおよぼす害虫が大量発生したことから殺虫剤の需要が増加し増収となった。採算性が高い商品構成へのシフトも進み、増益をけん引した。  
   
 なお、同日発表された自社株買いも好感されている。
 

★9:05  カネコ種苗-買い気配 20万株・3億円を上限に自社株買い 割合は1.78%
 カネコ種苗<1376.T>が買い気配。同社は3日、20万株・3億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年10月6日~2026年5月22日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.78%となる。

★9:06  AFC-HD-続伸 前期営業益を上方修正 主力のヘルスケア事業が好調に推移
 AFC-HDアムスライフサイエンス<2927.T>が続伸。同社は3日、25.8期通期の連結営業利益予想を従来の22.0億円から24.1億円(前の期比25.6%増)に上方修正すると発表した。

 主体事業であるヘルスケア事業が好調に推移し、その中でも特に、海外部門が伸長した。さらに、医薬品事業、百貨店事業、飲食事業も好調を維持したことに加え、不動産・建託事業も好調だった。
 

★9:06  バイク王-売り気配 3Q累計営業益87%増も通期据え置きを嫌気
 バイク王&カンパニー<3377.T>が売り気配。同社は3日、25.11期3Q累計(12-8月)の連結営業利益は5.2億円(前年同期比86.8%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は91.8%。

 リテール販売台数増加に向けたキャンペーン実施などが奏功したことや、子会社の東洋モーターインターナショナルにおいて販売が堅調に推移したことなどが寄与した。

 なお株価は、良好な進ちょくにもかかわらず通期の上方修正がなかったことが失望を誘い、売りが優勢となっている。


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