後場コメント No.1 クリングル、東洋証、いちよし、キーエンス、積水化、楽天銀行
★12:30 クリングル-後場上げ幅拡大 京都大学とHGF徐放性創傷治療剤を共同開発へ
クリングルファーマ<4884.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日、肝細胞増殖因子(HGF)を活用した徐放性創傷治療剤の新たな開発に向け、京都大学(京都府京都市)と共同研究契約を締結したと発表した。
京都大学大学院医学研究科形成外科学・森本尚樹教授らのグループは、コラーゲン・ゼラチンスポンジを用いてHGFを持続的に徐放することにより、高い治療効果を示したことを報告した。森本教授らと協働し、HGFと徐放性基材を組み合わせた難治性創傷治療剤を開発することで、新たな治療戦略の早期実用化をめざすとしている。
クリングルファーマ<4884.T>が後場上げ幅拡大。同社は17日、肝細胞増殖因子(HGF)を活用した徐放性創傷治療剤の新たな開発に向け、京都大学(京都府京都市)と共同研究契約を締結したと発表した。
京都大学大学院医学研究科形成外科学・森本尚樹教授らのグループは、コラーゲン・ゼラチンスポンジを用いてHGFを持続的に徐放することにより、高い治療効果を示したことを報告した。森本教授らと協働し、HGFと徐放性基材を組み合わせた難治性創傷治療剤を開発することで、新たな治療戦略の早期実用化をめざすとしている。
★12:35 東洋証券-後場プラス転換 上期経常益は速報値で2.4倍 投信販売手数料などが増加
東洋証券<8614.T>が後場プラス転換。同社は17日12時、26.3期上期(4-9月)の連結経常利益は速報値で10.5億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。
投信販売手数料、国内株委託手数料、ソリューションビジネス関連収益が増加したことが寄与した。決算発表は30日の予定としている。
東洋証券<8614.T>が後場プラス転換。同社は17日12時、26.3期上期(4-9月)の連結経常利益は速報値で10.5億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。
投信販売手数料、国内株委託手数料、ソリューションビジネス関連収益が増加したことが寄与した。決算発表は30日の予定としている。
★12:36 いちよし証券-後場下げ幅縮小 上期最終益は速報値で24%増 受入手数料が増加
いちよし証券<8624.T>が後場下げ幅縮小。同社は17日12時、26.3期上期(4-9月)の連結純利益は速報値で12.9億円(前年同期比23.5%増)だったと発表した。
ファンドラップや投資信託の残高が順調に積み上がり、ストック型ビジネスモデルへの転換が着実に進み、いわゆる安定収益である受益証券のその他の受入手数料が増加したことなどが寄与した。決算発表は30日の予定としている。
いちよし証券<8624.T>が後場下げ幅縮小。同社は17日12時、26.3期上期(4-9月)の連結純利益は速報値で12.9億円(前年同期比23.5%増)だったと発表した。
ファンドラップや投資信託の残高が順調に積み上がり、ストック型ビジネスモデルへの転換が着実に進み、いわゆる安定収益である受益証券のその他の受入手数料が増加したことなどが寄与した。決算発表は30日の予定としている。
★12:38 キーエンス-MSMUFGが目標株価引き下げ ポジティブカタリストを期待できるか
キーエンス<6861.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、市場期待が切り下がる中、ポジティブカタリストを期待できるか注目。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を67000円→62000円に引き下げた。
MSMUFGでは、相互関税の影響を考慮して業績予想・目標株価を引き下げた。関税影響が一部残り、26.3期2Q収益性は前年比で若干低下すると予想している。一方、1Q実績を受け市場コンセンサスはすでに切り下がったため、2Q決算発表に向けてのダウンサイドリスクは限定的とした。
キーエンス<6861.T>がもみ合い。モルガン・スタンレーMUFG証券では、市場期待が切り下がる中、ポジティブカタリストを期待できるか注目。投資判断は「Equal-weight」を継続し、目標株価を67000円→62000円に引き下げた。
MSMUFGでは、相互関税の影響を考慮して業績予想・目標株価を引き下げた。関税影響が一部残り、26.3期2Q収益性は前年比で若干低下すると予想している。一方、1Q実績を受け市場コンセンサスはすでに切り下がったため、2Q決算発表に向けてのダウンサイドリスクは限定的とした。
★12:42 積水化学工業-底堅い 経営管理基盤を富士通・SAPジャパンとともに全面刷新
積水化学工業<4204.T>が底堅い。同社は17日、富士通<6702.T>、SAPジャパン(東京都千代田区)と、同社のデータドリブンを用いた迅速な経営判断による経営の高度化をめざし、新基幹システムとして「SAP S/4HANA Cloud」を導入して全面刷新するモダナイゼーションプロジェクトを推進しており、第一弾として会計領域のシステムの運用を2025年4月に開始したと発表した。
今後、同社の国内外約100社のグループ会社に順次「SAP S/4HANA Cloud」を導入する。これにより、同社は、グループ会社およびグローバルで統一した経営管理およびデータの一元管理を実現するとともに、会計領域のほか、販売管理や購買管理なども含めて基盤を統一していくとした。
積水化学工業<4204.T>が底堅い。同社は17日、富士通<6702.T>、SAPジャパン(東京都千代田区)と、同社のデータドリブンを用いた迅速な経営判断による経営の高度化をめざし、新基幹システムとして「SAP S/4HANA Cloud」を導入して全面刷新するモダナイゼーションプロジェクトを推進しており、第一弾として会計領域のシステムの運用を2025年4月に開始したと発表した。
今後、同社の国内外約100社のグループ会社に順次「SAP S/4HANA Cloud」を導入する。これにより、同社は、グループ会社およびグローバルで統一した経営管理およびデータの一元管理を実現するとともに、会計領域のほか、販売管理や購買管理なども含めて基盤を統一していくとした。
★12:49 楽天銀行-野村が新規「Neutral」 成長戦略の次なる一手を見極めたい
楽天銀行<5838.T>が3日ぶり反落。野村証券では、成長戦略の次なる一手を見極めたいと指摘。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価8000円でカバレッジを開始した。
同社株は過去1年で2倍以上に急伸。野村では、金利上昇効果が市場想定以上に発現し利益成長が進んだことが背景とみている。足元、株価の急騰がひと段落し、今後金利上昇効果を遅効的に取り込む他行(地銀・大手行)との利益成長率格差が縮まる局面に差し掛かりつつある。日銀の金融政策は依然重要だが、中長期的には新たな打ち手を見極める段階に入ってきたと指摘している。
楽天銀行<5838.T>が3日ぶり反落。野村証券では、成長戦略の次なる一手を見極めたいと指摘。投資判断は新規に「Neutral」とし、目標株価8000円でカバレッジを開始した。
同社株は過去1年で2倍以上に急伸。野村では、金利上昇効果が市場想定以上に発現し利益成長が進んだことが背景とみている。足元、株価の急騰がひと段落し、今後金利上昇効果を遅効的に取り込む他行(地銀・大手行)との利益成長率格差が縮まる局面に差し掛かりつつある。日銀の金融政策は依然重要だが、中長期的には新たな打ち手を見極める段階に入ってきたと指摘している。
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